コンテンツにスキップ

相模大塚駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相模大塚駅
南口(2021年6月)
さがみおおつか
Sagami-ōtsuka
SO14 大和 (1.9 km)
(1.2 km) さがみ野 SO16
地図
所在地 神奈川県大和市桜森三丁目1番1号
北緯35度28分14秒 東経139度26分27秒 / 北緯35.47056度 東経139.44083度 / 35.47056; 139.44083座標: 北緯35度28分14秒 東経139度26分27秒 / 北緯35.47056度 東経139.44083度 / 35.47056; 139.44083
駅番号 SO15
所属事業者 相模鉄道
所属路線 相鉄本線
キロ程 19.3 km(横浜起点)
電報略号 ツカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[相鉄 1]14,151人/日
-2023年-
開業年月日 1926年大正15年)5月12日
備考 終日有人駅
テンプレートを表示

相模大塚駅(さがみおおつかえき)は、神奈川県大和市桜森三丁目にある、相模鉄道相鉄本線である。駅番号SO15

歴史

[編集]
神中鉄道相模大塚駅(1927年頃)

駅名の由来

[編集]

駅名は、開業時の所在地付近にあったとされる「相模大塚古墳」に由来している[3]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。駅舎北側に電留線(留置線)を備えるとともに、大和側の東名高速道路を渡った先に事業用車用のホームを備えている。

電留線は、ホーム側より3 - 11番線となっており、全て10両編成に対応している。

2023年3月18日時点では、日中時間帯は最大平日4本(東急車8両編成<目黒線所属>およびJR東日本車10両編成の2本ずつ)・土休日6本(東急車8両編成<目黒線所属>4本、JR東日本車10両編成2本)が停泊されている。深夜滞泊は10両編成6本と8両編成3本が設定されており、そのうち1本は東急車8両編成(目黒線所属)である。この駅発着列車はすべて回送であり、またその回送は、すべてかしわ台または海老名始終着である。なお、深夜停泊の関係上、かしわ台および厚木操車場から当留置線で海老名へ折り返す回送(逆もあり)が平日3本、土休日2本設定されている。なお、1970年代後半頃までは、本駅を発着する営業列車も設定されていたが、現在営業列車はかしわ台駅および大和駅での折り返しに変更されている。

電留線では2014年平成26年)以降、相模鉄道のマスコットキャラクターそうにゃん」の誕生日である3月10日前後の日曜日に「そうにゃんバースデーフェスタin相模大塚」が毎年開催され、新旧そうにゃんトレインの撮影や相鉄グッズの販売、そうにゃんとの撮影会などのイベントが行われる。また、これまでに「さよなら赤帯旧塗装撮影会 in 相模大塚」や「相鉄オリジナル鉄道コレクション 新7000系(新塗装)先行発売会 & 新7000系(新塗装)車両撮影会」、「9000系リニューアル車両デビュー記念撮影会 in 相模大塚」、20000系の「新型車両デビュー記念撮影会 in 相模大塚」といったイベントも開催されている。

かつては、さがみ野側に米軍厚木航空施設への引き込み線が設置され、同基地へのタンク車航空燃料)連結貨物列車用に使われていた。

2008年(平成20年)春頃にホームと改札コンコースを連絡するエレベーターおよびエスカレーター、改札外コンコースと駅前広場を連絡するエレベーターが設置され、同時に案内サインも更新された。また2012年(平成24年)に待合室を設置し、2017年(平成29年)には行先案内表示器が設置された。2021年令和3年)には米軍厚木基地への引き込み線のほとんどが撤去された。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先[4]
1 SO 相鉄本線 下り 海老名方面
2 上り 横浜湘南台二俣川のりかえ)羽沢横浜国大方面

利用状況

[編集]

2023年度の1日平均乗降人員14,151人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第22位。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1995年(平成07年) 7,367 [神奈川県統計 1]
1998年(平成10年) 7,208 [神奈川県統計 2]
1999年(平成11年) 13,661 6,633 [神奈川県統計 3]
2000年(平成12年) 6,346 [神奈川県統計 3]
2001年(平成13年) 6,377 [神奈川県統計 4]
2002年(平成14年) 6,351 [神奈川県統計 5]
2003年(平成15年) 13,010 6,361 [神奈川県統計 6]
2004年(平成16年) 13,376 6,576 [神奈川県統計 7]
2005年(平成17年) 13,685 6,793 [神奈川県統計 8]
2006年(平成18年) 13,736 6,844 [神奈川県統計 9]
2007年(平成19年) 13,998 6,990 [神奈川県統計 10]
2008年(平成20年) 14,093 7,053 [神奈川県統計 11]
2009年(平成21年) 13,371 6,698 [神奈川県統計 12]
2010年(平成22年) 13,028 6,528 [神奈川県統計 13]
2011年(平成23年) 13,183 6,623 [神奈川県統計 14]
2012年(平成24年) 13,466 6,759 [神奈川県統計 15]
2013年(平成25年) 13,655 6,855 [神奈川県統計 16]
2014年(平成26年) 13,345 6,713 [神奈川県統計 17]
2015年(平成27年) 13,441 6,752 [神奈川県統計 18]
2016年(平成28年) 13,500 6,799 [神奈川県統計 19]
2017年(平成29年) 13,748 6,926 [神奈川県統計 20]
2018年(平成30年) [相鉄 2]14,051 7,053 [神奈川県統計 21]
2019年(令和元年) [相鉄 3]14,284 7,193 [神奈川県統計 22]
2020年(令和02年) [相鉄 4]11,421 5,730 [神奈川県統計 23]
2021年(令和03年) [相鉄 5]12,223 6,129 [神奈川県統計 24]
2022年(令和04年) [相鉄 6]13,230 6,649 [神奈川県統計 25]
2023年(令和05年) [相鉄 1]14,151

駅周辺

[編集]

バス路線

[編集]
北口バスロータリー(2021年6月)
北口(相模大塚駅北口)
南口(相模大塚駅南口)
  • 相鉄バス
    • <綾52> 飛行場正門経由 海老名駅
    • <綾72> 飛行場正門行
    • <綾72> 飛行場正門経由 綾瀬車庫行 / 大和駅行 ※ 一日1 - 3本のみ
南口(相模大塚駅)

隣の駅

[編集]
相模鉄道
SO 相鉄本線
特急
通過
通勤急行(平日上りのみ運転)・快速・各駅停車
大和駅 (SO14) - 相模大塚駅 (SO15) - さがみ野駅 (SO16)

脚注

[編集]
  1. ^ 「17日から営業開始」『交通新聞』交通協力会、1975年8月10日、1面。
  2. ^ 相模大塚駅のホームドアの運用を開始します”. 相模鉄道 (2022年1月4日). 2022年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月9日閲覧。
  3. ^ 浜田弘明『相鉄沿線の不思議と謎(じっぴコンパクト新書)』(実業之日本社 2017年1月20日)
  4. ^ 相模大塚 駅構内マップ”. 相模鉄道. 2023年6月5日閲覧。
相模鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 相鉄グループ要覧2024-2025 (PDF) (Report). p. 69. 2024年8月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2024年8月3日閲覧
  2. ^ 相鉄グループ要覧2019-2020 (PDF) (Report). p. 16. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  3. ^ 相鉄グループ要覧2020-2021 (PDF) (Report). p. 17. 2020年9月27日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  4. ^ 相鉄グループ要覧2021-2022 (PDF) (Report). p. 19. 2021年12月1日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  5. ^ 相鉄グループ要覧2022-2023 (PDF) (Report). p. 18. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  6. ^ 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
相模鉄道の統計データ
  1. ^ 統計概要 - 大和市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 26ページ
  2. ^ 平成12年 - 225ページ
  3. ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
  4. ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
  5. ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
  6. ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
  7. ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
  8. ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
  9. ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
  10. ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
  11. ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
  12. ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
  13. ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
  14. ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
  15. ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
  16. ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
  17. ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
  18. ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
  19. ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ
  20. ^ 平成30年 (PDF) - 225ページ
  21. ^ 令和元年 (PDF) - 225ページ
  22. ^ 令和2年 (PDF) - 225ページ
  23. ^ 令和3年 (PDF) - 217ページ
  24. ^ 令和4年 (PDF) - 221ページ
  25. ^ 令和5年 (PDF) - 201ページ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]