相模大塚駅
相模大塚駅 | |
---|---|
南口(2021年6月) | |
さがみおおつか Sagami-ōtsuka | |
◄SO14 大和 (1.9 km) (1.2 km) さがみ野 SO16► | |
所在地 | 神奈川県大和市桜森三丁目1番1号 |
駅番号 | SO15 |
所属事業者 | 相模鉄道 |
所属路線 | ■相鉄本線 |
キロ程 | 19.3 km(横浜起点) |
電報略号 | ツカ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[相鉄 1]14,151人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)5月12日 |
備考 | 終日有人駅 |
相模大塚駅(さがみおおつかえき)は、神奈川県大和市桜森三丁目にある、相模鉄道相鉄本線の駅である。駅番号はSO15。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)5月12日:旧・神中鉄道の駅として現在のさがみ野駅付近に開業。
- 1943年(昭和18年)頃:現在地より50メートル海老名方の位置に移転。
- 1975年(昭和50年)8月17日:現在地に移転して橋上駅舎化[1]。
- 1998年(平成10年)12月16日:回送列車の3000系 (2代)が留置線でポイント事故を起こす(修復不可能と判断されたため、翌1999年に廃車)。
- 2022年(令和4年)1月16日:ホームドアの使用を開始[2]。
駅名の由来
[編集]駅名は、開業時の所在地付近にあったとされる「相模大塚古墳」に由来している[3]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。駅舎北側に電留線(留置線)を備えるとともに、大和側の東名高速道路を渡った先に事業用車用のホームを備えている。
電留線は、ホーム側より3 - 11番線となっており、全て10両編成に対応している。
2023年3月18日時点では、日中時間帯は最大平日4本(東急車8両編成<目黒線所属>およびJR東日本車10両編成の2本ずつ)・土休日6本(東急車8両編成<目黒線所属>4本、JR東日本車10両編成2本)が停泊されている。深夜滞泊は10両編成6本と8両編成3本が設定されており、そのうち1本は東急車8両編成(目黒線所属)である。この駅発着列車はすべて回送であり、またその回送は、すべてかしわ台または海老名始終着である。なお、深夜停泊の関係上、かしわ台および厚木操車場から当留置線で海老名へ折り返す回送(逆もあり)が平日3本、土休日2本設定されている。なお、1970年代後半頃までは、本駅を発着する営業列車も設定されていたが、現在営業列車はかしわ台駅および大和駅での折り返しに変更されている。
電留線では2014年(平成26年)以降、相模鉄道のマスコットキャラクター「そうにゃん」の誕生日である3月10日前後の日曜日に「そうにゃんバースデーフェスタin相模大塚」が毎年開催され、新旧そうにゃんトレインの撮影や相鉄グッズの販売、そうにゃんとの撮影会などのイベントが行われる。また、これまでに「さよなら赤帯旧塗装撮影会 in 相模大塚」や「相鉄オリジナル鉄道コレクション 新7000系(新塗装)先行発売会 & 新7000系(新塗装)車両撮影会」、「9000系リニューアル車両デビュー記念撮影会 in 相模大塚」、20000系の「新型車両デビュー記念撮影会 in 相模大塚」といったイベントも開催されている。
かつては、さがみ野側に米軍厚木航空施設への引き込み線が設置され、同基地へのタンク車(航空燃料)連結貨物列車用に使われていた。
2008年(平成20年)春頃にホームと改札内コンコースを連絡するエレベーターおよびエスカレーター、改札外コンコースと駅前広場を連絡するエレベーターが設置され、同時に案内サインも更新された。また2012年(平成24年)に待合室を設置し、2017年(平成29年)には行先案内表示器が設置された。2021年(令和3年)には米軍厚木基地への引き込み線のほとんどが撤去された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[4] |
---|---|---|---|
1 | 相鉄本線 | 下り | 海老名方面 |
2 | 上り | 横浜・湘南台(二俣川のりかえ)・羽沢横浜国大方面 |
-
改札口(2021年6月)
-
ホーム(2021年6月)
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は14,151人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第22位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)7,367 | [神奈川県統計 1] | |
1998年(平成10年) | 7,208 | [神奈川県統計 2] | |
1999年(平成11年) | 13,661 | 6,633 | [神奈川県統計 3] |
2000年(平成12年) | 6,346 | [神奈川県統計 3] | |
2001年(平成13年) | 6,377 | [神奈川県統計 4] | |
2002年(平成14年) | 6,351 | [神奈川県統計 5] | |
2003年(平成15年) | 13,010 | 6,361 | [神奈川県統計 6] |
2004年(平成16年) | 13,376 | 6,576 | [神奈川県統計 7] |
2005年(平成17年) | 13,685 | 6,793 | [神奈川県統計 8] |
2006年(平成18年) | 13,736 | 6,844 | [神奈川県統計 9] |
2007年(平成19年) | 13,998 | 6,990 | [神奈川県統計 10] |
2008年(平成20年) | 14,093 | 7,053 | [神奈川県統計 11] |
2009年(平成21年) | 13,371 | 6,698 | [神奈川県統計 12] |
2010年(平成22年) | 13,028 | 6,528 | [神奈川県統計 13] |
2011年(平成23年) | 13,183 | 6,623 | [神奈川県統計 14] |
2012年(平成24年) | 13,466 | 6,759 | [神奈川県統計 15] |
2013年(平成25年) | 13,655 | 6,855 | [神奈川県統計 16] |
2014年(平成26年) | 13,345 | 6,713 | [神奈川県統計 17] |
2015年(平成27年) | 13,441 | 6,752 | [神奈川県統計 18] |
2016年(平成28年) | 13,500 | 6,799 | [神奈川県統計 19] |
2017年(平成29年) | 13,748 | 6,926 | [神奈川県統計 20] |
2018年(平成30年) | [相鉄 2]14,051 | 7,053 | [神奈川県統計 21] |
2019年(令和元年) | [相鉄 3]14,284 | 7,193 | [神奈川県統計 22] |
2020年(令和 | 2年)[相鉄 4]11,421 | 5,730 | [神奈川県統計 23] |
2021年(令和 | 3年)[相鉄 5]12,223 | 6,129 | [神奈川県統計 24] |
2022年(令和 | 4年)[相鉄 6]13,230 | 6,649 | [神奈川県統計 25] |
2023年(令和 | 5年)[相鉄 1]14,151 |
駅周辺
[編集]- 国道246号
- 厚木海軍飛行場(海上自衛隊厚木航空基地・アメリカ海軍厚木航空施設)
- 東名高速道路
- 相模大塚駅前郵便局
- 大和警察署相模大塚駅前交番
- いなげや大和相模大塚駅前店
- オリンピック相模大塚店
- 泉の森・郷土民家園
- 桜森稲荷神社
- 大和青果地方卸売市場
- 城南信用金庫相模大塚支店
- 銀座コージーコーナー相模工場
バス路線
[編集]- 北口(相模大塚駅北口)
- 南口(相模大塚駅南口)
- 南口(相模大塚駅)
- 綾瀬市コミュニティバス「かわせみ」(神奈川中央交通)
- <2号車> 北の台小学校経由 綾瀬市役所行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 「17日から営業開始」『交通新聞』交通協力会、1975年8月10日、1面。
- ^ “相模大塚駅のホームドアの運用を開始します”. 相模鉄道 (2022年1月4日). 2022年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月9日閲覧。
- ^ 浜田弘明『相鉄沿線の不思議と謎(じっぴコンパクト新書)』(実業之日本社 2017年1月20日)
- ^ “相模大塚 駅構内マップ”. 相模鉄道. 2023年6月5日閲覧。
- 相模鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c 相鉄グループ要覧2024-2025 (PDF) (Report). p. 69. 2024年8月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2019-2020 (PDF) (Report). p. 16. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2020-2021 (PDF) (Report). p. 17. 2020年9月27日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2021-2022 (PDF) (Report). p. 19. 2021年12月1日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2022-2023 (PDF) (Report). p. 18. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- ^ 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧。
- 相模鉄道の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 26ページ
- ^ 平成12年 - 225ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 225ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 225ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 225ページ
- ^ 令和3年 (PDF) - 217ページ
- ^ 令和4年 (PDF) - 221ページ
- ^ 令和5年 (PDF) - 201ページ