百道2号緑道
百道2号緑道 Momochi 2nd Pedestrian Path | |
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百道浜2788号線(サザエさん通り)の東側 | |
分類 | 緑道(都市公園[1][2][3]) |
所在地 | |
座標 | 北緯33度35分27.2秒 東経130度21分10.6秒 / 北緯33.590889度 東経130.352944度座標: 北緯33度35分27.2秒 東経130度21分10.6秒 / 北緯33.590889度 東経130.352944度 |
面積 | 8,707m2[4] |
前身 | 博多港(博多湾) |
開園 | 1987年(昭和62年)[4] |
運営者 | 福岡市 |
設備・遊具 | 植樹帯、歩行者路 |
百道2号緑道(ももちにごうりょくどう)は 福岡県福岡市早良区百道浜一丁目及び三丁目にある福岡市が管理する緑道。百道浜と地行浜とを合わせたシーサイドももちは、中央区地行及び早良区百道の地先の博多港(博多湾)において、1981年10月に埋立免許を得て実施された公有水面の埋立整備事業に伴い、その前面に埋立地として新たに出現した土地であり、インフラストラクチャーの整備や土地利用が計画的に実施されたため、都市公園としての緑道[5]についても、百道1号緑道などと合わせて計画当初から歩行者動線ネットワークを形成するように配置されている。
法的な位置付け
[編集]百道2号緑道は、都市計画法に基づく緑地[注釈 1]として、福岡市により都市計画の決定が行われ[6]、都市公園法に基づく緑地[注釈 2]として1987年(昭和62年)に開園した。同法においてこの緑道は、災害時における避難路の確保、都市生活の安全性及び快適性の確保等を図ることを目的として、近隣住区等を連絡するように設けられる植樹帯及び歩行者路又は自転車路を主体とする緑地で、10から20メートルの幅員を標準として、各施設等を相互に結ぶよう配置することとされている。
区域、規模等
[編集]百道2号緑道は、車道である福岡市道2785号線、2787号線及び2788号線[注釈 3](幹線二級市町村道[7])によって、西より順に、百道浜一丁目902番10及び901番47並びに百道浜三丁目901番48及び901番22の4区間に分断されているが、これらの道路が幹線道路ではない区画道路であり、この周辺の街区について車両の最高速度が時速30キロメートルに規制される「ゾーン30」[8][9]が定められていることもあって、緑道の安全性、連続性、一体性などが保たれている。
また、百道2号緑道の東端が、福岡市道西新通線(幹線二級市町村道)及び樋井川を跨いで、地行中央公園[注釈 4]に繋がる「ふれあい橋」と一体化しており、この橋梁が2層構造の歩行者専用橋として造られることにより、歩車分離が図られている。
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地行百道線より東の眺望
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山王病院附近より東の眺望
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パーゴラ
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「ふれあい橋」への傾斜路
設備
[編集]緑道内の設備は次の通り[10]。
接続、近接する主な施設
[編集]交通
[編集]主な公共交通機関としては、福岡市交通局が運営する地下鉄の福岡市地下鉄空港線が地区の南方に通っており、次の駅がある。
また、バスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが近くを運行しており、周辺に停留所が多い[11]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 都市計画法 - e-Gov法令検索第4条第5項及び第11条第1項第2号の緑地
- ^ 都市公園法 - e-Gov法令検索第2条第1項第1号の緑地
- ^ 通称:「サザエさん通り」の一部、路面が石畳で、百道1号緑道等との間にはボラードが並ぶ。
- ^ 所在地:地行浜一丁目9番北緯33度35分37.5秒 東経130度21分39.14秒 / 北緯33.593750度 東経130.3608722度、公園種別:近隣公園、面積:22,810m2、開園年度:1994[4]
- ^ ニジンスキーはロシア帝国出身のバレエダンサー:ヴァーツラフ・ニジンスキー。彫刻は2体で構成され、所在地は「ふれあい橋」の両端、百道浜一丁目北緯33度35分32.8秒 東経130度21分29.6秒 / 北緯33.592444度 東経130.358222度と地行浜一丁目北緯33度35分34.2秒 東経130度21分33.2秒 / 北緯33.592833度 東経130.359222度。
- ^ 所在地:百道浜一丁目6番9号北緯33度35分31.4秒 東経130度21分23.7秒 / 北緯33.592056度 東経130.356583度
- ^ 所在地:百道浜一丁目4番1号北緯33度35分28.6秒 東経130度21分21.8秒 / 北緯33.591278度 東経130.356056度
- ^ 所在地:814-0001百道浜一丁目4番北緯33度35分28秒 東経130度21分19.9秒 / 北緯33.59111度 東経130.355528度、公園種別:街区公園、面積:2,500m2、開園年度:1990[4]
- ^ 百道浜一丁目に所在し百道2号緑道の北側で繋がる。複数の集合住宅、オフィスビル等の建築物を2階部分で繋ぐ人工地盤(ペデストリアンデッキ)に設けられた広場であり、彫刻作品等も設置されている。一体化している建築物は、都市再生機構(UR)の「シーサイドももちセンターステージ」1号棟から3号棟まで、福岡銀行シーサイドセンター、NCBシーサイドビル、Mタワー、シーサイドホテルツインズももちである。
- ^ 所在地:百道浜三丁目6番40号北緯33度35分28.28秒 東経130度20分56.79秒 / 北緯33.5911889度 東経130.3491083度
- ^ 所在地:百道浜三丁目4番北緯33度35分23.29秒 東経130度20分58.52秒 / 北緯33.5898028度 東経130.3495889度、公園種別:街区公園、面積:2,563m2、開園年度:1993[4]
- ^ 所在地:百道浜三丁目2番北緯33度35分18.2秒 東経130度21分2.6秒 / 北緯33.588389度 東経130.350722度、公園種別:地区公園、面積:40,013m2、開園年度:1988[4]
- ^ 所在地:百道浜三丁目6番24号北緯33度35分26.0秒 東経130度20分55.2秒 / 北緯33.590556度 東経130.348667度
- ^ 所在地:百道浜三丁目6番26号北緯33度35分26.62秒 東経130度20分54.63秒 / 北緯33.5907278度 東経130.3485083度、公民館の隣
- ^ 所在地:814-0001百道浜四丁目13北緯33度35分25.2秒 東経130度20分52.7秒 / 北緯33.590333度 東経130.347972度、公園種別:都市緑地、面積:232m2、開園年度:1989[4]
- ^ 所在地:百道浜四丁目14番2号北緯33度35分26.6秒 東経130度20分53秒 / 北緯33.590722度 東経130.34806度
出典
[編集]- ^ 国土交通省. “公園とみどり/都市公園の種類/国土交通省”. 2023年7月16日閲覧。→
- ^ 福岡市住宅都市局公園部・一人一花推進部. “公園種別について紹介”. 2023年7月16日閲覧。→都市公園法に基づく本市における都市公園の種類
- ^ CKAN(自治体オープンデータ). “福岡市都市公園一覧(平成30年度現在)”. 2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g 公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会. “公園等検索/公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会”. 2023年7月16日閲覧。→検索
- ^ 福岡市住宅都市局公園部・一人一花推進部. “公園種別について紹介”. 2022年12月29日閲覧。→検索
- ^ 福岡市住宅都市局都市計画部都市計画課. “都市計画決定内容一覧(令和5年3月23日決定告示分まで)”. 2023年7月16日閲覧。→都市施設→緑地→百道2号緑道:0.87ヘクタール
- ^ 福岡市道路下水道局管理部路政課. “福岡市路線情報提供システム”. 2023年7月19日閲覧。→利用条件に同意→検索等
- ^ 警察庁. “「ゾーン30、ゾーン30プラス」について”. 2023年7月16日閲覧。→「ゾーン30、ゾーン30プラス」について→生活道路におけるゾーン対策「ゾーン30」「ゾーン30プラス」の概要(PDF)
- ^ 福岡県警察本部. “ふくおか交通情報マップ”. 2023年7月16日閲覧。→ゾーン30プラス等整備地区→検索等
- ^ 福岡市財政局財産有効活用部財産活用課公有財産係. “固定資産台帳の公表”. 2023年7月16日閲覧。→固定資産台帳データの「固定資産台帳(令和3年度末時点)」※Excel形式→工作物台帳
- ^ 西日本鉄道株式会社(NISHI-NIPPON RAILROAD CO., LTD.). “西鉄バス路線図”. 2023年7月19日閲覧。→「西区・早良区版」