田子勝彌
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田子 勝彌(たご かつや、1877年(明治10年)5月26日 - 1943年(昭和18年)12月23日)[1] は、日本の動物学者。
福島県三阪村に生まれる。東京帝国大学の学生時代からサンショウウオを研究していた[2]。 内務省時代に史蹟名勝天然記念物調査の考査員を務めた[1]。
著書
[編集]- 田子勝弥、伊藤熊太郎『日本魚介図譜』芸艸堂、1929年。 NCID BA6712202X。
- 田子勝彌『蠑螈と山椒魚』芸艸堂、1931年。 NCID BN05706012。
- 田子勝彌『小動物學』金原書店、1932年。 NCID BN14530052。
- 田子勝彌『小動物學 第2版』金原商店、1933年。 NCID BN14522327。
- 動物解剖白圖
論文
[編集]関連人物
[編集]記載した種など
[編集]- Hynobius tokyoensis Tago, 1931 トウキョウサンショウウオ
- Hynobius dunni Tago, 1931 オオイタサンショウウオ
献名された種など
[編集]- Oligobdella tagoi (Oka, 1925) タゴビル
- Rana tagoi Okada, 1928 タゴガエル
- Teuthowenia tagoi Sasaki, 1929 サメハダホウズキイカ科の1種
- Loligo tagoi Sasaki, 1929 タゴジンドウイカ この学名はウイジンドウイカ Loliolus (Nipponololigo) uyii (Wakiya & Ishikawa, 1921)の新参異名とされる。
脚注・文献
[編集]- ^ a b 高島春雄. 田子勝彌教授の訃. 動物学雑誌 56(1・2・3), 74-75, 1944.[1]
- ^ 山内健生 (2018) 両生類・爬虫類研究者史 田子勝彌が前田曙山へ送った絵葉書. Caudata, 2: 74-75.