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片山 三郎(かたやま さぶろう、1879年(明治12年)6月9日 - 没年不詳)は、台湾総督府官僚。大日本水産会理事。
京都府出身。1901年(明治34年)、東京専門学校(現在の早稲田大学)を卒業し、同年に判事検事登用試験に合格。司法官試補、大阪区裁判所検事、大阪地方裁判所検事を務めた。1907年(明治40年)、山林事務官に転じ、高知大林区署長、水産講習所教授、農商務書記官・事務官、水産局魚政課長、台湾総督府殖産局長、台南州知事、台北州知事を歴任した。
1931年(昭和6年)に退官し、弁護士・弁理士を開業した。その他、大日本水産会理事、共立水産工業株式会社取締役、帝国水産会顧問、林兼商店(のち大洋捕鯨株式会社、現在のマルハニチロ)顧問などを務めた。
- 早稲田大学紳士録刊行会編『早稲田大学紳士録』早稲田大学紳士録刊行会、1939年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版(下)』人事興信所、1943年。
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五州三庁時代 |
- 枝徳二1920.9.1-1921.10.8
- 吉岡荒造1921.10.8-1923.12.8
- 松井栄尭1923.12.8-1924.12.23
- 喜多孝治1924.12.23-1927.7.27
- 片山三郎1927.7.27-1929.4.20
- 永山止米郎1929.4.20-1930.5.23
- 名尾良辰1930.5.23-1931.5.8
- 横光吉規1931.5.8-1932.3.15
- 今川淵1932.3.15-1936.2.26
- 藤田傊治郎1936.2.26-1936.10.16
- 川村直岡1936.10.16-1939.12.27
- 石井龍猪1939.12.27-1940.5.25
- 一番ヶ瀬佳雄1940.5.25-1942.7.3
- 宮木広大1942.7.3-1943.3.29
- 宮尾五郎1943.3.29-1945.10.25
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カテゴリ |
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五州三庁時代 |
- 相賀照郷1920.9.1-1921.9.17
- 高田富蔵1921.9.17-1924.12.23
- 吉岡荒造1924.12.23-1927.7.27
- 三浦碌郎1927.7.27-1928.7.21
- 高橋親吉1928.7.21-1929.4.20
- 片山三郎1929.4.20-1931.5.8
- 宇賀四郎1931.5.8-1931.9.12
- 平山泰1931.9.12-1932.3.15
- 中瀬拙夫1932.3.15-1933.8.4
- 野口敏治1933.8.4-1936.2.26
- 今川淵1936.2.26-1936.10.16
- 藤田傊治郎1936.10.16-1939.1.28
- 戸水昇1939.1.28-1939.12.28
- 川村直岡1939.12.28-1941.5.14
- 三輪幸助1941.5.14-1942.7.3
- 梁井淳二1942.7.3-1943.11.13
- 坂口主税1943.11.13-1944.3.20
- 西村高兄1944.3.20-1945.5.23
- 高橋衛1945.5.23-1945.10.25
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