熊澤泰禅
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熊澤 泰禅(くまざわ たいぜん、1873年5月1日 - 1968年1月7日)は、日本の仏教学者、僧侶。曹洞宗大学林(現駒澤大学)教授。曹洞宗總持寺独住16世貫首、永平寺73世貫首。道号は祖学。諡号は大光円心禅師。
来歴
[編集]明治6年愛知県丹羽郡丹陽村(現一宮市)生まれ。1880年郷里の文殊院石原泰豊師について出家、1886年滋賀県慈眼院諏訪周禅師につき得度、1891年同師より嗣法。1892年永平寺に転じる。1901年曹洞宗大学林(現駒澤大学)卒業。1902年宗門内地留学生となり、京都浄土宗専門学院(現学校法人佛教教育学園)に入り、唯識学を研究した。1905年師席を継ぎ慈眼院住職、1908年母校の曹洞宗大学林教授に就任。1911年敦賀市松島町の永建寺住職となり、禅林専門僧堂を開いて子弟を養成。1926年永平寺副監院、後堂を経て同寺監院。1943年總持寺西堂に就き、1944年貫首、ついで永平寺貫首を25年間務め、現代の清僧と呼ばれた。著書に「参同契宝鏡三眛提唱」「禅戒直指講述」「正法眼蔵讃偈」などがある。
出典
[編集]- ^ kotobank. “熊沢泰禅(日本人名大辞典)”. 2020年3月7日閲覧。
- ^ kotobank. “熊沢泰禅(20世紀日本人名事典)”. 2020年3月7日閲覧。
外部リンク
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