瀬戸市立本山中学校
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瀬戸市立本山中学校 | |
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北緯35度13分35.5秒 東経137度5分33.8秒 / 北緯35.226528度 東経137.092722度座標: 北緯35度13分35.5秒 東経137度5分33.8秒 / 北緯35.226528度 東経137.092722度 | |
過去の名称 | 瀬戸市立第四中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 瀬戸市 |
校訓 | 心を磨き、体を鍛え、自ら学ぶ[1] |
設立年月日 | 1951年4月1日[2] |
閉校年月日 | 2020年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学期 | 3学期制 |
所在地 | 〒489-0054 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
瀬戸市立本山中学校(せとしりつ もとやまちゅうがっこう)は、かつて愛知県瀬戸市道泉町にあった公立中学校。
概要
[編集]瀬戸市の中心部にあり、地場産業である陶磁器の製造・販売に従事している保護者が多い[3]。近年、中心街の人口の減少と少子高齢化のため、生徒数が減少し、2017年度(平成29年度)の学級数は、1年生と3年生が1学級、2年生が2学級、特別支援学級が1学級の計5学級となり、市内でもっとも小規模の中学校であった[2]。毎年4月に世代を超えた同窓会対抗ソフトボール大会が開催されていた[2]。
生徒数
[編集]2019年(令和元年)5月1日現在の生徒数は、以下の通りであった[4]。
学年 | 1年 | 2年 | 3年 | 男 | 女 | 合計 | クラス数 |
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人数 | 3 | 0 | 15 | 10 | 8 | 18 | 2 |
教職員数
[編集]2019年(令和元年)5月1日現在の教職員数は、以下の通りであった[4]。
教 員 | 事 務 | 用務員 | |||
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男 | 女 | 合計 | |||
人数 | 7 | 6 | 13 | 1 | 1 |
歴史
[編集]年表
[編集]- 1951年(昭和26年)4月1日 - 瀬戸市立第四中学校として開校[2]。深川・陶原両小学校を借用して分散授業を行う[5]
- 1951年(昭和26年)6月 - 瀬戸市立本山中学校に改称[5]。当時の住所は瀬戸市西印所町57[6]。
- 1958年(昭和33年)12月 - 県指定の数学教育研究発表会を行う[6]。
- 1964・65年(昭和39・40年) - 県指定の生徒指導研究発表会を行う[6]。
- 1965年(昭和40年)7月 - 校内の窯場を鉄骨に改築[6]。
- 1966年(昭和41年)11月 - 運動部室を建てる[6]。
- 1976年(昭和51年) - 窯場にガス窯を導入[7]。
- 1978年(昭和53年)5月 - 現在地に移転・改築[1]。鉄筋コンクリート4階建てと平屋建て校舎、2階建て管理棟と窯業室、金工室等の付属施設を要する[7]。
- 1979年(昭和54年)11月 - 体育館完成[1]。
- 1979〜82年(昭和54年〜57年) - 県・市の社会福祉協議会より福祉教育推進の指定を受ける[1]。
- 1983・84年(昭和58・59年) - 生徒指導推進事業の指定を受ける[1]。
- 1986年(昭和61年) - 青少年赤十字に加盟する[1]。
- 1987年(昭和62年)3月 - 柔剣道場完成[1]。
- 1987・88年(昭和62・63年) - 生徒指導推進事業の指定を受ける[8]。
- 1991・92年(平成3・4年) - 生徒指導推進事業の指定を受ける[8]。
- 1995・96年(平成7・8年) - 豊かな心を育てる活動推進の指定を受ける[8]。
- 2003年(平成15年) - オーストラリア・メルボルン郊外のロウビル・セカンダリ・カレッジと姉妹校となり、隔年で生徒・職員の代表が訪問し合うなど、交流活動をすすめる[9]。
- 2004・05年(平成16・17年) - 県・市教委より小中連携教育の指定を受ける[9]。
- 2014年(平成26年) - 本山中PTAが日本PTA全国協議会から表彰を受ける[2]。
- 2018年(平成30年) - 窯業クラブが瀬戸市教育委員会より教育感謝状を受ける[10]
- 2020年(令和2年)3月31日 - 瀬戸市の中心市街地の5校(瀬戸市立道泉小学校、瀬戸市立深川小学校、瀬戸市立古瀬戸小学校、瀬戸市立東明小学校、瀬戸市立祖母懐小学校)と2中学校(瀬戸市立本山中学校、瀬戸市立祖東中学校)を統合、義務教育学校の瀬戸市立にじの丘学園の開校により閉校。
生徒数の変遷
[編集]『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、生徒数の変遷は以下の通りである[2]。
1951年(昭和26年) | 728人 | |
1957年(昭和32年) | 803人 | |
1967年(昭和42年) | 630人 | |
1977年(昭和52年) | 541人 | |
1987年(昭和62年) | 411人 | |
1997年(平成9年) | 249人 | |
2007年(平成19年) | 162人 | |
2017年(平成29年) | 92人 |
学校行事
[編集]2019年度の学校行事(予定)は以下の通りであった[11]
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通学区域
[編集]この項の参考資料[12]
- 深川町、宮里町、湯之根町、西印所町、東印所町、泉町、宮脇町、新道町、刎田町、須原町、藤四郎町、前田町、杉塚町、薬師町、末広町1〜3丁目
- 西十三塚町、東十三塚町、下陣屋町、上陣屋町、東安戸町、安戸町、道泉町、西谷町、窯神町、背戸側町、仲切町、朝日町、栄町、陶本町1〜6丁目、山脇町、元町1〜3丁目、滝之湯町、京町1〜2丁目
学区内の主な施設
[編集]- 瀬戸市立道泉小学校
- 瀬戸市立深川小学校
- 瀬戸北保育園
- ひかり保育園
- 瀬戸市道泉地域交流センター
- 瀬戸市 深川公民館
- 招き猫ミュージアム
- せとっ子ファミリー交流館
- ノベルティ・こども創造館
- 深川神社
- 陶彦神社
- 窯神神社
- 窯神グラウンド
- 陶祖公園
- 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅
- 銀座通り商店街
- 末広町商店街
交通
[編集]- 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅より徒歩13分(950m)[注釈 2]
著名な卒業生
[編集]- 加藤主税 - 言語学者
- Asumi[13] - シンガーソングライター。2008年 名古屋ZIP-FM にて初めて作詞・作曲した「手紙」がグランプリを受賞[14]。
- 井澤愛巴[15] - 山形テレビアナウンサーで、現在はCCJ(キャスタークリエイトジャパン)所属のフリーアナウンサー[16]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 愛知県小中学校校長会 1988, p. 393.
- ^ a b c d e f 愛知県小中学校校長会 2018, p. 328.
- ^ 愛知県小中学校校長会 2008, p. 481.
- ^ a b “令和元年度版 瀬戸市の教育” (PDF). 瀬戸市 (2019年10月). 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b “本山中学校”. seto sity (2015年4月6日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e 愛知県小中学校校長会 1968, p. 289.
- ^ a b 愛知県小中学校校長会 1978, p. 332.
- ^ a b c 愛知県小中学校校長会 1998, p. 432.
- ^ a b 愛知県小中学校校長会 1998, p. 481.
- ^ “本山中学校の特色ある教育活動の紹介”. 深川神社 (2019年1月31日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “年間行事予定”. 瀬戸市立本山中学校. 2021年9月4日閲覧。
- ^ “本山中学校 学区”. IEZO.NET (2005年). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “5月29日 中間テスト2日目 Asumiさん来校”. 瀬戸市立本山中学校 (2019年5月29日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “Asumi - Official Web Site”. 2021年9月4日閲覧。
- ^ “11月10日 文化祭.・感謝祭 たくさん参加いただきありがとうございました”. 瀬戸市立本山中学校 (2019年11月10日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “井澤愛巴”. CCJ (2021年). 2021年9月22日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 『六三制教育二十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1968年。
- 『六三制教育三十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1978年。
- 『六三制教育四十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1988年。
- 『六三制教育五十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1998年。
- 『六三制教育六十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、2008年。
- 『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、2018年。