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沖縄県酒造組合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

沖縄県酒造組合(おきなわけんしゅぞうくみあい)は沖縄県那覇市にある酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律(酒造組合法)に基づく酒造組合。沖縄県内の全酒造所が加盟している[1]

沖縄県の泡盛酒造所が共同設立した沖縄県酒造協同組合とは別組織である(ただし事務所の所在地は同一である[2])。

概要

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2012年7月に沖縄県内6つの地域酒造組合が合併して単一組合として設立された[3]。前身となる組織は、1958年に組織された琉球酒造組合連合会で、1972年に沖縄県酒造組合連合会となり、2012年に沖縄県酒造組合に組織再編された[4][注釈 1]

公正競争規約を定めており、2015年8月1日からの「泡盛表示基準」で3年以上貯蔵した泡盛古酒を100%使わなければ「古酒」と表示できないことなどを定めた[5]

所在地

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  • 沖縄県那覇市港町2-8-9

構内に坂口謹一郎の「君知るや名酒泡盛」の石碑が建立されている[4]

注釈

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  1. ^ なお、沖縄県では第二次世界大戦前の1928年にも沖縄県酒造組合連合会が結成されていた[4]

脚注

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  1. ^ 酒造所生き残りをかけた挑戦 酒税軽減措置の段階的廃止(沖縄テレビ)2021年12月14日。
  2. ^ 組合案内(沖縄県酒造協同組合)2021年3月。
  3. ^ 会長に玉那覇有紹氏 県酒造組合(琉球新報)2013年5月31日。
  4. ^ a b c 安田正昭「沖縄のユニークな伝統発酵飲食品-泡盛と豆腐ようの歴史とサイエンス-」『生物試料分析』第39巻第5号、2016年。 
  5. ^ 「古酒」は貯蔵3年超で100% 県酒造組合、表示を厳格化(琉球新報)2013年5月31日。

外部リンク

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