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江村治樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江村 治樹
人物情報
生誕 (1947-06-14) 1947年6月14日
日本の旗 日本京都府舞鶴市
出身校 神戸大学名古屋大学
学問
研究分野 東洋史(中国古代史)
研究機関 名古屋大学龍谷大学
学位 文学博士
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江村 治樹(えむら はるき、1947年6月14日 - )は、日本の中国史学者、名古屋大学名誉教授。

経歴

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出生から修学期

1947年、京都府舞鶴市で生まれた。京都府立西舞鶴高等学校を卒業し、神戸大学文学部史学科に進学。東洋史学専攻で学び、1971年に卒業。名古屋大学大学院文学研究科史学地理学科(東洋史学専攻)に進み、1975年に博士課程を中退。

中国史研究者として

中退後、京都大学人文科学研究所助手に採用され、東洋考古学の研究に従事。1981年、名古屋大学文学部助教授に就き、東洋史学講座を担当した。1995年に同教授昇格。後に同文学研究科教授に配置換え。1998年、学位論文『春秋戦国秦漢時代出土文字資料の研究』を名古屋大学に提出して文学博士号を取得[1][2]。2012年に名古屋大学を定年退任し、名誉教授となった[3]。2012年4月からは龍谷大学教授を務めた。

著作

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著書
  • 『春秋戦国秦漢時代出土文字資料の研究』汲古書院 2000
  • 『戦国秦漢時代の都市と国家:考古学と文献史学からのアプローチ』白帝社(アジア史選書) 2005
  • 『春秋戦国時代青銅貨幣の生成と展開』汲古書院 2011

共著

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脚注

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  1. ^ CiNii(学位論文)
  2. ^ 江村治樹『春秋戦国秦漢時代出土文字資料の研究』 名古屋大学〈博士(文学) 乙第5381号〉、1998年。doi:10.11501/3146146NAID 500000167024https://doi.org/10.11501/3146146 
  3. ^ 江村治樹教授略歴・業績」『名古屋大学文学部研究論集. 史学』第58巻、名古屋大学文学部、2012年3月、1-10頁、CRID 1390572174610014848doi:10.18999/jouflh.58.1hdl:2237/16808ISSN 0469-4716NAID 120004740865