コンテンツにスキップ

次亜塩素酸リチウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
次亜塩素酸リチウム
識別情報
CAS登録番号 13840-33-0
特性
化学式 ClLiO
モル質量 58.39 g mol−1
外観 刺激臭のある白色粉末[1]
への溶解度 (可溶)
危険性
主な危険性 酸化性
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

次亜塩素酸リチウム(じあえんそさんリチウム、: Lithium hypochlorite)はリチウム次亜塩素酸塩で、化学式LiClOで表される無機化合物プールの消毒剤や、化学反応の試薬として用いられる。

安全性

[編集]

ラットに投与した際の半数致死量は500 mg/kg[2]。水の消毒に用いることにより、有害な副生成物が発生しているとの論争がある。

脚注

[編集]
  1. ^ 製品安全データシート(安全衛生情報センター)
  2. ^ Hoberman A. M., Deprospo J. R., Lochry E. A., Christian M. S. (1990). “Developmental toxicity study of orally administered lithium hypochlorite in rats”. Journal of the American College of Toxicology 9 (3): 367–379.