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森下駅 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
森下駅
もりした
MORISHITA
ST04 尼ヶ坂 (0.9 km)
(1.0 km) 大曽根 ST06
地図
所在地 名古屋市東区徳川二丁目25-4
北緯35度11分18秒 東経136度55分46秒 / 北緯35.18833度 東経136.92944度 / 35.18833; 136.92944座標: 北緯35度11分18秒 東経136度55分46秒 / 北緯35.18833度 東経136.92944度 / 35.18833; 136.92944
駅番号 ST  05 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 3.6 km(栄町起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
2,429人/日
-2020年-
開業年月日 1915年大正4年)6月16日
備考 2006年より無人駅システム導入
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森下駅(もりしたえき)は、愛知県名古屋市東区徳川にある名古屋鉄道瀬戸線である。駅番号はST05

森下という駅名は、駅南側の森下町という旧町名に由来する。旧森下町は、片山八幡神社から森下駅に向かって坂を下った辺り、現在の徳川二丁目19番 - 22番辺りに該当する。

歴史

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森下駅は、大曽根交差点の南側に位置するが、そこは、もともと善光寺道(現国道19号線)、瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線:現OZモール)、木曽街道(犬山街道)(旧国道41号線)の分岐点である大曽根の中心で、駅の北西には歓楽街が広がり、映画館銀行なども立ち並んでいた。そのため、森下駅は乗降客が多く、平面交差する市電高岳線)の乗換駅であったこともあり、準急が停車する駅でもあった。

しかし、1971年昭和41年)に新しく開通した名古屋市営地下鉄名城線大曽根駅が東大曽根交差点付近に設置され、その後市電が廃止、さらに国鉄(現JR東海中央本線)大曽根駅北口東側にバスターミナルが開設されるにつれ、大曽根の中心は大曽根交差点付近から東大曽根交差点付近に移っていった。その結果、森下駅は次第に乗降客が減少することとなった。

当駅はその後無人化され、栄町駅)乗り入れ開始と共に普通のみが停車する駅となり、1990年には高架駅化されている。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線の高架駅。現在は駅集中管理システムが導入されている(管理駅は大曽根駅)。エレベーターやエスカレーターは設置されていない。

大曽根方に片渡り線があり、尾張瀬戸方から来た列車が上りホームで折り返すことができる構造となっている(通常は使用されない)。

番線 路線 方向 行先
1 ST 瀬戸線 下り 尾張瀬戸方面[6]
2 上り 栄町ゆき[6]

配線図

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森下駅 構内配線略図

大曽根・
尾張瀬戸方面
0 0 0 0D22-2
sensd voie bifbg sensd
sensg bifhd voie sensg
0

栄町方面
凡例
出典:[7]

駅周辺

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最寄のバス停

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最寄のバス停は、森下駅、芳野三丁目、西大曽根(名古屋市交通局名古屋市営バス)。

過去には駅南側に名鉄バスの森下バス停、駅北側の大曽根交差点の北に名鉄バスの大曽根タナカヤ前、東に名鉄バスの大曽根とJR東海バスの大曽根町バス停があり、名鉄バスセンター・名古屋駅から小牧・犬山・春日井・瀬戸方面へのバスが行き交っていたが、名古屋市営地下鉄上飯田線名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン)の開業などもあり、既に廃止されている。

利用状況

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  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は2,429人である[8]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,590人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中162位、瀬戸線(20駅)中16位であった[9]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,999人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中171位、瀬戸線(19駅)中17位であった[10]
  • 名古屋市統計年鑑によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
    • 2005年度 1,002人
    • 2006年度 1,043人
    • 2007年度 1,066人
    • 2008年度 1,105人
    • 2009年度 1,102人

隣の駅

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名古屋鉄道
ST 瀬戸線
急行準急
通過
普通
尼ヶ坂駅(ST04) - 森下駅(ST05) - 大曽根駅(ST06)

脚注

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  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、996頁。 
  2. ^ 徳田耕一『名鉄電車昭和ノスタルジー』114頁
  3. ^ “東大手-大曽根間 上り線が立体化 名鉄 10日から使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年12月8日) 
  4. ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364 
  5. ^ “名鉄瀬戸線 栄町-矢田間 連続立体化に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年9月6日) 
  6. ^ a b 森下(ST05)(もりした) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  8. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  9. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

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外部リンク

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