棟居快行
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棟居 快行(むねすえ としゆき、1955年4月4日 - ) は、日本の法学者(憲法〈特に人権論〉)。学位は、博士(法学)(神戸大学・論文博士・2011年)。神戸大学教授・北海道大学教授・大阪大学教授を経て、専修大学法科大学院教授。山口県出身。いわゆる55年組(1955年生まれの憲法学者)の代表格。小林直樹門下。
略歴
[編集]- 1978年東京大学法学部第一類(私法コース)卒業 3月 -
- 1978年助手(学士助手) 4月 - 東京大学法学部
- 1981年神戸大学法学部助教授 7月 -
- 1991年教授 4月 - 神戸大学法学部
- 1999年成城大学法学部教授 4月 -
- 2004年北海道大学大学院法学研究科教授 4月 -
- 2006年10月 - 大阪大学大学院高等司法研究科教授[1]
- 2011年神戸大学より博士(法学)の学位を取得(学位論文「人権論の新構成」)[2] 3月 -
- 2013年国立国会図書館専門調査員(主任) 4月 -
- 2016年法科大学院教授 4月 - 専修大学
著書
[編集]単著
[編集]- 『憲法講義案 (理論演習)』1-2 信山社出版 1992-93 講義案シリーズ
- 『人権論の新構成 憲法論集1』信山社出版 1992
- 『憲法フィールドノート』日本評論社 1996
- 『憲法学の発想 1 (総論・統治機構)』信山社出版 1998 法学の泉
- 『司法試験論文本試験過去問憲法 解説講義・実況中継』辰已法律研究所 2000
- 『憲法学再論』(信山社出版、2001)
- 『憲法解釈演習 人権・統治機構』信山社出版 2004
- 『人権論の新構成』(信山社)2008
- 『憲法学の可能性』信山社 2012
共著
[編集]- 『基本的人権の事件簿 憲法の世界へ』赤坂正浩,松井茂記,笹田栄司,常本照樹,市川正人共著(有斐閣選書、2007)
- 『いま、憲法学を問う』浦部法穂,市川正人共編 日本評論社 2001
- 『講座国際人権法』1-4 芹田健太郎,薬師寺公夫,坂元茂樹と編集代表(信山社)2006-11
- 『プロセス演習 憲法(第2版)』工藤達朗・小山剛・赤坂正浩・石川健治・内野正幸・大沢秀介・大津浩・駒村圭吾・笹田栄司・宍戸常寿・鈴木秀美・畑尻剛・村田尚紀・宮地基・矢島基美・山元一(信山社)
- 『いま、憲法学を問う』(日本評論社)
- 『いちばんやさしい憲法入門』(有斐閣)
出演番組
[編集]- 情報ライブ ミヤネ屋コメンテーター
脚注
[編集]- ^ 以上『阪大NOW』 No.92、2006 10月号 大阪大学総務部評価・広報課、2006年10月20日、35頁。
- ^ 博士学位論文 神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ