棘ナシ
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『棘ナシ』 | ||||
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トゲナシトゲアリ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ||||
レーベル | UNIVERSAL SIGMA | |||
プロデュース | 玉井健二 | |||
チャート最高順位 | ||||
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トゲナシトゲアリ アルバム 年表 | ||||
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試聴動画 | ||||
【ガールズバンドクライ】トゲナシトゲアリ「闇に溶けてく」 - YouTube 【ガールズバンドクライ】トゲナシトゲアリ「蝶に結いた赤い糸」 - YouTube 【Live映像】トゲナシトゲアリ「雑踏、僕らの街 - 薄明の序奏 Live Performance」 - YouTube |
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『棘ナシ』収録のシングル | ||||
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『棘ナシ』(とげナシ)は、テレビアニメ『ガールズバンドクライ』から派生した日本の5人組ガールズバンド・トゲナシトゲアリの2枚目のアルバム。2024年8月28日にUNIVERSAL SIGMAより発売された。
概要
[編集]トゲナシトゲアリの2ndアルバム。
通常盤と初回限定盤の2形態で発売された。
『ガールズバンドクライ』の劇中曲10曲に加え、新曲2曲が収録されている[3]。初回限定盤に付属するBlu-rayには『ガールズバンドクライ』劇中でのライブシーンや、1stワンマンライブ「薄明の序章」のライブ映像が収録されている[3]。
初回限定盤は三方背ケース仕様となっており、オフィシャルキャラクター設定資料が付属している。 初回プレス分には封入特典として、トレーディングカード6種がランダムで1枚付属した[4]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | アーティスト | 時間 |
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1. | 「雑踏、僕らの街」(Wrong World) | 大濱健伍 | 大濱健伍 | 玉井健二、大濱健伍 | トゲナシトゲアリ | |
2. | 「誰にもなれない私だから」(I'm Nobody) | カイザー恵理菜 | 遊部優介 | 玉井健二、南田健吾 | トゲナシトゲアリ | |
3. | 「空の箱」(VOID) | 松原さらり | 南田健吾 | 玉井健二、南田健吾 | トゲナシトゲアリ | |
4. | 「声なき魚」(Voiceless Fish) | 大西省吾、カイザー恵理菜 | 大西省吾 | 玉井健二、大西省吾 | トゲナシトゲアリ | |
5. | 「視界の隅 朽ちる音」(What to raise) | 大濱健悟 | 大濱健悟 | 玉井健二、大濱健悟 | トゲナシトゲアリ | |
6. | 「心象的フラクタル」(Mind playing Fractal) | okoge | okoge | 玉井健二、高橋亮人 | トゲナシトゲアリ | |
7. | 「空白とカタルシス」(Emptiness and Catharsis) | 永澤和真、Misty mint | 永澤和真 | 玉井健二、百田留衣 | トゲナシトゲアリ | |
8. | 「運命の華」(I'm here) | カイザー恵理菜 | 永澤和真 | 玉井健二、永澤和真 | トゲナシトゲアリ | |
9. | 「Cycle Of Sorrow」 | 古賀頌哉 | 古賀頌哉 | 玉井健二、大西省吾 | ダイヤモンドダスト | |
10. | 「ETERNAL FLAME ~空の箱~」(ETERNAL FLAME ~VOID~) | 松原さらり | 南田健吾 | 玉井健二、大西省吾 | ダイヤモンドダスト | |
11. | 「闇に溶けてく」(melt into the dark) | Misty mint | Misty mint | 玉井健二、秋浦智裕 | トゲナシトゲアリ | |
12. | 「蝶に結いた赤い糸」(Meant to be) | カイザー恵理菜 | 葉上誠次郎 | 玉井健二、百田留衣 | トゲナシトゲアリ | |
合計時間: |
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「雑踏、僕らの街」(オープニングノンテロップ映像) | |
2. | 「誰にもなれない私だから」(エンディングノンテロップ映像) | |
3. | 「空の箱」(第1話ノンテロップ映像) | |
4. | 「声なき魚」(第3話ノンテロップ映像) | |
5. | 「視界の隅 朽ちる音」(第5話ノンテロップ映像) | |
6. | 「名もなき何もかも」(第7話ノンテロップ映像) | |
7. | 「空白とカタルシス」(第11話ノンテロップ映像) | |
8. | 「運命の華」(第13話ノンテロップ映像) | |
9. | 「Cycle Of Sorrow」(第11話ノンテロップ映像) | |
10. | 「雑踏、僕らの街」(薄明の序章 Live Performance) | |
11. | 「誰にもなれない私だから」(薄明の序章 Live Performance) | |
合計時間: |
評価
[編集]シングル曲の評価については「ガールズバンドクライ#CDシングル」を参照
ライターのナカニシキュウはそれぞれの楽曲について以下のように評している。
闇に溶けてく -トゲトゲらしいピアノシーケンスをフィーチャーしたアップテンポなマイナーチューンで、平歌パートではささやくようなボーカルと抑えの効いたギターのアルペジオが繊細なピアノと絡み合い、穏やかながらもジリジリとした焦燥感をかき立てる。そして疾走感あふれるサビでは一気に感情を解き放つような8ビートが打ち鳴らされるが、ファルセットを交えて表現される歌も相まって、どこかアンニュイで退廃的なムードをたたえているのがユニークなポイントだ。夜明けが闇を駆逐していく瞬間の、諦念と解放感が入り混じったような形容しがたいフィーリングを瑞々しく描き出した1曲。
蝶に結いた赤い糸 - トゲトゲにとっては初挑戦となるミディアムバラード。アコースティックギターを多用したネオアコ、ギターポップに近いオーガニックでブリリアントな音像に加え、いつになくストレートなラブソングと言える歌詞の世界観も重なって、シンガーソングライターが穏やかに弾き語っているようなムードも感じさせる。これまで演奏難度の高いテクニカルなアレンジを弾きこなす演奏力こそを武器としてきた彼女たちが、その武器に頼らずとも“丸腰”で戦えるまでに成長したことを端的に示す、非常に画期的な1曲である。 — 出典:[7]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ トゲナシトゲアリ『棘ナシ』 - オリコン
- ^ Billboard JAPAN Hot Albums(2024年09月04日公開) - Billboard JAPAN
- ^ a b c “「ガルクラ」のトゲナシトゲアリ2ndアルバム発表、新曲やアニメ主題歌収録”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年7月15日). 2024年7月19日閲覧。
- ^ “トゲナシトゲアリ2nd Album「棘ナシ」&オリジナルサウンドトラック発売決定!”. アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “トゲナシトゲアリ 2nd Album「棘ナシ」8月28日(水)リリース決定”. agehasprings公式サイト (2024年7月14日). 2024年7月19日閲覧。
- ^ “(Album) Girls Band Cry: Togenashi by Togenashi Togeari Regular Edition {Bonus: Badge,Rubber Band Bracelet}”. animate international. アニメイト. 2024年7月19日閲覧。
- ^ ナカニシキュウ (2024年8月28日). “トゲナシトゲアリ 2ndアルバム「棘ナシ」リリース記念特集|理名&夕莉インタビュー+全曲レビュー”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2024年11月2日閲覧。