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栗田 (長野市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗田
長野駅東口広場
長野駅東口広場
栗田の位置(長野市内)
栗田
栗田
大字栗田の位置
北緯36度38分14.40秒 東経138度11分40.57秒 / 北緯36.6373333度 東経138.1946028度 / 36.6373333; 138.1946028
日本
都道府県 長野県
市町村 長野市
地区 芹田地区
人口
2023年令和5年)3月1日現在)[1]
 • 合計 5,750人
 • 栗田町
4,866人
 • 北中町
884人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
行政区ごとに設定
市外局番 026
ナンバープレート 長野
※座標は栗田公民館付近

栗田(くりた)は、長野県長野市の市街地南部の地区(大字)。

全域が長野市役所芹田支所の管内である。

概要

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地区の北西端に信越本線北陸新幹線が走り、長野駅(東口)が置かれている。東部を東通り、西部を都市計画道路長野駅東口線が南北に走る。周囲は以下の大字町丁と接する。

概ね都市計画道路長野駅東口線を境にして、東部の栗田区(栗田町)と西部の北中区(北中町)に二分される。

栗田神社(栗田城跡)

古くは農村であり、戸隠善光寺別当の栗田氏が治めた。栗田氏が妻科村日吉社を勧請したため、その土地のみ栗田村の飛び地となっていた[2]。神社が栗田村本村の栗田城跡に移転したのちも、神社跡の土地(現 南石堂町山王)は現在に至るまで栗田区の所有となっている。最近では土地に残っていた樹齢500年以上というケヤキについて、栗田区の事情で市の保存樹林指定が解除され伐採されたことで、地元南石堂町で反発の声が上がるといった出来事があった。

1888年明治21年)の長野駅の開業以降、鉄道関連の施設が多く置かれるようになる。のちに貨物駅や車両基地は北長野駅に移転したが、東日本旅客鉄道長野支社は現在も北中町に置かれている。

表口である善光寺口側に対して、裏口である東口側は至便な住宅地として急速な発展を遂げた。しかし無秩序な発展が進んだことから生活環境や防災上の問題があり[3]1993年平成5年)から長野駅周辺第二土地区画整理事業が進められている。58ha、1,200戸を対象としたこの大規模事業は住民の反対運動等により当初計画より遅れている[4]ものの、2018年度(平成30年度)の完了を目指し[5]日々新たな街の姿が生まれている。特に、1997年(平成9年)の北陸新幹線高崎 - 長野間の開業に伴う長野駅東口広場の整備によって東口は長野市の鉄道自動車交通の結節点として機能するようになり、松本駅に代わって白馬大町方面への玄関口となっている。

沿革

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大字栗田の範囲は、概ね1879年明治12年)時点の上水内郡栗田村の範囲に相当する。

旧栗田村の歴史
長野市栗田の歴史

行政区

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地区内の行政区郵便番号人口及び世帯数(令和5年3月1日現在)[1]は以下の通り。

行政区名 郵便番号 人口・世帯数
栗田(くりた) 380-0921 2,383世帯 4,866人
北中(きたなか) 380-0927 486世帯 884人

交通

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鉄道

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長野駅東口ペデストリアンデッキ

JRしなの鉄道長野駅(東口)があり、以下の路線が利用できる。

また、東西地下通路を介して、長野電鉄長野駅を利用できる。

路線バス

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長野駅東口から発着する、アルピコ交通川中島バス)・長電バスの以下の路線系統が利用できる。

地区東部では、東通りを走るアルピコ交通(川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。

そのほか、東西自由通路を介して長野駅善光寺口から市内路線バスのほとんどが利用できる。

施設

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栗田

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北中

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脚注

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  1. ^ a b 長野市町別人口及び世帯数 - 長野市企画政策部企画課
  2. ^ 086 山王の森(上)〜"お化け屋敷"は日吉社の跡 - 週刊長野
  3. ^ 長野駅東口界隈 - 牛歩村日記(個人ブログ)…区画整理前の画像あり
  4. ^ ニュースのはてな『長野駅東口の再開発事業』 - NHK長野放送局(2010年6月28日放送)
  5. ^ 長野駅周辺第二土地区画整理事業の概要 - 長野市市街地整備局駅周辺整備課
  6. ^ 長野駅東口周辺の住所変更について - 長野市都市整備部駅周辺整備室
  7. ^ a b 『長野市誌 第8巻』東京法令出版、1997年10月16日、188,189頁。 
  8. ^ 『長野市誌 第8巻』東京法令出版、1997年10月16日、199頁。 
  9. ^ “「中島の頭脳パン…みんな食べていた」 長野市の中島製パン破産手続き開始に惜しむ声”. 信濃毎日新聞デジタル (信濃毎日新聞). (2023年10月6日). https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023100600587 2024年1月20日閲覧。 

外部リンク

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