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林密線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林密線
基本情報
中華人民共和国の旗 中国
所在地 黒竜江省
起点 林口駅中国語版
終点 密山駅
運営者 ハルビン鉄路局[1]
路線諸元
路線距離 170.9 km
軌間 1,435 mm
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林密線(りんみつせん、中国語: 林密铁路)は中華人民共和国中国国鉄鉄道路線黒竜江省牡丹江市林口県林口駅中国語版から同鶏西市密山市密山駅を結ぶ全長170.9kmの路線である。

概要

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1934年に日本の当局が林口駅からウスリー川の畔の虎頭までの335.7kmに「林虎線」の建設を決定したのが始まりである。第一段階では林口 - 密山間に172.2kmの線路を建設する計画であり、1934年1月9日から3月25日にかけて測量が実施された。同年5月に建設工事が開始され1935年12月15日に試運転が開始され、1936年7月1日に開業した。鶏西で生産された石炭を林口や牡丹江に運搬する。1939年4月に鶏西 - 密山間の複線化工事が開始され、1941年9月に完成した。1945年に鶏西 - 西鶏西間4.1kmを除き再び単線化された。1985年ハルビン鉄路局は再複線化を決定し、1992年に竣工した。

接続路線

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脚注

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