東八尾駅
表示
東八尾駅 | |
---|---|
駅入口(2022年11月)、左建物はトイレ | |
ひがしやつお Higashi-Yatsuo | |
◄笹津 (4.5 km) (3.7 km) 越中八尾► | |
所在地 | 富山県富山市八尾町城生 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■高山本線 |
キロ程 |
205.0km(岐阜起点) 猪谷から15.8 km |
電報略号 | ヒヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
40人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)6月1日 |
備考 | 無人駅 |
東八尾駅(ひがしやつおえき)は、富山県富山市八尾町
歴史
[編集]以前当駅周辺の杉原地区に住む人々は、線路が近隣にあるにもかかわらず、列車に乗車するには越中八尾駅まで4km程も歩かねばならず不便を感じていた[1]。これによってまず地元婦人会は中間駅新設運動を盛んに展開し、1955年(昭和30年)には東八尾駅開設期成同盟会を結成して、町議会と共に日本国有鉄道へ請願書を提出した結果、全国から多数の請願があった中でも優先的に開業が実現したと言う[1]。
年表
[編集]- 1956年(昭和31年)6月1日:国鉄高山本線笹津駅 - 越中八尾駅間に新設[2]。旅客のみ取扱う[2]無人駅[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[4]。
- 2019年(平成31年):老朽化した待合所が建て替えられた。
駅構造
[編集]盛土上に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)[5][6]。駅舎は無いが、水洗式便所と待合室が設置されている[5][6]。但し、自動券売機は設置されていない[6]。待合所脇と笹津方面の2ヶ所に入口がある[6]。構内には205キロポストが立っている[6]。
北陸広域鉄道部管理の無人駅[6]。[7]。旧待合所は長椅子を備える木造構造であったが、2019年に城端線東野尻駅等同様の待合室に改築された。
-
待合室外観
-
待合室内観
-
ホーム
-
旧待合室と便所
-
旧待合所外観
-
旧待合所内観
-
旧待合所建物財産標
-
便所
利用状況
[編集]「富山県統計年鑑」及び「富山市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[8][9]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 57 |
1996年 | 52 |
1997年 | 39 |
1998年 | 31 |
1999年 | 30 |
2000年 | 34 |
2001年 | 33 |
2002年 | 37 |
2003年 | 36 |
2004年 | 37 |
2005年 | 33 |
2006年 | 37 |
2007年 | 41 |
2008年 | 35 |
2009年 | 26 |
2010年 | 28 |
2011年 | 33 |
2012年 | 39 |
2013年 | 43 |
2014年 | 41 |
2015年 | 46 |
2016年 | 44 |
2017年 | 49 |
2018年 | 42 |
2019年 | 40 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 続八尾町史編纂委員会編、『続八尾町史』(178及び179頁)、1973年(昭和48年)10月30日、八尾町役場
- ^ a b 昭和31年日本国有鉄道公示第190号(『官報』、1956年(昭和31年)5月29日、大蔵省印刷局)
- ^ 「通報 ●高山本線東八尾駅設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1956年5月29日、3面。
- ^ 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』(168頁)、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ a b 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅―富山エリア』(25及び68頁)、2010年(平成22年)9月、講談社
- ^ a b c d e f 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』48号(27頁)、2013年(平成25年)7月、朝日新聞出版
- ^ データで見るJR西日本2016 - 西日本旅客鉄道
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 富山市統計書 - 富山市
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東八尾駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道