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東京オンリーピック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京オンリーピック
Tokyo Only Pictures 2008
監督 真島理一郎
神風動画
筧昌也
五月女ケイ子×細川徹
児玉徹郎
AC部
谷口崇
江口カン
中野裕之
古屋雄作
真島理一郎×澤田裕太郎
中尾浩之
Bill Plympton
Richard Fenwick
Ignacio Ferreras
出演者 茂木淳一
中川翔子
江頭2:50
バナナマン
主題歌 中川翔子Shiny GATE
製作会社 東京オンリーピック連盟
配給 アスミック・エース
公開 日本の旗 2008年8月8日
上映時間 137分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
英語
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東京オンリーピック』 (Tokyo Only Pictures 2008) は、日本オムニバス映画。15組の監督による架空のスポーツ競技を描いたオムニバス作品。

概要

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企画・総監督は『スキージャンプ・ペア』の真島理一郎

ヴァーチャルスポーツ競技大会として、2008年8月北京オリンピックの期間中に新宿バルト9にて期間限定で公開された。

ONLYPICは「Only」+「Pictures」(映像)の略。

紹介(各作品)

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  • 開会式』 Opening Ceremony / 『男子親離れ』 Independence Men / 『男女ペアマラソン』 Marathon Pairs / 『閉会式』 Closing Ceremony
    監督:真島理一郎
  • 『開会式』では江頭2:50が大会曲のプリンシパルダンサー役、中川翔子がキャンドル(聖火)ランナー、真島理一郎会長が開会宣言にて登場。
  • 『男子親離れ』の元はハンマー投げ。投げられる側も人間であり、家族関係だった母から離れた時の距離を競う。投げた直後にはマザーコールを発するのも特徴。この競技での金メダリストはリボル・ヘリス(チェコ)。椰子田実(日本)は投げた直後フィールド内に出てしまったため失格。
競技種目
男子親離れ チェコの旗リボル・ヘリス 84.51m WR ブラジルの旗オジエル・ノザキ 81.31m アメリカ合衆国の旗タイラー・アーサーズ 80.54m
  • 『男女ペアマラソン』 の金メダリストは山田晃/香織ペア(日本)。最終直線では『男子親離れ』譲りのハンマー投げで他のペアを退けての優勝となった。
  • 女子ヘルマラソン』 Hellmarathon Women
    監督:水野貴信(神風動画
    陸上競技の一種。選手によって集められたヘルランナーが地獄の道を駆け抜け、地上へと続く連絡口から各選手に憑依し、10Mという短距離のゴールを目指す。この競技での金メダリストはンバ・ムデレバ(ベナン共和国)。カエルのしぐさのため一度はコースを外れ、恐山シゲのひ孫・恐山ハナコ(日本)が先着したかに見えたが、リプレイ映像でムデレバが先着しているのが確認されて順位が覆り、世界新記録での優勝となった。
競技種目
女子ヘルマラソン ベナンの旗ンバ・ムデレバ 6:18:21.12WR 日本の旗恐山ハナコ 6:18:21.20 アメリカ合衆国の旗アリソン・バーバネラ 6:18:22.13
  • ラブレース』 The Race for Love
    監督:ビル・プリンプトン(Bill Plympton)(アメリカ)
    陸上競技の一種。通常と異なるのは優勝者に恋人がいる点。この競技での金メダリストはコウベ・ラバー・コバヤシ(日本)。オリバー(フランス)とマートン(カナダ)による三つ巴の接戦は写真判定にもつれるまでになった。
競技種目
ラブレース 日本の旗コウベ・ラバー・コバヤシ フランスの旗セージ・ル ロマンティック・オリバー カナダの旗ウィル・ホーンドッグ・マートン
  • ブランカー』 Brancer
    監督:筧昌也
    靴とブランコを使った競技。靴を飛ばした時の飛距離を競う。杉並区善福寺川公園で行われた。この競技での金メダリストは林田勝也(日本)。競技終了間際に突如参戦するやいなや渾身の地球一周という大記録を叩き出した。
競技種目
ブランカー 日本の旗林田勝也 地球一周 日本の旗さいとう武 223m54cm オランダの旗ヨハン・クライファート 6m70cm
  • バカ近代四種』 The Baka Modern Tetrathlon
    監督:五月女ケイ子×細川徹
    50Mメートル走、チェス、馬術、風呂の4競技の合計で一番バカなのかを競う。この競技での金メダリストは篠崎真琴(日本)。
競技種目
バカ近代四種 日本の旗篠崎真琴 イタリアの旗ギョーム・シャシャリーノ・アントニオーニ 日本の旗安倍一郎
  • ホームアスロン』 Homeathlon
    監督:児玉徹郎
    元はトライアスロン競技。結果は最終的に一家だんらんのためノーコンテストとなった。
  • 和卓球』 Watakkyu
    監督:AC部
    卓球を和風に見立てた日本発祥の競技。単にラリーを競うだけではなく、どの選手がいかに雅らしさを演出してるかが問われ、合計額により勝者が決定。一説ではフランスがこの競技を得意としており、金メダリストとなったエフェール・タワールを含め上位5選手はフランス代表が独占した。
競技種目
和卓球 フランスの旗エフェール・タワール 83万円 フランスの旗ガイ・セモン 52万円 フランスの旗アラン・ドゥイヌ 44万円
  • アニマルリフティング』 Animal Lifting
    監督:リチャード・フェンウィック(Richard Fenwick)(イギリス)
    動物を使ったウエイトリフティング競技。この競技での金メダリストはニコライ・ジャンソン(ラトビア)。5020キロという最重量のゾウを持ち上げ、世界新記録での優勝。山本源吾(日本)はグリズリーを持ち上げての銅メダルとなった。
競技種目
アニマルリフティング ラトビアの旗ニコライ・ジャンソン 5,020kgWR ウクライナの旗ファッディ・ミシェルカ 1,150kg 日本の旗山本源吾 735kg
  • 男子鉄球玉入れ』 Ironball Throwing Men
    監督:中野裕之
    鉄球を使った玉入れ競技。通常のものとは異なり負傷のリスクを伴うため注意が必要。この競技での金メダリストはブラジル代表。
競技種目
男子鉄球玉入れ ブラジルの旗ブラジル イギリスの旗イギリス イタリアの旗イタリア
  • 早打ち携帯-1000文字級-』 1000 Characters SMSing
    監督:イグナシオ・フェレーラス(Ignacio Ferreras)(スペイン)
    北欧が発祥の携帯を使ったタイピング競技。既定の文字数をいかに早く打てるかを競う。1000文字級の決勝戦では4選手が途中棄権、2選手が失格という結果に終わり、文字数の多さで最終的な金メダリストはイアン・ドイル(イギリス)。
競技種目
早打ち携帯-1000文字級- イギリスの旗イアン・ドイル デンマークの旗ラスマス・ジェンセン 中華人民共和国の旗チャオ・ウェイ
  • サムライコール』 Samurai Call
    監督:古屋雄作
    発声が"サムライ"だけという一風変わったパフォーマンス競技。埼玉県埼玉県立武道館で行われた。この競技での金メダリストは沢村英樹(日本)。沢村はこの競技で8連覇という大偉業を達成。
競技種目
サムライコール 日本の旗沢村英樹 ナイジェリアの旗エルリオ・トンプソン アメリカ合衆国の旗ディヴィット・ジョー
  • 男子ヒューマニズム』 Humanism Men
    監督:真島理一郎×澤田裕太郎
    元はボウリングで、約300年という沈黙を経て復活した競技。投げる側と守る側に分かれ、投げるものは自由。ボウリングと同様に合計点で争う。日本は決勝戦でアメリカと名勝負をしたが終盤で暴走行為を起こしアメリカもろとも失格。最終的な金メダリストはケニア代表。
競技種目
男子ヒューマニズム ケニアの旗ケニア 大韓民国の旗韓国 ドイツの旗ドイツ
  • 巨大相撲』 Giant Sumo
    監督:中尾浩之P.I.C.S.)
    ロボを使った大相撲。決勝戦の南華麗(インド)と寿司錦(日本)の取組は大手回しからの上手投げで寿司錦が逆転し金メダリストとなった。
競技種目
巨大相撲 日本の旗寿司錦 インドの旗南華麗 アメリカ合衆国の旗星条騎

関連競技

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  • 男子陸上水泳自由形 with C1000レモンウォーター
    監督:渡辺誠之
    タイアップ競技としてweb公開
競技種目
男子陸上水泳自由形 with C1000レモンウォーター 日本シイナ・センタロウ 1:50:37 アメリカ合衆国レモン・スカッシュ 1:51:15 ロシアレモ・ネード 1:51:98
  • 卓球ラリー
    監督:菅原由紀子
    競技募集コンテストのグランプリ作品(DVD収録)

その他

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  • 『ドーピング自由形』
    監督:谷口崇
  • オンリーピックドキュメント『ロッカールーム』
    監督:江口カン(Koo-Ki)

キャスト・スタッフ

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キャスト
声の出演
龍田直樹土井美加、小松史法、中島絵美、斉藤千恵子、安達貴英、田中晶子、久行敬子、小宮山絵理、佐藤美一、武藤正史、永田昌康、斉木しげる温水洋一
スタッフ
  • 総監督:真島理一郎
  • 企画:IDIOTS、ファンワークス
  • エグゼクティブプロデューサー:島本雄二、竹田秀一、川村明廣、三浦理高、及川武夏目公一朗、豊島雅郎、瀬端文雄、星野晃志、杉山知之、高山晃
  • 総合プロデューサー:亀田卓、稲葉瑞恵、上田晃、中村富夫、小野昌司、竹中幸平、小野幹雄、平田樹彦、樫元孝尚、長澤千秋、紙谷零
  • 音響監督:鶴岡陽太
  • 音響制作:楽音舎
  • 音響制作担当:杉山好美
  • アートディレクター:田中秀幸(フレイムグラフィックス)
  • 技術協力:ナイス・デー
  • スタジオパート協力:イエロースタジオ
  • 制作プロダクション/プロジェクト運営事務局:ファンワークス
  • 国際オンリーピック委員会(代表):真島理一郎、水野貴信、ビル・プリンプトン(アメリカ)、筧昌也、五月女ケイ子、細川徹、児玉徹郎、AC部、リチャード・フェンウィック(イギリス)、谷口崇、江口カン(Koo-Ki)、中野裕之、イグナシオ・フェレーラス(スペイン)、古屋雄作、澤田裕太郎、中尾浩之(P.I.C.S.)、菅原由紀子
  • 東京オンリーピック連盟(製作委員会)メンバー:アスミック・エース、アドネスエンターテイメント、キネマ旬報社ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンソニー・ミュージックエンタテインメント、中央映画貿易、デジタルハリウッド電通、フェイス、フロンティアワークス、ファンワークス
  • 配給:アスミック・エース

主題歌・挿入歌

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  • 「Shiny GATE」(大会公式テーマソング) 作詞:Shihomi、渡辺和範 / 作曲:渡辺和範 / 編曲:nishi-ken / 歌:中川翔子
  • 「自由なる君へ」(大会歌) 作詞:真島理一郎 / 作曲:佐藤希久生
  • 「ドーピング賛歌」 作詞・作曲・歌:谷口崇 / 編曲:日本貴大輔
  • 「金ちゃんのバラッド」 作詞:飯田具延 / 作曲・編曲:飯田具延、松尾謙二郎、YAMA6 / 歌:ジャスティン小川 / ギター演奏:コースケ

外部リンク

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