杉岡大暉
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名前 | |||||||||||
愛称 | スギ[1] | ||||||||||
カタカナ | スギオカ ダイキ | ||||||||||
ラテン文字 | SUGIOKA Daiki | ||||||||||
基本情報 | |||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||
生年月日 | 1998年9月8日(26歳) | ||||||||||
出身地 | 東京都足立区 | ||||||||||
身長 | 182cm | ||||||||||
体重 | 75kg | ||||||||||
選手情報 | |||||||||||
在籍チーム | FC町田ゼルビア | ||||||||||
ポジション | DF(LSB、CB) | ||||||||||
背番号 | 25 | ||||||||||
利き足 | 左足[1] | ||||||||||
ユース | |||||||||||
2011-2013 | FC東京U-15深川 | ||||||||||
2014-2016 | 船橋市立船橋高等学校 | ||||||||||
クラブ1 | |||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | ||||||||
2017-2019 | 湘南ベルマーレ | 95 | (6) | ||||||||
2020-2022 | 鹿島アントラーズ | 14 | (1) | ||||||||
2021-2022 | → 湘南ベルマーレ(loan) | 37 | (0) | ||||||||
2023- | 湘南ベルマーレ | 48 | (2) | ||||||||
2024- | → FC町田ゼルビア(loan) | ||||||||||
代表歴2 | |||||||||||
2015 | 日本 U-17 | ||||||||||
2016-2017 | 日本 U-19/20 | 2 | (0) | ||||||||
2018-2019 | 日本 U-21 | ||||||||||
2019-2022 | 日本 | 5 | (0) | ||||||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年7月16日現在。 2. 2022年7月24日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
杉岡 大暉(すぎおか だいき、1998年9月8日 - )は、東京都足立区出身のプロサッカー選手[2]。Jリーグ・FC町田ゼルビア所属[3]。ポジションはディフェンダー(左サイドバック、センターバック)[2]。元日本代表。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]2011年にレジスタFCからFC東京U-15深川に入団。対人守備に秀でたミッドフィールダーであったが[4]、同学年で長身の左利きボランチという特徴が重なる鈴木喜丈との兼ね合いにより[5]、U-18への昇格を逃した[6]。
2014年、船橋市立船橋高等学校へ進学。同学年に原輝綺、高宇洋、金子大毅、真瀬拓海、井岡海都がいる。ディフェンダーに転向し、1年生時から3バックの左で起用され安定感を発揮した[4][6]。左足のキック精度を磨き[6]、2年生時には守備の中心選手として定着[7]。戦術理解力の高さからセンターバックに留まらずユーティリティープレイヤーとしてチームを支えた[7]。3年次の2016年には主将を務め[7][4]、原とCBコンビを組んで高校総体で全国優勝。その強さと配球の冴えから[8]、高校No.1DFとして注目を集めた[9][5][4]。
湘南ベルマーレ
[編集]複数クラブの争奪となったが[5]、獲得に熱心で「市立船橋とサッカーが似ていてやりやすい」という湘南ベルマーレを選び[10]、2017年より同クラブに加入[11][2]。2月26日、開幕戦の水戸ホーリーホック戦でいきなり先発デビューを飾った[12]。続く3月4日の第2節・ザスパクサツ群馬戦でプロ入り後初得点を決めた。その後もレギュラーとして34試合に出場し、10月29日のファジアーノ岡山戦で優勝を決めた[13]。
2018年3月18日のJ1第4節・FC東京戦ではU-15時代に同僚だった岡崎慎とマッチアップをした[14]。9月26日の第18節延期試合・川崎フロンターレ戦では自身初となるキャプテンマークを巻いた[15]。10月20日の第30節・北海道コンサドーレ札幌戦ではJ1リーグ初得点を決めた[16]。10月27日、ルヴァンカップ決勝の横浜F・マリノス戦では決勝点となるゴールを決めて、クラブ初のJリーグ杯制覇に貢献。MVPを受賞した[17]。
2019年5月17日の第12節・浦和レッズ戦で前半30分にシュートを決めシーズン初ゴールと思われたが、ノーゴール判定となった[18]。映像を見ても入っているように見え、この判定は議論を呼んだ(詳しくは山本雄大#議論を呼んだ判定を参照)。
鹿島アントラーズ
[編集]2020年1月3日、鹿島アントラーズへの完全移籍が発表された[3]。しかし同じく新加入の永戸勝也とのポジション争いに敗れ、7試合の出場に留まった。その後も鹿島では出場機会に恵まれなかった。
湘南ベルマーレ復帰
[編集]2021年8月10日に湘南ベルマーレに期限付き移籍で復帰した[19][20]。
2022年11月30日、湘南ベルマーレに完全移籍[21]。
FC町田ゼルビア
[編集]2024年7月16日、FC町田ゼルビアに期限付き移籍することが発表された[22]。
日本代表
[編集]2017年5月、U-20日本代表としてFIFA U-20ワールドカップに選出され[23]左サイドバックとして[24]2試合に出場した。2018年8月にはアジア競技大会のメンバーに選出され、主力として準優勝に貢献した[25]。
2019年5月24日、コパ・アメリカに臨む東京五輪世代中心で構成された日本代表に初選出された[26][27]。6月18日、コパ・アメリカ初戦のチリ戦でスタメン出場し、代表デビューを果たした[28]。
東京五輪世代の左SBとして定位置を確保していたが、前述の通り鹿島でのポジション争いに敗れ試合から遠ざかると、東京五輪の最終候補から外れた。
2022年、EAFF E-1サッカー選手権2022に臨む日本代表メンバーに選出され、3年振りに代表復帰を果たした[29]。
所属クラブ
[編集]- レジスタFC[2] (足立区立北三谷小学校[30][31])
- 2011年 - 2013年 FC東京U-15深川[2] (足立区立蒲原中学校[30][31])
- 2014年 - 2016年 船橋市立船橋高等学校
- 2017年 - 2019年 湘南ベルマーレ
- 2020年 - 2022年 鹿島アントラーズ
- 2021年8月 - 2022年 湘南ベルマーレ(期限付き移籍)
- 2023年 - 湘南ベルマーレ
- 2024年7月 - FC町田ゼルビア(期限付き移籍)
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2017 | 湘南 | 29 | J2 | 37 | 3 | - | 1 | 0 | 38 | 3 | |
2018 | J1 | 30 | 1 | 5 | 1 | 1 | 0 | 36 | 2 | ||
2019 | 5 | 28 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 32 | 2 | ||
2020 | 鹿島 | 7 | 0 | 1 | 0 | - | 8 | 0 | |||
2021 | 7 | 1 | 7 | 1 | 2 | 0 | 16 | 2 | |||
湘南 | 2 | 8 | 0 | 0 | 0 | - | 8 | 0 | |||
2022 | 29 | 0 | 6 | 1 | 1 | 0 | 36 | 1 | |||
2023 | 33 | 2 | 3 | 0 | 3 | 0 | 39 | 2 | |||
2024 | 15 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 17 | 0 | |||
町田 | 25 | - | |||||||||
通算 | 日本 | J1 | 157 | 6 | 27 | 3 | 9 | 0 | 192 | 9 | |
日本 | J2 | 37 | 3 | - | 1 | 0 | 38 | 3 | |||
総通算 | 194 | 9 | 27 | 3 | 9 | 0 | 230 | 12 |
- 2017年2月26日:J2初出場 - J2第1節 vs水戸ホーリーホック(ケーズデンキスタジアム水戸)
- 2017年3月4日:J2初得点 - J2第2節 vsザスパクサツ群馬(Shonan BMWスタジアム平塚)
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 市立船橋高校
- 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 (2016年)[32]
- 湘南ベルマーレ
代表
[編集]- U-17日本代表
- 国際ユースサッカーin新潟(2015年)
- 日本代表
個人
[編集]- 全国高等学校サッカー選手権大会 優秀選手(2015年、2016年)
- 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 優秀選手 (2015年[33], 2016年[32])
- Jリーグカップ・最優秀選手(2018年)
- TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD・ベストイレブン(2018年)
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- U-17日本代表
- 国際ユースサッカーin新潟(2015年)
- バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント(2015年)
- U-19日本代表
- SBSカップ 国際ユースサッカー(2016年)
- U-20日本代表
- FIFA U-20ワールドカップ(2017年)
- U-21日本代表
- U-22日本代表
- AFC U-23選手権2020 (予選)(2019年)
- 北中米遠征(2019年)
- ブラジル遠征(2019年)
- U-23日本代表
- AFC U-23選手権(2020年)
- 日本代表
- コパ・アメリカ2019(2019年)
- EAFF E-1サッカー選手権2022(2022年)
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 5試合 0得点(2019年・2022年)
日本代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2019 | 3 | 0 |
2022 | 2 | 0 |
通算 | 5 | 0 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 2019年6月17日 | サンパウロ | エスタジオ・ド・モルンビー | チリ | ●0-4 | 森保一 | コパ・アメリカ2019 |
2. | 2019年6月20日 | ポルト・アレグレ | アレーナ・ド・グレミオ | ウルグアイ | △2-2 | ||
3. | 2019年6月24日 | ベロオリゾンテ | エスタジオ・ミネイロン | エクアドル | △1-1 | ||
4. | 2022年7月19日 | 鹿嶋 | 茨城県立カシマサッカースタジアム | 香港 | ○6-0 | EAFF E-1サッカー選手権2022 | |
5. | 2022年7月24日 | 豊田 | 豊田スタジアム | 中国 | △0-0 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『サッカーダイジェスト No.1379』日本スポーツ企画出版社、2017年、77頁。
- ^ a b c d e 市立船橋高校 杉岡大暉選手 2017シーズン加入内定のお知らせ 湘南ベルマーレ (2016年9月1日)
- ^ a b “杉岡選手の加入について”. 鹿島アントラーズ (2020年1月3日). 2020年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月3日閲覧。
- ^ a b c d 市立船橋のU-19代表候補CB杉岡大暉主将、注目選手として「恥ずかしくないプレーを」 ゲキサカ (2016年7月20日)
- ^ a b c 【THE REAL】湘南ベルマーレのルーキー・杉岡大暉が秘める可能性…クラブ史上に残る快挙達成へ CYCLE (2017年1月25日)
- ^ a b c 市船はルーキーコンビの高宇洋&杉岡大暉の活躍で、インハイ出場決める サッカーキング (2016年6月22日)
- ^ a b c 【U-18プレミア】今年も強い市立船橋の象徴。プロ注目のCB杉岡大暉のハイスペックな能力とは? (1/2) サッカーダイジェストweb (2016年4月9日)
- ^ 【U-18プレミア】今年も強い市立船橋の象徴。プロ注目のCB杉岡大暉のハイスペックな能力とは? (2/2) サッカーダイジェストweb (2016年4月9日)
- ^ 湘南など争奪戦、高校ナンバーワンDF市船橋・杉岡 日刊スポーツ (2016年5月8日)
- ^ U19候補、市船橋DF杉岡、湘南への入団を決断 日刊スポーツ (2016年7月28日)
- ^ インハイ覇者・市船の主将!U-19代表CB杉岡大暉の湘南加入が内定 ゲキサカ (2016年9月1日)
- ^ “高卒新人の湘南杉岡が完封デビュー…緊張しなかった”. 日刊スポーツ. (2017年2月26日) 2023年11月24日閲覧。
- ^ “優勝に貢献した湘南DF杉岡大暉、歓喜の瞬間も「そんなに実感は湧かなかった」”. GOAL (2017年10月29日). 2023年11月24日閲覧。
- ^ 湘南杉岡、同期の東京DF岡崎との差「縮められた」日刊スポーツ(2018年3月18日)
- ^ 曺貴裁監督が川崎戦で下した決断――。なぜ、20歳・杉岡大暉にキャプテンマークを託したのかサッカーダイジェスト(2018年9月26日)
- ^ “湘南・杉岡がJ1初ゴール「決勝ゴールになれば良かったけれど」”. サンケイスポーツ. (2012年10月20日). オリジナルの2018年10月20日時点におけるアーカイブ。 2023年11月24日閲覧。
- ^ 湘南がMF杉岡大暉弾で横浜を下しルヴァン杯初V日刊スポーツ(2018年10月27日)
- ^ 浦和対湘南の試合で大誤審!?杉岡大暉のシュートがゴールラインを割るも得点認められずフットボールチャンネル 2019年5月17日
- ^ 湘南 元日本代表DF杉岡大暉を期限付きで獲得 一昨年、湘南から鹿島に移籍 異例の出戻りスポニチ(2021年7月31日)2021年7月31日閲覧。
- ^ “鹿島DF杉岡大暉が古巣湘南に期限付き移籍「自分の力を最大限発揮」背番号2”. デイリースポーツ (2021年8月10日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ “杉岡大暉選手 鹿島アントラーズより完全移籍のお知らせ”. 湘南ベルマーレ公式サイト (2022年11月30日). 2022年11月30日閲覧。
- ^ “杉岡大暉選手 期限付き移籍加入のお知らせ”. FC町田ゼルビア オフィシャルサイト (2024年7月16日). 2024年7月19日閲覧。
- ^ U-20日本代表 メンバー・スケジュール【FIFA U-20ワールドカップ韓国2017 (5/20-6/11) 】 日本サッカー協会 (2017年5月2日)
- ^ 要注意人物は“市船”コンビで潰す…先発濃厚DF杉岡大暉「そのイメージは強い」 ゲキサカ (2017年5月26日)
- ^ 【アジア大会決勝│日韓戦採点・寸評】日本の守備を支えた板倉滉と立田悠悟を評価サカノワ(2018年9月2日)
- ^ “若手メンバーで臨むコパ・アメリカで森保一監督が掲げた目標は?ベテラン岡崎、川島らの招集にも言及”. サッカーダイジェスト. 日本スポーツ企画出版社 (2019年5月24日). 2019年5月25日閲覧。
- ^ “コパ・アメリカの代表メンバーに久保建英、中島翔哉らを選出!A代表初招集は安部裕葵ら13名!”. サッカーダイジェスト. 日本スポーツ企画出版社 (2019年5月24日). 2019年5月25日閲覧。
- ^ 【日本代表スタメン発表】久保建英、中島翔哉ら先発! 大迫敬介など6人がデビューへフットボールチャンネル 2019年6月18日
- ^ “杉岡大暉選手 日本代表選出のお知らせ”. 湘南ベルマーレ公式サイト (2022年7月13日). 2022年7月30日閲覧。
- ^ a b “2019 TOP TEAM 5DF 杉岡 大暉 « 湘南ベルマーレ公式サイト”. 2019年10月29日閲覧。
- ^ a b “足立区出身のJリーガー杉岡大暉選手 初の日本代表選出”. 足立朝日 (2019年6月5日). 2021年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月29日閲覧。
- ^ a b 船橋市立船橋高等学校が優勝! 平成28年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 男子 日本サッカー協会 (2016年8月4日)
- ^ “平成27年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(男子) 最終結果”. 公益財団法人日本サッカー協会 (2015年8月10日). 2017年10月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 杉岡大暉 - National-Football-Teams.com
- 杉岡大暉 - Soccerway.com
- 杉岡大暉 - Soccerbase.comによる選手データ
- 杉岡大暉 - FootballDatabase.eu
- 杉岡大暉 - WorldFootball.net
- 杉岡大暉 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 杉岡大暉 - FIFA主催大会成績
- 杉岡大暉 - J.League Data Siteによる選手データ
- 杉岡大暉 - TheFinalBall.com
- 杉岡大暉 (@1098daiki) - X(旧Twitter)
- 杉岡大暉 (@sugiokadaiki) - Instagram
- プロフィール - 日本サッカー協会
- Jクラブ注目の市立船橋DF杉岡大暉選手が語る“キャプテン”としての役割 (1/5) , (2/5) , (3/5) , (4/5) , (5/5) - ジュニアサッカーを応援しよう! (2016年7月22日)