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杉山響子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉山 響子
(すぎやま きょうこ)
ペンネーム 糸杉 紗衣
誕生 篠原 響子
1960年(64 - 65歳)
東京都の旗 東京都
職業 小説家
エッセイスト
脚本家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 玉川大学文学部
代表作
作詞「船はうたう」(1996年)
脚本『見えない同居人』(2018年)
一般『物の怪と竜神さんが教えてくれた大事なこと』(2020年)
パートナー 杉山弘幸
親族 佐藤愛子
三笠万里子
佐藤紅緑
サトウハチロー
大垣肇
公式サイト のろ猫プーデルのひゃっぺん飯 おかわりっ!!
https://ameblo.jp/podel1007/
ウィキポータル 文学
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杉山 響子(すぎやま きょうこ、1960年[1] - )は、日本の小説家エッセイスト脚本家東京都出身。玉川大学卒。

人物来歴

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小説家の佐藤愛子を母に、大衆小説の人気作家で劇作家の佐藤紅緑を祖父に持つ。さらに、作詞家で詩人のサトウハチローと脚本家で劇作家の大垣肇という2人の叔父がいる文学一家に生まれる。

幼少期に、父・田畑麦彦(本名:篠原省三、新人賞作家)の会社倒産と両親の離婚を経験し、その後は母子家庭で育つ

2018年、長年温めてきた題材をもとに、劇団 山猫幻燈會の旗揚げ公演で初の舞台作品『見えない同居』を書き下ろす。

2020年、『物の怪と龍神さんが教えてくれた大事なこと』を廣済堂出版から上梓。

エピソード

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  • 作家佐藤愛子の2番目の夫、田畑麦彦が亡くなった時、その事実を最初に彼女に知らせたのは、娘の杉山響子だった。

 今日の夕方、電話が鳴って、多恵※1の声がいいました。

「パパ、死んだよ、今」

「そう」

 と私※2はいい、それから「ご苦労さん」といいました。

―― 佐藤愛子 著『晩鐘』文藝春秋刊、2014年12月10日 第1刷[2] より

(※1 杉山響子、※2 佐藤愛子)

  • そうそうたる人物が顔をそろえる作家の家系に生まれながら、本人は「物を書くことにはあまり興味がなかった」と言う[3]
  • ブログ「のろ猫プーデルのひゃっぺん飯 おかわりっ!!」[4]では、母親であり作家の佐藤愛子Wikipedia記事に多くの誤りがあることを懸念している。タイトルは「ちょっとコワイWikipedia[5]

主な著作

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脚注

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  1. ^ https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034044943&Action_id=121&Sza_id=C0 左記は、株式会社 トーハンが運営するウェブサイト。杉山響子の著作物と、生年を含む本人の経歴が記載されている。
  2. ^ https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I025933346 国立国会図書館に書籍の登録がある。当該小説には現実が描かれている。そのことは472ページ以降の「あとがき」に作者の筆より記されている。
  3. ^ https://stage.corich.jp/troupe/17010 左記は、CoRich舞台芸術!のウェブページ。こりっち株式会社が運営。ここに、劇団 山猫幻燈會(やまねこげんとうかい)のことが書かれている。「活動紹介」という項目があり、「作家家系に生まれ育っていながら、物を書くことに、さほど興味がなかったと言い放つ、作家 杉山響子」の一文が記述されている。
  4. ^ 「のろ猫プーデルのひゃっぺん飯 おかわりっ!!」”. 杉山 響子. 2022年5月25日閲覧。
  5. ^ 「ちょっとコワイWikipedhia」”. 杉山響子. 2022年5月25日閲覧。
  6. ^ 「船はうたう」(NHKみんなのうた)”. 日本放送協会. 2022年5月25日閲覧。
  7. ^ 山猫幻燈會 旗揚げ公演 「見えない同居人」(作家 杉山響子) 書き下ろし”. こりっち株式会社. 2022年5月25日閲覧。
  8. ^ 「物の怪と龍神さんが教えてくれた大事なこと」(杉山響子/著)”. 株式会社 トーハン. 2022年5月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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