札幌市立山鼻小学校
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札幌市立山鼻小学校 | |
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北緯43度02分29秒 東経141度20分41秒 / 北緯43.04139度 東経141.34472度座標: 北緯43度02分29秒 東経141度20分41秒 / 北緯43.04139度 東経141.34472度 | |
過去の名称 |
山鼻学校 山鼻簡易小学校 山鼻尋常小学校 山鼻尋常高等小学校 山鼻尋常小学校 山鼻国民学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 札幌市 |
開校記念日 | 4月18日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B101210110051 |
所在地 | 〒064-0914 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
札幌市立山鼻小学校(さっぽろしりつやまはなしょうがっこう)は、北海道札幌市中央区にある公立小学校。
概要
[編集]市内で最も歴史のある小学校の一つ。校木であるモミジは、1915年に当時の保護者会(現PTA)会長が、京都の嵐山からモミジの苗木を取り寄せ、当校に寄贈したことに因む。また、各種研究大会・発表会も行われている。課外活動では、ミニバスケットボール部が全国大会出場経験がある。
沿革
[編集]- 1877年(明治10年)7月15日 - 校舎が落成し仮授業を開始する[1]。
- 1878年(明治11年)4月18日 - 山鼻学校開校式を挙行し、この日を開校記念日と定める[1]。修業年限上等4年、下等4年[2]。
- 1881年(明治14年)9月1日 - 明治天皇が本校に行幸される[1]。
- 1883年(明治16年) - 初等科3年、中等科3年に改組し、年限を変更[2]。
- 1887年(明治20年)4月1日 - 山鼻簡易小学校となる(修業年限3年)[3][注釈 1]。
- 1890年(明治23年)
- 1892年 (明治25年)7月1日 - 新校舎が落成する[1]。
- 1901年(明治34年)3月10日 - 高等科(修業年限2年)を設置し、山鼻尋常高等小学校となる[1]。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 高等科の修業年限を4年に延長する[1]。
- 1907年(明治40年)4月18日 - 校歌を制定する[1]。
- 1909年(明治42年)4月1日 ‐ 修業年限尋常科6年、高等科2年となる[1]。
- 1912年(大正元年)8月5日 - 校歌を改訂する(作詞・石森和男、作曲・玉川瓶也)[4][注釈 2]。
- 1915年(大正4年)11月10日 - 校旗を作製する[4]。
- 1928年(昭和3年)10月18日 - 開校50周年記念式典を挙行する[4]。
- 1931年(昭和6年)3月19日 - 高等科を廃止し、山鼻尋常小学校と改称する[5]。
- 1932年(昭和7年)3月15日 - 校歌の旋律を改訂する(作曲・津田甫)[5]。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 山鼻国民学校と改称する[5]。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 札幌市立山鼻小学校と改称する[5]。
- 1948年(昭和23年)12月1日 - 現在の校章を制定する[5]。
- 1951年(昭和26年)2月8日 - 完全給食を実施する[6]。
- 1957年(昭和32年)8月6日 - 第8回全国学校図書館研究大会会場校となる[6]。
- 1978年(昭和53年)10月18日 - 開校100周年記念式典を挙行する[7]。
- 1983年(昭和58年) - “愛の鐘”を設置する[要出典]。
- 1984年(昭和59年)12月 - PTA文部大臣表彰記念講演会、祝賀会を開催する[8]。
- 1985年(昭和60年)10月 - モニュメント「語らい」完成除幕式を行う[8]。
- 1989年 - ソニー教育論文優良校に選定される[要出典]。
- 1993年(平成5年)7月 - プールを新設する[8]。
- 1994年(平成6年)10月 - 郷土資料室完成する[8]。
- 1998年(平成10年) - 第42回全国特別活動研究大会会場となる[要出典]。
- 1999年(平成11年) - コンピューター室が完成[要出典]。
- 1999年 - 環境教育に関して財団法人グリーンクロスジャパンより表彰を受ける[要出典]。
教育目標
[編集]- 共に生きる豊かな心を育てる(徳)
- 明朗で健康な心身を育てる(体)
- 自主的に学ぶ力を育てる(知)
- 創造的な知性を育てる(知)
所在地
[編集]札幌市中央区南14条西10丁目1番地
卒業生
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『やまはな』177頁の年表は「山鼻簡易小学校」となった日について「明治19年4月1日」としているが、同書本文17頁には「明治19年4月小学校令が公布され(中略)土地の情況により小学簡易科を設けた。本道においては、翌20年小学校種別を簡易・尋常・高等の3種に分け、(中略)本校は当時、簡易科に編入された」とあるから、年表編纂上の誤りと見られる。
- ^ 採用認可は1912年10月3日『官報』掲載
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『やまはな』177頁
- ^ a b 『札幌教育史 上巻』54頁
- ^ 『札幌教育史 上巻』191頁、『札幌の小学校』99頁
- ^ a b c 『やまはな』178頁
- ^ a b c d e 『やまはな』179頁
- ^ a b 『やまはな』180頁
- ^ 『やまはな』183頁
- ^ a b c d “札幌市立山鼻小学校 令和2年度 学校要覧”. 2021年7月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 札幌市立山鼻小学校 編『山鼻小学校開校100周年記念誌 やまはな』札幌市立山鼻小学校、1979年。
- 山崎長吉『札幌教育史 上巻』第一法規出版、1986年。
- 札幌市教育委員会 編『札幌の小学校』さっぽろ文庫46,1988年。
- 札幌市立山鼻小学校『令和2年度 学校要覧』札幌市立山鼻小学校、2020年。