時事通信ビル
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時事通信ビル | |
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情報 | |
用途 | 事務所、ホール、店舗[1] |
設計者 | KAJIMA DESIGN[1] |
構造設計者 | KAJIMA DESIGN[1] |
設備設計者 | KAJIMA DESIGN[1] |
施工 | 鹿島・東急建設共同企業体[1] |
建築主 | 時事通信社[1] |
管理運営 | 時事通信ビル管理 |
構造形式 | 鉄骨造(柱 CFT造)、一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造[1] |
敷地面積 | 3,158.43 m² [1] |
建築面積 | 2,027.06 m² [1] |
延床面積 | 26,037.85 m² [1] |
階数 | 地下2階、地上14階、塔屋1階[1] |
高さ | 73m[1] |
エレベーター数 | 8基[1] |
駐車台数 | 77台[1] |
着工 | 2001年12月[1] |
竣工 | 2003年11月[1] |
所在地 |
〒104-8178 東京都中央区銀座5丁目15番8号 |
座標 | 北緯35度40分5.3秒 東経139度46分2秒 / 北緯35.668139度 東経139.76722度座標: 北緯35度40分5.3秒 東経139度46分2秒 / 北緯35.668139度 東経139.76722度 |
時事通信ビル(じじつうしんビル)は、東京都中央区銀座5丁目にあるオフィスビル。時事通信社本社や時事通信ホールのほか、テナントフロアにはマスコミの支社・支局などが入る。
2006年度日本建築学会作品選奨、第20回空気調和・衛生工学会賞、2005年グッドデザイン賞を受賞[2]。
概要
[編集]戦後、同盟通信社はGHQからの業務停止命令を受け、時事通信社と共同通信社に分割されるが、両社の本社は同盟が本社を置いた日比谷公園内の市政会館にそのまま置かれた。共同は1966年、虎ノ門に完成させた共同通信会館に本社を移転、その後は時事のみが市政会館を本社として使い続けた。
2001年に電通が東証1部に上場を遂げると、大株主である時事は保有する電通株の一部を放出。売却益を元にして、事業再編で閉鎖となった東急ホテルチェーンのシンボル的存在だった銀座東急ホテルの跡地を95億円で取得[3]。新社屋の建設に入り、2003年11月に時事通信ビルが竣工した[1]。
ビルは地下2階・地上14階からなり、低層部は2層吹抜けのエントランスロビーを介し、2階には講演会やファッションショーにも使える高機能平土間型の「時事通信ホール」を設け、1階にはレストランやカフェを配した[4][5]。4階から8階には時事通信社ならびに子会社がオフィスを置き、編集局は巨大なワンルームの構成で四方からの自然採光を意識し、開放的な仕事場に仕立てた[5]。9階から13階はテナントフロアで、民放準キー局、基幹局および海外の通信社の支社・支局などが入る。
白い柱と壁の外装材は、共に同一材のプレキャストコンクリート打放し仕上げである[6]。うわぐすりでもかかったように見えるが、混ぜ合わせる骨材を選りすぐり、石を思わせるテクスチャーを実現させた[5]。
テナント
[編集]オフィス
[編集]商業施設
[編集]- スターバックスコーヒー東銀座店(1階)
- 銀座うかい亭(1階)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 新建築 2004, p. 224.
- ^ “時事通信ビル 東京都中央区銀座5丁目15番8号”. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2020年8月6日閲覧。
- ^ 「東急ホテル、銀座東急閉鎖を発表、95億円で時事通信に売却」『日経産業新聞』2000年2月28日
- ^ 新建築 2004, p. 86.
- ^ a b c 「時事通信ビル 松葉一清のTokyoエッジ」『朝日新聞』東京版 2004年3月3日
- ^ 新建築 2004, p. 83.
- ^ 高橋浩祐 (2024年3月27日). “史上初!韓国紙が日本人を東京特派員に据える理由”. 東洋経済新報. 2024年3月27日閲覧。
参考文献
[編集]- 『新建築』新建築社、2001年1月。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 時事通信ホールWebサイト
- 実績一覧 時事通信ビル - KAJIMA DESIGN