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早川史哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
早川 史哉
名前
愛称 ふみぞー
カタカナ ハヤカワ フミヤ
ラテン文字 HAYAKAWA Fumiya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-01-12) 1994年1月12日(30歳)
出身地 新潟県新潟市西区[1]
身長 170cm[1]
体重 70kg[1]
選手情報
在籍チーム 日本の旗 アルビレックス新潟
ポジション DF / MF
背番号 18
利き足 右足[2]
ユース
2006-2008 日本の旗 アルビレックス新潟ジュニアユース
2009-2011 日本の旗 アルビレックス新潟ユース
2012-2015 日本の旗 筑波大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016- 日本の旗 アルビレックス新潟 71 (1)
代表歴
2009-2011  日本 U-17 5 (3)
2011  日本 U-18
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月16日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

早川 史哉(はやかわ ふみや、1994年1月12日 - )は、新潟県新潟市西区出身のプロサッカー選手Jリーグアルビレックス新潟所属。ポジションはディフェンダー[1]ミッドフィールダー

来歴

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アルビレックス新潟の育成組織出身。高校3年の2011年にはトップチームに2種登録されており[3]、メキシコで開催された2011 FIFA U-17ワールドカップにも日本代表としてFWから本職のディフェンダーまでこなす究極水準のオールラウンドプレーヤーとして3得点を挙げる活躍を見せる[4]

2012年に筑波大学に進学して蹴球部に入部。関東大学リーグ2部降格の憂き目に遭ったチームを主将として引っ張り、1部への返り咲きを果たす[4]。2015年7月7日、2016年シーズンからのアルビレックス新潟への加入内定が発表され[1]、8月28日には特別指定選手として一足早く新潟に選手登録された[5]

新潟入団後、2016年2月27日のJ1開幕戦の湘南ベルマーレ戦に先発フル出場デビューを果たし[6]、開幕戦を含めリーグ戦3試合とヤマザキナビスコカップ1試合に先発フル出場を果たしたが、4月24日のJ1第8節・名古屋戦(早川はベンチ入りのみ)後にリンパ節の腫れを訴えたため病院で検査を受けた結果、急性白血病と診断された[7][8]

その後2016年11月に骨髄移植手術を行い、2017年から寛解に向けた治療に専念するため新潟との選手契約を一旦凍結(選手登録の解除)[9]。2017年7月には発症時から入院していた病院を退院[10]。2018年3月に下部組織、2018年8月にトップチームの練習に合流し、10月以降は練習試合で45分間プレーした[11]。10月には対外試合に出場、11月12日に契約凍結解除が発表された[12][13]

2019年シーズンは選手登録はされたが出場機会はなかなか訪れなかったものの、8月17日のJ2第28節・岡山戦で3年ぶりのベンチ入りを果たすと、10月5日のJ2第35節・鹿児島戦で右サイドバックとして先発出場、実に1287日ぶりの公式戦出場となった[14]

2020年5月30日、同月24日に一般女性と結婚したことを発表した[15][16]

Jリーグ通算50試合出場を達成した2021年5月5日の大宮アルディージャ戦で、Jリーグ初得点を決めた[17]

2023年4月18日、男児が誕生[18]

2024年4月27日、J1リーグ第10節FC東京戦でJ1初ゴールを決めた。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2012 筑波大 21 - - - 2 0 2 0
2013 18 - - 2 1 2 1
2014 8 - - 1 0 1 0
2016 新潟 28 J1 3 0 2 0 0 0 5 0
2019 J2 8 0 - 0 0 8 0
2020 30 0 - - 30 0
2021 20 1 - 2 0 22 1
2022 18 7 0 - 1 0 8 0
2023 J1 3 0 4 0 4 1 11 1
2024
通算 日本 J1 6 0 6 0 4 1 16 1
日本 J2 65 1 - 3 0 68 1
日本 - - 5 1 5 1
総通算 71 1 6 0 12 2 89 3
  • 2011年は2種登録選手として出場は無し
  • 2015年は特別指定選手として出場は無し
出場歴

タイトル

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クラブ

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アルビレックス新潟

代表歴

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関連作品

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書籍

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  • 『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』(徳間書店、2019年、ISBN 978-4-19-864958-6[19]
  • 『生きる、夢をかなえる: 僕は白血病になったJリーガー』(ベースボール・マガジン社、2020年)

出演

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CM
  • ACジャパン - 2020年度日本骨髄バンク支援キャンペーン「早川選手の、命のサポーター。」に出演。
ラジオ

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 早川 史哉選手(筑波大学)来季新加入内定のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2015年7月7日https://www.albirex.co.jp/news/club/462212016年1月5日閲覧 
  2. ^ サッカーダイジェスト責任編集『2016 J1&J2&J3選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2016年、127頁。ISBN 978-4-905411-33-8 
  3. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2011年4月1日http://www.jleague.jp/release/article-00003936/2016年6月19日閲覧 
  4. ^ a b 川端暁彦 (2016年6月17日). “突然の病魔との戦いを始めた22歳の若く気高い白鳥のために”. 川端暁彦の千態万状Jリーグ. 日本プロサッカーリーグ. 2016年6月19日閲覧。
  5. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2015年8月28日http://www.jleague.jp/release/post-37691/2016年6月19日閲覧 
  6. ^ “新潟1勝 ラファエル弾&伊藤弾で最高ダッシュ”. 日刊スポーツ. (2016年2月28日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/1610151.html 2016年6月13日閲覧。 
  7. ^ 早川 史哉選手の病状検査結果について』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2016年6月13日http://www.albirex.co.jp/news/top_team/491072016年6月13日閲覧 
  8. ^ “アルビレックス新潟・早川選手が急性白血病”. 毎日新聞新潟版. (2016年6月14日). http://mainichi.jp/articles/20160614/ddl/k15/050/166000c 2016年6月19日閲覧。 
  9. ^ 早川 史哉選手の契約について』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2017年1月10日http://www.albirex.co.jp/news/top_team/508012017年1月10日閲覧 
  10. ^ アルビレックス新潟(2018年2月15日)
  11. ^ 日刊スポーツ(2018年11月13日)
  12. ^ 早川 史哉 選手 契約凍結解除のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2018年11月12日http://www.albirex.co.jp/news/top_team/566122018年11月12日閲覧 
  13. ^ サッカーキング(2018年11月12日)
  14. ^ 1287日ぶり公式戦出場!!急性白血病からカムバックの新潟DF早川史哉、復帰戦のポジションは…”. ゲキサカ (2019年10月5日). 2019年10月6日閲覧。
  15. ^ 早川 史哉 選手 入籍のお知らせ”. アルビレックス新潟 (2020年5月30日). 2023年3月13日閲覧。
  16. ^ 新潟DF早川が一般女性と結婚「一層責任感持って」 - J2 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2020年5月31日閲覧。
  17. ^ 白血病から復活の新潟早川史哉プロ初ゴール 「目に見える結果欲しかった」”. nikkansports.com (2021年5月5日). 2021年12月24日閲覧。
  18. ^ 【新潟】DF早川史哉に第1子男児誕生「産んでくれた妻、健康に生まれてきてくれた息子に感謝」”. 日刊スポーツ (2023年4月19日). 2024年8月21日閲覧。
  19. ^ 早川史哉選手著「そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常」販売のお知らせ”. アルビレックス新潟 (2019年10月18日). 2019年12月13日閲覧。
  20. ^ ラジオ「Changeの瞬間~がんサバイバーストーリー」好評放送中 【随時更新】”. 日本対がん協会. 2023年5月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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