日本ロシア文学会
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日本ロシア文学会(にほんロシアぶんがっかい[1]、ロシア語: Японская ассоциация русистов, ЯАР[2]、英語: Japan Association for the Study of Russian Language and Literature, JASRLL[3])は、日本の学術研究団体の一つ。日本学術会議協力学術研究団体である。
ロシア文学・ロシア語学者の学術研究団体として1950年(昭和25年)7月11日に発足した[4]。学会誌『ロシア語ロシア文学研究』を刊行している[5]。また、学会賞として「日本ロシア文学会賞」と「日本ロシア文学会大賞」を設けている。
歴代会長
[編集]- 1950年: 八杉貞利
- 1962年: 米川正夫
- 1966年: 原久一郎
- 1967年: 中村白葉
- 1975年: 木村彰一
- 1981年: 東郷正延
- 1985年: 和久利誓一
- 1988年: 米川哲夫
- 1993年: 原卓也
- 2001年: 川端香男里
- 2006年: 井桁貞義
- 2009年: 沼野充義
- 2014年: 望月哲男
- 2017年: 三谷惠子[注 1]
- 2021年: 中村唯史[9]
日本ロシア文学会大賞
[編集]- 第1回(2014年度):井桁貞義(ドストエフスキーの研究を中心に)
- 第2回(2015年度):吉岡ゆき(通訳者としての貢献、翻訳など)
- 第3回(2016年度):諫早勇一(ロシア文学の研究、ロシア語教育への貢献など)
- 第4回(2017年度):桑野隆(言語学、詩学などの研究、バフチンの紹介など)
- 第5回(2018年度):澤田和彦(ゴンチャローフ研究、日露交流史など)
- 第6回(2019年度):佐藤昭裕(古教会スラブ語と中世ロシア文章語の研究)
- 第7回(2020年度):中澤敦夫(中世ロシア研究、古儀式派研究など)
- 第8回(2021年度):該当者なし[10]。
- 第9回(2022年度):井上幸義
- 第10回(2023年度):上田洋子
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Nihon Roshia Bungakkai” ( ). アメリカ議会図書館. 2017年2月10日閲覧。
- ^ 日本ロシア文学会会則 (Устав Японской ассоциации русистов)
- ^ “日本ロシア文学会”. 学会名鑑. 日本学術会議・日本学術協力財団・科学技術振興機構. 2020年3月9日閲覧。
- ^ 岩波書店編集部 編『近代日本総合年表 第四版』岩波書店、2001年11月26日、379頁。ISBN 4-00-022512-X。
- ^ 佐藤純一「学会創立六十五周年に際会して思うこと」
- ^ “三谷惠子教授のご逝去”. 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室 (2022年1月25日). 2022年2月1日閲覧。
- ^ “三谷惠子前会長ご逝去”. 日本ロシア文学会 (2022年1月25日). 2022年2月1日閲覧。
- ^ 服部文昭 (2022年1月30日). “三谷前会長の早過ぎるご逝去を悼んで” (PDF). 日本ロシア文学会. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “中村唯史 新会長よりご挨拶” (PDF). 日本ロシア文学会 (2021年11月). 2022年2月1日閲覧。
- ^ 「日本ロシア文学会会報」第51号掲載。2024年1月19日閲覧。