斎藤数衛
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斎藤 数衛(さいとう かずえ、1916年9月27日[1] - )は、日本のアメリカ文学者・翻訳家。
人物・来歴
[編集]東京生まれ。1940年京都帝国大学文学部英文科卒。早稲田大学法学部教授を務めた。英米文学、推理小説など多数を翻訳。
翻訳
[編集]- 『ポギーとベス』(D・B・ヘイワード、東京ライフ社、東京選書)1956
- 『わが少年期』(カール・サンドバーグ、吉田三雄共訳、新鋭社) 1956
- 『失われた楽園』(サミユエル・チョツィノフ、新鋭社) 1956
- 『絶望の青春』(ジャック・ロンドン、木内信敬共訳、新鋭社) 1956
- 『自由への舞踏 バレリーナの恋』(ジョージ・マイクス、時事通信社) 1956
- 『アメリカの文学』(H・シュトラウマン、時事通信社) 1957
- 『笑うサム / 心高原にあるもの』(ウイリアム・サロイアン、吉田三雄共訳、英宝社) 1957
- 『夜の樹 / ミリアム』(T・カポート (カポーティ)、河野一郎共訳、南雲堂) 1957
- 『リーマスおじさん / 魔法の水さし』(J.C.ハリス / ホーソン、東京創元社、世界少年少女文学全集) 1958
- 『警官殺し』(ジョージ・バグビイ、東京創元社、クライム・クラブ) 1958
- 『マーク・トウェーン短篇全集』第4巻 (マーク・トウェーン、鏡浦書房) 1959:「探偵物語でもある」他5篇
- 『殺人の朝』(コリン・ロバートスン、東京創元社、クライム・クラブ) 1959
- 『リンカーン伝』(ロード・チャーンウッド、東京創元社) 1959
- 『山にのぼりて告げよ』(ボールドウィン、早川書房、黒人文学全集) 1961
- 『雪だるまの殺人』(ニコラス・ブレイク、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1961
- 『旅路のなかばに』(ライオネル・トリリング、荒地出版社、現代アメリカ文学選集) 1968
- 『現代アメリカ作家12人集 ジエイムズからアップダイクまで』(編共訳、荒地出版社) 1968
- 『死を急ぐ幼き魂 黒人差別教育の証言』(ジョナサン・コゾル、早川書房) 1968
- 『小馬のビック』(ドリス・ゲイツ、学習研究社、少年少女学研文庫) 1969
- 『死の装具』(スーザン・ソンタグ、早川書房) 1970
- 『暗黒の海にいどむ マゼラン』(ロナルド・ウェルチ、学習研究社、世界の伝記) 1971
- 『勇気ある人 チャーチル』(Q・レイノルズ、学習研究社、世界の伝記) 1971
- 『ジョニーは銃をとった』(ドルトン・トランボ、早川書房) 1971
- 『見込みない種子』(アントニイ・バージェス、黒柳久弥共訳、早川書房) 1972
- 『アーダ』(ウラジミール・ナボコフ、早川書房 上下) 1977.9
- 『愛のサーカス』(ポール・ギャリコ、早川書房) 1978.7
- 『氷河時代』(マーガレット・ドラブル、早川書房) 1979.9
- 『権力と栄光』(グレアム・グリーン、「全集8」早川書房) 1980.7、のち文庫
- 『薔薇はもう贈るな』(エリック・アンブラー、早川書房) 1980.9
- 『墓場貸します』(カーター・ディクスン、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1980.10
- 『学校へいったヘビ』(リリアン=ムーア、学習研究社、新しい世界の童話シリーズ) 1980
- 『ぼくのペットはフクロウ』(ファーリー=モワット、学習研究社) 1980.5
- 『キングとジョーカー』(ピーター・ディキンスン、サンリオSF文庫) 1981.3、のち扶桑社文庫
- 『囁く影』(ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1981.6
- 『妖女の隠れ家』(ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1981.9
- 『疑惑の影』(ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1982.3
- 『魔女が笑う夜』(カーター・ディクスン、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1982.9
- 『英国人の血』(ジェイムズ・マクルーア、早川書房) 1982.11
- 『皇帝のかぎ煙草入れ』(ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1983.1
- 『感傷の終り』(スティーヴン・グリーンリーフ、早川書房) 1983.8
- 『ラバー・バンド』(レックス・スタウト、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1983.11
- 『人生ゲーム』(D・G・コンプトン、サンリオSF文庫) 1984.4
- 『ネロ・ウルフ最後の事件』(レックス・スタウト、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1984.9
- 『殺人詩篇』(ウィル・ハリス、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1985.2
- 『トリホス将軍の死』(グレアム・グリーン、早川書房) 1985.10
- 『マラキア・タペストリ』(ブライアン・W・オールディス、サンリオSF文庫) 1986.4
- 『霧の殺人鬼』(M・J・トロー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1986.8
- 『158ポンドの結婚』(ジョン・アーヴィング、サンリオ) 1987.1、のち新潮文庫
- 『クリミアの亡霊』(M・J・トロー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1987.8
- 『アンティークな殺人』(ウィル・ハリス、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1987.11
- 『シャーロック・ホームズの新冒険 下』(M.H.グリーンバーグ,C.R.ウォー、坂口玲子共訳、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989.7
- 『探偵役はミスキャスト』(ドナルド・ウォード、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1989.11
- 『神の庭に遊びて』(ピーター・マシーセン、早川書房) 1992.6
- 『破産寸前の男』(ピーター・バーセルミ、ハヤカワ文庫) 1992.12
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』