文聖述
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文 聖述(ムン・ソンスル、朝鮮語: 문성술/文成述、1922年 - 1999年3月)は、朝鮮民主主義人民共和国の外交官、政治家。駐インドネシア大使、第3・4・8期最高人民会議代議員。朝鮮労働党組織指導部第一部長、中央党本部党書記。
経歴
[編集]中央党学校卒。平安南道党部長・江西郡(現・江西区域)党委員長、咸鏡南道農村経理委員長、駐インドネシア北朝鮮大使、平安南道行政委員会委員長、朝鮮労働党中央委員会農業部長、黄海南道党責任書記・人民委員長、朝鮮労働党組織指導部第1副部長などを務めた[1]。1999年3月、深化組事件に巻き込まれ下剤を飲まされた上で3日間一滴の水も与えられない拷問を受け、その結果、留置場の壁に頭を打ち付けて自殺したといわれる[注釈 1][2]。
賞勲
[編集]- 金日成勲章(1982年4月)
- 金日成勲章(1992年4月)
脚注
[編集]- ^ “문성술” (朝鮮語). terms.naver.com. 2024年3月9日閲覧。
- ^ “「下剤を飲ませ水を一滴も与えず政敵を抹殺」北朝鮮の権力闘争”. yahooニュース (2018年12月18日). 2021年10月5日閲覧。
注釈
[編集]- ^ 深化組事件については、対南工作に当たっていた朝鮮労働党統一戦線部の元幹部で、実際にこの大粛清を現地で見聞した張哲賢が、脱北後、韓国発行の月刊誌にその全容を暴露している。