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Yes-No

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
愛の終わる時から転送)
「Yes-No」
オフコースシングル
初出アルバム『We are
B面 愛の終わる時
リリース
規格 7"シングルレコード
ジャンル ポップス
ロック
時間
レーベル EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI
ETP-17003
作詞・作曲 小田和正 (Yes-No)
鈴木康博(愛の終わる時)
プロデュース オフコース
チャート最高順位
  • 週間8位(オリコン
  • 1980年7月度月間10位(オリコン)
  • 1980年8月度月間10位(オリコン)
  • 1980年9月度月間12位(オリコン)
  • 1980年度年間35位(オリコン)
  • 登場回数22回(オリコン)
オフコース シングル 年表
  • Yes-No
  • (1980年 (1980)
We are 収録曲
SIDE A
  1. 時に愛は
  2. 僕等の時代
  3. おまえもひとり
  4. あなたより大切なこと
  5. いくつもの星の下で
SIDE B
  1. 一億の夜を越えて
  2. せつなくて
  3. Yes-No
  4. 私の願い
  5. きかせて
SELECTION 1978-81 収録曲
SIDE A
  1. 風に吹かれて
  2. 夏の終り
  3. 愛を止めないで
  4. せつなくて
  5. 生まれ来る子供たちのために
  6. さよなら
SIDE B
  1. Yes-No
  2. 愛の終わる時
  3. 一億の夜を越えて
  4. いくつもの星の下で
  5. I LOVE YOU
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Yes-No」(イエス・ノー)は、1980年6月21日に発売されたオフコース通算19枚目のシングル

解説

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「Yes-No」は、アルバム『We are[1]に収録されるが、アルバム収録とは別ヴァージョンでエンディングが若干長く、アルバムヴァージョンでは聴かれる、後半部での大間ジローによるカウベルが入っていない。ベスト・アルバムSELECTION 1978-81[2]に収録されているのは、富樫要によるフリューゲルホルンソロのシングル・ヴァージョンのイントロにアルバムヴァージョンを編集で繋いだもの。この曲の歌詞について小田は「“抱きしめよう”はともかく、“君を抱いていいの”は、当時の歌詞の中でも一線を越えてた。でも、そこを超えたから、みんなのアンテナに引っ掛かったんだよ。世の中には、いい曲だけど地味な曲って、たくさんある。それは、歌詞が一線を越えてないから、アンテナには引っ掛からないってことなんだよ。ただ、いくら引っ掛かるとは言っても、曲のタイトルを『君を抱いていいの』にしてはならない、というのも考えたけど」「ずっと疑問文で成立している。そして最後に相手に責任を取らせる歌なんだ。“どうなんだ”って、突きつける。当時それならタイトルは『Yes or No?』じゃないかって言った奴がいたけど、突きつけてるんだ。だから『Yes-No』なんだ」とし、「『週刊新潮』のコラムに『女の子にキャーキャー言われながら“君を抱いていいの”って、いい歳をして』って。いやぁ、そんなこと書くんだなぁって思ったよ。あと、客席のファンの人達が“タン スタタン”て間の手を入れ始めたのも、この頃からだろうね。“ああぁ~ 時はぁ~”のところで、そう手拍子するようになった。でも、『週刊新潮』も“タン スタタン”も、俺達がお願いしたことではなかったんだよ」とも、『YES-NO 小田和正ヒストリー』[3]でのインタビューで答えている。

この曲は後に小田がシングル「風の坂道[4]のカップリングとしてセルフ・カヴァーし、アルバム『LOOKING BACK[5]にも収録された。小田自身コンサートでも一時期、この曲をセルフ・カヴァー・ヴァージョンで演奏したことがあるが、2000年のコンサートツアー以降と、TBS系『クリスマスの約束』では転調せず、オフコース時代のアレンジに戻されている。

「愛の終わる時」はオリジナルアルバムには収録されず、「Yes-No」と同じく『SELECTION 1978-81』[2]に収録されたが、その際ビル・シュネーによりリミックスされ、間奏部が11秒程短くなっている。

ジャケットには前作『LIVE[6]のブックレット用に同年3月、フリーダムスタジオ1stで行われたフォトセッションでの未使用写真が使われている。

収録曲

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SIDE A

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  1. Yes-No YES-NO (5'20")
    作詞 • 作曲 : 小田和正、編曲 : オフコース
    フリューゲルホルン : 富樫要

SIDE B

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  1. 愛の終わる時 AI NO OWARU TOKI (5'22")
    作詞 • 作曲 : 鈴木康博、編曲 : オフコース

スタッフ

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カヴァー

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Yes-No

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アーティスト 収録作品(初出のみ) 発売日 生産番号
REVOLUTION BAND DEMO TAPE-1 1986年5月21日 LP:MIL-2002
Mi-Ke 忘れじのフォーク・白い2白いサンゴ礁 1991年4月8日 CD:BMCR-2313
EVE I Love You.[7] 1991年8月23日 CD:SRCL-2128
椎名純平 discover 2002年5月27日 CD:AICL-1374
SMOOTH ACE OTHER PEOPLE'S SONGS 2004年4月14日 CD:TOCT-25346
柏原芳恵 encore 2007年1月11日 CD:FBCX-1022
Chara FANTASY 2007年1月17日 CD-S:UMCK-5160
チキンガーリックステーキ FACE 2007年6月20日 CD:FRCA-1180
稲垣潤一 男と女2[8] 2009年10月28日 2CD:UICZ-4215/6(Special Edition)
CD:UICZ-4214 (通常盤)
荻野目洋子 Songs & Voice 2009年11月25日 CD:VICL-63508
Aki詩音 波音ラヴァーズ〜Seasoning of Songs〜 2010年7月28日 iTunes Store配信限定
根本要 オフコース・クラシックス 2019年10月23日 CD:UICZ-4462
松本孝弘 THE HIT PARADE II[9] 2024年8月28日 CD+Blu-ray+オリジナルポスター:BMCS-8014(数量限定生産盤)
CD+Blu-ray:BMCS-8015(初回限定盤)
CD:BMCS-8016(通常盤)

脚注

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  1. ^ We are1980年11月21日発売 LP:ETP-90038
  2. ^ a b SELECTION 1978-811981年9月1日発売 LP:ETP-90106
  3. ^ 小貫信昭著 1998年12月18日初版 角川書店
  4. ^ 風の坂道1993年9月22日発売 SCD:FHDL-1009
  5. ^ LOOKING BACK1996年2月1日発売 CD:FHCL-2003
  6. ^ LIVE』 1980年5月5日発売 2LP:ETP-60380/1
  7. ^ 英語詞(英語作詞:姫野真也
  8. ^ Duet : 藤田恵美
  9. ^ featuring 山本ピカソ(青いガーネット)

関連項目

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  • イニシエーション・ラブ - 2004年に発表された乾くるみの小説。章題及び、2015年公開の同名映画の劇中歌として使用されている。

外部リンク

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