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後前頭骨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
骨: 後前頭骨
名称
日本語 後前頭骨
英語 Postfrontal bone
関連構造
上位構造 頭蓋骨
関連情報
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後前頭骨(こうぜんとうこつ、英 : Postfrontal bone)は、多くの四肢動物に見られ頭蓋骨を構成する一対の骨の一つである。眼窩の間と後方、前頭骨頭頂骨の外側、後眼窩骨の前方の頭蓋天井の領域を占める。

後前頭骨が存在する場合は、眼窩の後縁と上縁の一部を形成する。多くの絶滅した両生類やその祖先である肉鰭類は特に大きく、前方に伸びて前前頭骨に接触し、前前頭骨と眼窩の縁を隔てている。現生両生類(平滑両生類)に後前頭骨は、発生過程で骨化しなかったため、存在しない[1]。後前頭骨は、現代の有鱗目 (爬虫類)を含む一部の爬虫類では存在するが縮小している。 哺乳類ワニ形類[2]恐竜類鳥類を含む)[3]では失われているか周囲の骨と融合しているが、他の絶滅した主竜類には存在した。

脚注

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  1. ^ Schoch, Rainer R. (2014). “Amphibian skull evolution: The developmental and functional context of simplification, bone loss and heterotopy: AMPHIBIAN SKULL EVOLUTION” (英語). Journal of Experimental Zoology Part B: Molecular and Developmental Evolution (9999B): 1–12. doi:10.1002/.22599. http://doi.wiley.com/10.1002/.22599. 
  2. ^ Benton, Michael J.; Clark, James M. (1988). “8. Archosaur phylogeny and the relationships of the Crocodylia”. In Benton, Michael J.. The Phylogeny and Classification of the Tetrapods, Volume 1: Amphibians, Reptiles, Birds. Oxford: Clarendon Press. pp. 295–338 
  3. ^ Sereno, Paul C.; Novas, Fernando E. (1994-01-14). “The skull and neck of the basal theropod Herrerasaurus ischigualastensis” (英語). Journal of Vertebrate Paleontology 13 (4): 451–476. doi:10.1080/02724634.1994.10011525. ISSN 0272-4634. http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/02724634.1994.10011525.