幸袋駅
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幸袋駅 | |
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こうぶくろ Kōbukuro | |
所在地 | 福岡県飯塚市大字幸袋 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- |
183人/日(降車客含まず) -1962年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)12月28日[1] |
廃止年月日 | 1969年(昭和44年)12月8日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 幸袋線 |
キロ程 | 6.9 km(小竹起点) |
◄目尾 (2.7 km) (2.0 km) 新二瀬► | |
所属路線 | 幸袋線貨物支線 |
キロ程 | 0.0 km(幸袋起点) |
(2.5 km) (貨)伊岐須► | |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
幸袋駅(こうぶくろえき)は、かつて福岡県飯塚市大字幸袋にあった日本国有鉄道(国鉄)幸袋線の駅(廃駅)である。幸袋線の廃線に伴い、1969年(昭和44年)12月8日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1894年(明治27年)12月28日:福岡県穂波郡大谷村大字幸袋に筑豊鉄道の駅として開業[1]。
- 1897年(明治30年)10月1日:九州鉄道に合併。同社の駅となる。
- 1898年(明治31年)4月8日:当駅構内で入換え作業中の蒸気機関車(筑豊鉄道13)のボイラー破裂事故が発生。死傷者7名、民家3軒が破損するという惨事であった[2]。詳細は「九州鉄道蒸気機関車ボイラー破裂事故」を参照。
- 1899年(明治32年)12月26日:当駅 - (貨)伊岐須間の貨物支線が開業。
- 1901年(明治34年)3月31日:当駅 - (貨)幸袋炭坑間の貨物支線が廃止[1]。
- 1907年(明治40年)7月1日:国有化により、官設鉄道の駅となる[1]。
- 1930年(昭和5年)4月1日:当駅 - (貨)高雄間の貨物支線が開業[1]。
- 1945年(昭和20年)6月10日:当駅 - (貨)高雄間の貨物支線が廃止され、当駅構内扱いとなる[1]。
- 1969年(昭和44年)12月8日:小竹 - 二瀬間および当駅 - (貨)伊岐須間の運輸営業廃止に伴い、廃止[3]。
利用状況
[編集]1962年度(昭和37年度)の1日平均乗車人員は183人である[4]。
駅周辺
[編集]駅跡にホームがわずかに残っている。なお、当駅付近の廃線跡は市道となっている。
隣の駅
[編集]- 九州鉄道
- 幸袋駅 - (貨)幸袋炭坑駅
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』 12号・九州、新潮社。ISBN 9784107900302。