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岡田康彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡田 康彦(おかだ やすひこ、1943年6月1日 - )は、日本大蔵環境官僚弁護士環境事務次官などを歴任した。

来歴

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愛知県宝飯郡出身[1][2]愛知県立時習館高等学校[2]東京大学法学部卒業。大学在学中に国家公務員上級試験で1位を取り(長野庬士と同点)、司法試験にも合格する[3]1966年大蔵省に入省する。配属先は大臣官房財務参事官付。同期には長野のほか、武藤敏郎東京五輪・パラリン競技大会組織委員会事務総長、日銀副総裁、初代財務事務次官主計局長)、中島義雄(Kエナジー代表取締役、財政金融研究所長、主計局次長)、佐藤謙世界平和研究所理事長、防衛事務次官)、中山成彬国土交通大臣文部科学大臣、初代経済産業副大臣)、中山恭子拉致問題担当大臣首相補佐官北朝鮮による拉致問題担当〉)らがいる。1971年7月 八戸税務署長1981年7月 熊本県企画開発部長1983年6月 日本専売公社総務部主計課長を務める。1991年6月17日に横浜税関長に就任した際は「関税局で学んだ理論を実践で生かしたい」と会見で語っていた[4]1996年7月から環境庁へ幹部職で出向、環境庁官房長となる。1998年1月に企画調整局長。1999年7月27日環境事務次官に就任。2001年1月5日に退官。同年2月1日 住宅金融公庫副総裁。2012年1月に弁護士登録し、北浜法律事務所に入所する。

略歴

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脚注

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  1. ^ ダイオキシン対策 4年以内に排出量を9割削減 ー関係閣僚会議で対策推進基本指針を策定ー 1999年6月インタビュー記事
  2. ^ a b 『日本の官庁,その人と組織:大藏省,経済企画庁』政策時報社、1991年発行、137頁
  3. ^ 東京五輪トップも黒田バズーカも... 優秀すぎる財務官僚たち Smart FLASH 2018年7月6日 社会・政治
  4. ^ 『横浜税関長に岡田氏が着任 神奈川』朝日新聞 1991年6月18日発行、朝刊、神奈川
  5. ^ 『職員録 昭和46年版 上巻』大蔵省印刷局、1970年発行、476頁
  6. ^ 『日本の官庁』国土政策研究会、1976年発行、148頁
  7. ^ 『職員録 昭和61年版 上巻』大蔵省印刷局、1985年発行、504頁
その他の役職
先代
伊藤博行
住宅金融公庫副総裁
2001年 - 2003年
次代
森昭治
官職
先代
田中健次
環境事務次官
1999年 - 2001年
次代
太田義武
先代
鏡味徳房
東京国税局長
1994年 - 1995年
次代
森昭治
先代
井坂武彦
大蔵省大臣官房金融検査部長
1993年 - 1994年
次代
山本孝之
先代
近藤健彦
横浜税関長
1991年 - 1992年
次代
鈴木三也
先代
金野俊美
熊本県企画開発部長
1981年 - 1983年
次代
田谷廣明