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山村浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山村やまむら ひろし
山村浩
生誕 (1962-01-30) 1962年1月30日(62歳)
日本の旗 日本 山口県
所属組織 海上自衛隊
軍歴 1984年 - 2022年
最終階級 海上幕僚長たる海将
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山村 浩(やまむら ひろし、1962年昭和37年)1月30日[1] - )は、日本海上自衛官。第34代海上幕僚長山口県出身。

略歴

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1984年(昭和59年)3月、防衛大学校(第28期)を卒業後、海上自衛隊に入隊。護衛艦「みねゆき」艦長、第4護衛隊群司令、護衛艦隊司令官、海幕副長等を歴任し、2019年(平成31年)3月19日の閣議において、4月1日付をもって第34代海上幕僚長に任命する旨の人事が了承・発令された[2]

勤務方針は「精強・即応」及び「変化への適合」[3]を掲げ、各種訓練や隊員の意識改革などに積極的に取り組んだ。最後の定例会見では、中東方面における情報収集や、コロナ下でも各国と共同訓練を行ってきたことを上げ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け大きく貢献できたと自負している」と語った[4]

2022年(令和4年)3月30日付で退官[5][6]

年譜

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英空母クイーンエリザベス艦上での日米英参謀長級会談(中:英ラダキン大将、右:米ギルデイ大将)

栄典

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脚注

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  1. ^ 海上自衛新聞(平成28年12月23日)第3面・主要人事略歴
  2. ^ 防衛省発令(将人事)”. 防衛省 (2019年4月1日). 2019年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月19日閲覧。
  3. ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2019年4月1日). "4月1日、海上幕僚長が海将 村川豊から、海将 山村浩に交代いたしました。". X(旧Twitter)より2019年4月1日閲覧
  4. ^ 山村幕僚長「『変化に適合』貫き38年隊員らに見送られ離任」朝雲新聞(2022年4月7日付)
  5. ^ a b 防衛省発令(将人事)”. 防衛省 (2022年3月11日). 2022年4月10日閲覧。
  6. ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2022年3月30日). "山村 前 海幕長が隊員及び職員に見送られる様子をご覧ください。". X(旧Twitter)より2022年3月30日閲覧
  7. ^ a b 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2021年6月3日). "6月1日、私、山村海上幕僚長はアクイリーノ米インド太平洋軍司令官から、これまでの日米関係における功績として米国勲章を手渡されました。". X(旧Twitter)より2021年10月17日閲覧
  8. ^ a b 山村 浩 海上幕僚長がレジオン・ドヌール勲章を受章”. 駐日フランス大使館 (2022年2月10日). 2022年4月10日閲覧。
  9. ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2022年2月10日). "2月10日、山村海上幕僚長は、日仏連携強化への功績として、仏国勲章「レジオン・ドヌール」を受章しました。". X(旧Twitter)より2022年2月10日閲覧

出典

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外部リンク

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先代
村川豊
海上幕僚長
第34代:2019年 - 2022年
次代
酒井良
先代
村川豊
海上幕僚副長
第40代:2016年 - 2019年
次代
出口佳努
先代
河村正雄
護衛艦隊司令官
第37代:2015年-2016年
次代
糟井裕之