山上正太郎
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山上 正太郎(やまのうえ しょうたろう、1919年 - 2010年[1])は、日本の歴史学者、電気通信大学名誉教授。西洋史専攻。
来歴
[編集]岡山県岡山市生まれ。東京帝国大学文学部西洋史学科卒業。学習院大学助教授、電気通信大学教授、1983年定年退官、名誉教授。第一次世界大戦、第二次世界大戦、フランス革命などを研究した。
著書
[編集]- 『近世ヨーロッパの誕生』(大地書房) 1949
- 『自由と平等を求めて』(国民図書刊行会、絵で見る世界史5) 1956
- 『二つの世界大戦』(筑摩書房、世界史の人びと7) 1956
- 『フランスの歴史 』(白水社) 1959
- 『ウィンストン・チャーチル 二つの世界戦争』(誠文堂新光社、歴史の人間像) 1960
- 『チャーチル 第二次世界大戦の指導者』(清水書院、センチュリーブックス) 1972、のち 改題『チャーチルと第二次世界大戦』
- 『第二次世界大戦 戦時外交と指導者』(教育社歴史新書) 1979.11
- 『第一次世界大戦 忘れられた戦争』(社会思想社、現代教養文庫) 1985.11、のち講談社学術文庫
- 『第二次世界大戦 忘れ得ぬ戦争』(社会思想社、現代教養文庫) 1986.12
- 『チャーチル ド・ゴール ルーズヴェルト ある第二次世界大戦』(社会思想社) 1989.8
- 『ナポレオン・ボナパルト』(社会思想社) 1994.4
- 『二つの世界大戦 サラエボからヒロシマまで』(社会思想社) 1995.10
- 『フランス革命とひとりの女性 メアリ・ウルストンクラーフトの生涯』(社会思想社) 1997.10
- 『歴史・人間・運命』(文元社、山上正太郎歴史叙述集1 - 2) 2000.1
- 『冷たい戦争 歴史・人間・運命』(文元社) 2003.12、のち改題『冷戦』
共編著
[編集]- 『ヨーロッパの天才たち』(矢田俊隆共編、創芸社) 1950
- 『女性西洋史』(養徳社) 1951
- 『世界史潮 現代の理解のために』(野原四郎、井上幸治共編著、日本出版協同) 1953.6
- 『ルネサンスの開花』(河出書房新社、西洋史物語) 1959
- 『戦雲のヨーロッパ』(河出書房新社、西洋史物語) 1959
- 『エルベの誓い』(河出書房新社、西洋史物語) 1959
- 『教養人の世界史 下 近代・現代』(岩間徹共著、社会思想社、現代教養文庫) 1964
- 『ヨーロッパの目ざめ』(赤井彰共著、集英社、世界の歴史7) 1968
- 『君主制の栄え』(大野真弓共著、集英社、世界の歴史9) 1968
- 『自由と解放の波』(清水博共著、集英社、世界の歴史10) 1968
- 『大戦と戦後の世界』(宍戸寛共著、集英社、世界の歴史12) 1968
- 『帝国主義への道』(石橋秀雄共著、集英社、世界の歴史11) 1969
- 『文芸復興の時代』(赤井彰, 相田重夫共著、社会思想社、現代教養文庫、世界の歴史7) 1974
翻訳
[編集]- 『小さき肖像画 伝記文学集』(ストレイチー、地平社) 1943
- 『フランス革命』(ポール・ニコル、金沢誠共訳、白水社、文庫クセジュ) 1951
- 『近代市民社会の形成 フランス・ブルジョワジーの起源』(レジーヌ・ペルヌー、白水社、文庫クセジュ) 1954
- 『黒シャツ党のローマ進軍』(アンドレ・ファルク、筑摩書房、世界ノンフィクション全集) 1962
- 『第二次世界戦争 1935 - 1945』(ロジェ・セレ、白水社、文庫クセジュ) 1965
- 『大革命の女性たち』(ミシュレー、三宅徳嘉共訳、角川書店、世界の人間像) 1966
脚注
[編集]- ^ 「第一次世界大戦 忘れられた戦争」山上正太郎、講談社学術文庫、2010年
参考文献
[編集]- 講談社学術文庫 著者紹介