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小澤竜己

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小澤 竜己
名前
愛称 コザ[1]、Kozini(コズィーニ[2]
カタカナ コザワ リュウキ
ラテン文字 KOZAWA Ryuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-02-06) 1988年2月6日(36歳)
出身地 愛知県名古屋市
身長 170cm
体重 69kg
選手情報
ポジション FWMF (SH[2])
利き足 右足[1]
ユース
2003-2005 日本の旗 青森山田高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2007 日本の旗 FC東京 3 (0)
2008-2010 日本の旗 ガイナーレ鳥取 56 (18)
2011 日本の旗 ブラウブリッツ秋田 20 (2)
2012 タイ王国の旗 パタヤ・ユナイテッド
2012 ラトビアの旗 FBグルベネ 9 (0)
2013-2015 ポーランドの旗 グバルディア・コシャリン 65 (13)
2015 ポーランドの旗 ドラフスコ・ポモルスキエ 15 (4)
2016 インドの旗 ムンバイFC 14 (3)
2016-2017 タイ王国の旗 ランパーンFC 11 (1)
2017 日本の旗 トヨタ蹴球団 3 (0)
2018 フィリピンの旗 JPVマリキナFC
2019-2022 ポーランドの旗 MKSイランカ・ジェピン
通算 196 (41)
代表歴
2004-2005  日本 U-16/17
2005-2007  日本 U-18/19/20
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

小澤 竜己(こざわ りゅうき、1988年2月6日 - )は、愛知県名古屋市出身の元サッカー選手。ポジションは主にフォワード(FW)

次姉は女優小澤真利奈

来歴

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3歳からサッカーを始め、小学4年から地元クラブの名古屋FCに所属[3]2003年青森山田高校に進学。1年時から背番号10を背負い[4] エースストライカーとして活躍[3]。3年生時には主将を務め[4]、同期のFW伊東俊とのコンビで[5]インターハイを制した[1][3]選手権では同期の松本怜と共に優秀選手賞を受賞[6]。また、2004年にはU-16日本代表としてモンテギュー国際大会に出場し、決勝のイタリア戦でハットトリックを記録、優勝とともに得点王も獲得した[1][3]

2006年JリーグFC東京とプロ契約[7]。同年4月22日のG大阪戦がデビューとなった[8]同年のヤマザキナビスコカップ浦和戦で初の先発出場。MFでの起用となったが、豊富な運動量で[9] 中盤を活性化させた[10]2007年5月、U-20日本代表として同年のU-20ワールドカップ参加メンバーの最終選考の場となったトレーニングキャンプに参加[11]。しかし、この頃より股関節痛を発症。それでも妥協を許さず練習を続ける姿勢が仇になり[12]、後にグロインペイン症候群と診断され離脱[2][13]。U-20ワールドカップ出場も逃した。

2008年、試合経験を積むためガイナーレ鳥取期限付き移籍[14]。チーム最多となる11得点を挙げたが[15]、所属元のFC東京から契約非更新を通知され[16]Jリーグ合同トライアウトに参加した[17]2009年より、鳥取に完全移籍[18]。徐々に出場機会を減らし、2010年シーズン終了後、契約非更新となった。

2011年よりブラウブリッツ秋田に完全移籍[19][20]3トップの布陣を採っていたこともあり、サイドでのプレーに取り組んだ[2]。クラブからは契約延長を打診されたものの、これを固辞し[2][21]、同年限りで退団。

2012年より、タイ・プレミアリーグパタヤ・ユナイテッドFCへ加入[22]。同年6月に中足骨を骨折。その後、外国籍枠の関係によりパタヤから契約解除の申し出を受け退団した[23]

2012年9月、ラトビアヴィルスリーガFBグルベネへ移籍[24]

2013年3月、ポーランド・KSグバルディア・コシャリンへ移籍[25]。右のサイドアタッカーとして出場を続けた[2]。2014年5月の第28節チェミク・ポリツェ戦でハットトリック達成[26]

2022年3月5日、自身のtwitterにて現役引退を発表した[27]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2006 FC東京 33 J1 3 0 3 0 0 0 6 0
2007 0 0 0 0 0 0 0 0
2008 鳥取 15 JFL 29 11 - 1 0 30 11
2009 29 19 6 - 0 0 19 6
2010 8 1 - 0 0 8 1
2011 秋田 19 20 2 - 2 1 22 3
タイ リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2012 (en パタヤU 25 TPL[注 1]
ラトビア リーグ戦 リーグ杯ラトビア杯 期間通算
2012 (en グルベネ 9 ヴィルス 9 0 - - 9 0
ポーランド リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2012-13 (pl コシャリン -[注 2] 3.リガ 8 0
2013-14 (pl 29 6
2014-15 (pl 28 7
2015-16 (pl D.ポモルスキエ 15 4
インド リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2015-16 (en ムンバイ 9 Iリーグ 14 3
タイ リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2016 (en ラムパーン 8 Div1[注 1] 8 1
2017 (en T2[注 1] 3 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 トヨタ 23[注 3] 東海1部 3 0 - - 3 0
通算 日本 J1 3 0 3 0 0 0 6 0
日本 JFL 76 20 - 3 1 79 21
日本 東海1部 3 0 - 0 0 3 0
タイ TPL
タイ T2 11 1
ラトビア ヴィルス 9 0 - - 9 0
ポーランド 3.リガ 80 17
インド Iリーグ 14 3
総通算 196 41 3 0 3 1 202 42

個人タイトル

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代表歴

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脚注

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注釈
  1. ^ a b c TPLは1部相当。Div1及びT2は2部相当。
  2. ^ 変動制。コシャリンでは13番の着用が多かった。
  3. ^ 入団当初の背番号は6であったが、23に変更[31]
出典
  1. ^ a b c d PLAYER'S DATABASE 小澤 竜己”. 2007年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月31日閲覧。 WEBサッカーマガジン (2007年2月13日)
  2. ^ a b c d e f 小澤竜己に聞く (365日FC東京/東京ぴーぷる) サッカーキング (2013年12月17日)
  3. ^ a b c d 元日本一エース・小沢“戦場”求めトライアウト (2/2)”. 2008年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月10日閲覧。 サンケイスポーツ (2008年12月17日)
  4. ^ a b 第84回全国高校サッカー選手権大会特集 注目選手紹介 (archive) J's GOAL
  5. ^ 第84回全国高校サッカー選手権大会特集 展望・見所 (archive) J's GOAL
  6. ^ 第84回全国高校サッカー選手権大会 優秀選手 Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2006年1月9日)
  7. ^ 小澤竜己選手(青森山田高等学校)来季新加入内定のお知らせ”. 2005年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月10日閲覧。 FC東京 (2005年7月4日)
  8. ^ 選手出場記録 Jリーグ (2006年12月2日)
  9. ^ 試合記録 ナビスコ第5節 FC東京 (2006年5月17日)
  10. ^ ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 浦和 レポート Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2006年5月18日)
  11. ^ U-20日本代表候補トレーニングキャンプ(5/13~16)メンバーに小澤竜己選手選出のお知らせ”. 2007年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月10日閲覧。 FC東京 (2007年5月11日)
  12. ^ 小沢 リスタート グローインペイン症候群から復帰 東京中日スポーツ (2007年8月3日)
  13. ^ 小澤竜己選手の検査結果について”. 2012年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月10日閲覧。 FC東京 (2007年6月14日)
  14. ^ 小澤竜己選手 ガイナーレ鳥取(JFL)へ期限付移籍決定のお知らせ”. 2008年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月10日閲覧。 FC東京 (2008年1月11日)
  15. ^ チームプレーも意識 FW小沢竜己 (背番号29) 日本海新聞 (2010年6月30日)
  16. ^ 来季契約非継続選手について”. 2008年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月11日閲覧。 FC東京 (2008年12月7日)
  17. ^ 2008/2009 Jリーグ合同トライアウト15日(月)出場選手一覧 Jリーグ選手協会 2008.12.16付ニュースリリース
  18. ^ 小澤竜己選手 ガイナーレ鳥取へ完全移籍決定のお知らせ”. 2012年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月20日閲覧。 FC東京 (2009年1月19日)
  19. ^ 小澤竜己選手移籍先決定のお知らせ ガイナーレ鳥取 (2010年12月30日)
  20. ^ 鈴木 健児選手、小澤 竜己選手完全移籍内定のお知らせ ブラウブリッツ秋田 (2010年12月30日)
  21. ^ 小澤竜己選手の契約について ブラウブリッツ秋田 2011.12.07
  22. ^ “โค้ชหนุ่ย” ตัดสินใจใส่ชื่อ "ริวกิ โคซาว่า" หอกซามูไร ลุยไทยลีกคนสุดท้าย 09-03-2012(タイ語)パタヤ・ユナイテッドFC 2012.03.09
  23. ^ J2やJFLよりタイリーグに行くべき? "微笑の国"の知られざる蹴球事情。 NumberWeb (2012年8月15日)
  24. ^ 小澤竜己選手(元パタヤ・ユナイテッドFC)、FBグルベネ2005(ラトビア1部)へ移籍!! SAMURAI×TPL 2012.09.27
  25. ^ Ryuki Kozawa graczem Gwardii(ポーランド語)KSグバルディア・コシャリン (2013年3月19日)
  26. ^ III liga 2013/2014, grupa: pomorsko-zachodniopomorska - Kolejka 28(ポーランド語)90minut.pl
  27. ^ 公式Twitter 2022年3月5日
  28. ^ 『FC東京ファンブック2007』毎日新聞社、2007年、55頁。 
  29. ^ トヨタ蹴球団情報(追加登録) - 東海社会人サッカーリーグ、2017年7月25日
  30. ^ 公式Twitter 2018年1月27日
  31. ^ トヨタ蹴球団情報(背番号変更)”. 東海社会人サッカーリーグ (2017年8月11日). 2018年2月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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