寺田駅 (富山県)
寺田駅 | |
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駅舎(2018年6月) | |
てらだ Terada | |
所在地 | 富山県中新川郡立山町浦田257 |
駅番号 | T08 |
所属事業者 | 富山地方鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
360人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月15日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■本線 |
キロ程 | 9.8 km(電鉄富山起点) |
◄T07 越中舟橋 (1.3 km) (0.7 km) 越中泉 T09► | |
所属路線 | ■立山線 |
キロ程 | 0.0 km(寺田起点) |
(1.4 km) 稚子塚 T44► | |
備考 | 直営駅 |
寺田駅(てらだえき)は、富山県中新川郡立山町浦田にある富山地方鉄道の駅である。駅番号はT08。
利用可能な鉄道路線
[編集]歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)8月15日:富山電気鉄道の富山田地方駅 - 当駅 - 上市口駅間と当駅 - 五百石駅間の開通と同時に開業。
- 1943年(昭和18年)1月1日:富山電気鉄道が富山県内の鉄道会社を合併し富山地方鉄道に社名を変更。
- 1985年(昭和60年)11月25日:連絡運輸廃止[1]。
- 2016年(平成28年)9月23日:駅舎のリフォーム工事が完了。
駅構造
[編集]駅の北寄りに本線、南寄りに立山線のそれぞれ2面2線のホームを持つが、1番線と3番線の間に待合室が設置されており、2面のホームが一つにつながってコの字型になっている3面4線の地上駅である。ホームは駅舎側から順に4番、3番、1番、2番と変則的な付番になっており、寺田駅構内の立山線電車の離合は右側通行になっている。
駅舎は開業時より使用されている木造駅舎であり、駅名の表札が「驛田寺」と未だに「驛」かつ右書きで表記されている数少ない駅である。長年に渡りほとんど改修されずに使用されていたが、老朽化のため2016年に外壁の張り替えや窓のサッシ化など大規模なリフォームを行った。リフォーム後も出札窓口や待合室などはリフォーム前とほぼ変わっていないが、ICカード専用改札機が設置されている。
1番線と3番線の間の待合室内には売店・案内所があったほか中央のスペースには旧信号扱所が残されている。またこの待合室は現在は立ち入り禁止になっており、軒下のベンチと飲料水の自販機のみ利用できる。
両線は電鉄富山方で分岐する。旧・立山鉄道線(新宮川駅 - 旧・上市駅 - 五百石駅間)廃止の代替として、開業当初よりデルタ線の設置が予定され、駅東側に上市方面と五百石方面とを連絡する短絡線が敷かれる予定だった。路盤のみ完成していたが線路が敷かれることはなく、未成に終わっている[2]。このため立山 - 宇奈月温泉間の直通運転を行う「アルペン特急」は、立山発宇奈月温泉行の場合まず立山線からの上り3番線で降車扱いを行い、電鉄富山方本線上に停車して方向転換し、本線下り2番線に入り乗車扱いを行う。宇奈月温泉発立山行の場合はこの逆である。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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4 | ■立山線 | 下り | 立山方面 | |
3 | ■本線 | 上り | 電鉄富山方面 | 立山方面からの列車 |
1 | 宇奈月温泉方面からの列車 | |||
2 | 下り | 電鉄黒部・宇奈月温泉方面 |
配線図
[編集] ← 電鉄富山 |
→ 宇奈月温泉 |
|
↓ 立山 | ||
凡例 出典:[3] |
ギャラリー
[編集]-
駅舎内(2019年11月)
-
駅舎内(2007年5月、リフォーム前)
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本線ホーム(2019年11月)
-
立山線ホーム(2019年11月)
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1番線と3番線の間の待合室(2007年5月)
-
待合室内部(2007年5月)
利用状況
[編集]「富山県統計年鑑」[4]と「統計たてやま」[5]によると、2019年度の1日平均乗降人員は360人である。
近年の乗降人員推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
1995年 | 490 |
1996年 | 490 |
1997年 | 449 |
1998年 | 412 |
1999年 | 384 |
2000年 | 371 |
2001年 | 352 |
2002年 | 357 |
2003年 | 355 |
2004年 | 343 |
2005年 | 351 |
2006年 | 348 |
2007年 | 357 |
2008年 | 351 |
2009年 | 336 |
2010年 | 338 |
2011年 | 331 |
2012年 | 350 |
2013年 | 320 |
2014年 | 347 |
2015年 | 350 |
2016年 | 353 |
2017年 | 368 |
2018年 | 382 |
2019年 | 360 |
2020年 | 280 |
2021年 | 284 |
2022年 | 304 |
2023年 | 286 |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]- 富山地方鉄道
- ■本線
- ■立山線
脚注
[編集]- ^ 『富山地方鉄道70年史 -この20年のあゆみ-』(2000年9月、富山地方鉄道株式会社発行)98頁。
- ^ 今尾恵介 (2021年1月13日). “鉄道王国の歩み 公文書と地形図でたどる私鉄史 第12回 富山地方鉄道(6)”. 白水社. 2021年7月17日閲覧。
- ^ 川島令三、『中部ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』、p.32, 講談社、2010年10月、ISBN 978-4062700672
- ^ “富山県統計年鑑(とやま統計ワールド)”. 富山県. 2024年8月29日閲覧。
- ^ “統計たてやま”. 立山町. 2024年8月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 寺田駅 - 富山地方鉄道