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富田林駅

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富田林駅
駅南口(2015年12月)
とんだばやし
Tondabayashi
O17 喜志 (2.3 km)
(0.6 km) 富田林西口 O19
地図
所在地 大阪府富田林市本町18-17
北緯34度30分16.4秒 東経135度36分4.6秒 / 北緯34.504556度 東経135.601278度 / 34.504556; 135.601278座標: 北緯34度30分16.4秒 東経135度36分4.6秒 / 北緯34.504556度 東経135.601278度 / 34.504556; 135.601278
駅番号  O18 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 O 長野線
キロ程 5.7km(古市起点)
大阪阿部野橋駅から24.0 km
電報略号 トン
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
(特定日)13,577人/日
-2018年-
開業年月日 1898年明治31年)4月14日
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富田林駅(とんだばやしえき)は、大阪府富田林市本町にある、近畿日本鉄道(近鉄)長野線。駅番号はO18

歴史

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駅構造

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富田林駅 配線図

喜志駅

2 1


STRg STRf
KRWgl+l KRWgr+r
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
KRWgl+l KRWgr+r
STRg STR
STRf ENDEe

富田林西口駅

相対式2面2線の地上駅。古市方が複線、河内長野方が単線の行き違い駅でもある。駅の古市方・河内長野方両方に上下線間の交差渡り線がある。下り線の河内長野方に折り返し待機用の引上線があるが、踏切がある関係で有効長は5両分となっている。南北に駅舎・改札口があり上りホームへは北口、下りホームには南口が直結している。双方のホームは地下通路でつながっている。トイレは両ホームにあり、いずれも男女別の水洗式。ホーム有効長は8両分。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 O 長野線 下り 河内長野方面[7]
2 上り 大阪阿部野橋方面[7]

特徴

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駅設備・営業面

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  • 古市駅管理の有人駅で、PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
  • 特急券および定期券は専用の自動券売機にて購入可能[8]であり、一部時期は窓口で購入が可能。

ダイヤ面

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  • 全定期旅客列車が停車しており、平日朝と夕方に大阪阿部野橋駅 - 当駅間の準急が概ね毎時2本、平日夕方に当駅始発の大阪阿部野橋行き急行が4本、平日夕方に当駅始発の古市行き普通が1本設定されている[9]

PL花火開催時(1953年 - 2019年迄)

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8月1日に開催される教祖祭PL花火芸術では当駅が最寄り駅で、夕方16時から北口のバスロータリーなどを車両通行を禁止していた[10]。終了直前の20時40分頃から地下通路を閉鎖して北口を古市・大阪阿部野橋方面、南口を河内長野方面専用の改札口にして、入場制限も行われている。

利用状況

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近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り[11]

  • 2023年11月7日:11,227人
  • 2022年11月8日:11,142人
  • 2021年11月9日:10,982人
  • 2018年11月13日:13,577人
  • 2015年11月10日:13,768人
  • 2012年11月13日:14,459人
  • 2010年11月9日:15,229人
  • 2008年11月18日:15,836人
  • 2005年11月8日:16,714人

駅周辺

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駅北口側

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駅南口側

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学校

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バス路線

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南口

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4市町村コミバス
金剛バスの事業廃止により2023年12月21日より引き継ぎ運行。近鉄バス南海バス乗合バスおよび河南町千早赤阪村自家用有償旅客運送。近鉄バスと南海バスの運行便は交通系ICカードの利用が可能[12]
のりば 路線 運行事業者 系統 経由 行先 備考
1 北大伴線 河南町 川向 大伴住宅前 北大伴(楠町)
石川線 河南町 川向 大ヶ塚 一須賀 阪南一須賀 大宝2丁目 近つ飛鳥博物館前
2 千早線 南海バス、千早赤阪村 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 神山 森屋 千早赤阪役場前 千早赤阪村立中学校前 一部は終点にて金剛登山口行(千早赤阪村営バス)に接続
3 河内線 河南町 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 北加納 加納 菊水苑前 河内(弘川寺前
白木線 河南町 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 河南町役場前 白木 中村 芹生谷 水分 東水分
川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 1日1本運行
さくら坂循環線 近鉄バス、河南町 64番 川向 楠徳寺かがりホール前(大伴) 寺田 河南町役場前 白木 鈴美台3丁目前 さくら坂循環 夜2本はさくら坂4丁目止
4 東條線 南海バス 川向 板持 中佐備 蒲 府立こんごう福祉センター循環 最終便はこんごう福祉センター止
近鉄バス 66番 川向 板持 中佐備 蒲 福祉センター東口 府立こんごう福祉センター前 甘南備口 甘南備 レインボーバスを活用して運行

金剛バス運行時代の南口バスロータリー完成までは、バスは南口駅舎脇に後退で入線し、同時に複数の行先が発車していく独特の方法をとっていた。のりばは行先別に4つに分かれていた(以前は5つに分かれていた)。

北口

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近鉄バス
のりば 路線 系統 経由 行先 備考
1 北野田線 40番 PL本庁前 木材団地 平尾 平尾西 菅生 北野田駅前 平日・土曜2本、休日1本運行
44番 PL本庁前 木材団地 平尾 菅生
41番 PL本庁前 木材団地 平尾 平尾西 平尾道 美原区役所前 今井 新堂町 河内松原駅前 平日・土曜夜1本、休日夜2本運行
2 金剛東団地線 35番 PL本庁前 向陽台二丁目 藤沢台六丁目 中央センター前 富田林病院前 向陽台・藤沢台循環
36番 PL本庁前 PL病院正面玄関前 向陽台二丁目 藤沢台六丁目 中央センター前 富田林病院前 平日・土曜運行
37番 PL本庁前 PL病院正面玄関前 平日・土曜運行
3 レインボーバス 市役所・警察署前 川西駅筋 すばるホール 金剛公民館・図書館前 金剛連絡所前 年末年始運休
当駅よりPL病院正面玄関前停留所まで乗車の場合は無賃であるが、標柱に備付の乗車証を取る必要がある(取り忘れると有料となる)。

※このほか、周辺の病院送迎バス(富田林病院など)が多数発着する。

通学バス

下記の各学校への直通通学バスが、北口直近から発着している。

隣の駅

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近畿日本鉄道
O 長野線
急行・準急・普通
喜志駅 (O17) - 富田林駅 (O18) - 富田林西口駅 (O19)
  • 1920年(大正9年)までは喜志駅と当駅の間に宮ノ前駅が存在した。のちに移設のうえ旭ヶ岡駅として再開業し1974年(昭和49年)に廃止された。

脚注

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4 
  2. ^ 「きょう19駅で使用開始 近鉄定期券自動改札機」『交通新聞』交通協力会、1971年4月1日、2面。
  3. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、438頁。全国書誌番号:21906373 
  4. ^ “近鉄がダイヤ改正 3月15日 伊勢志摩ライナー登場”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1994年1月25日) 
  5. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日。オリジナルの2020年8月1日時点におけるアーカイブhttps://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月6日閲覧 
  6. ^ 市の概要”. 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月1日閲覧。
  7. ^ a b 駅の情報|富田林”. 近畿日本鉄道. 2021年7月17日閲覧。
  8. ^ 近畿日本鉄道|駅の情報|富田林”. www.kintetsu.co.jp. 2022年2月5日閲覧。
  9. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.232 - p.258・p.388 - p.413
  10. ^ 交通規制”. 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月1日閲覧。
  11. ^ 近鉄長野線 一日乗降人員 - 近畿日本鉄道
  12. ^ 4市町村コミバス 運行経路・運賃・運行のご案内”. 富田林市 (2023年12月21日). 2023年12月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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