宮町 (さいたま市大宮区)
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■宮町 | |
---|---|
大栄橋交差点 | |
北緯35度54分33.3秒 東経139度37分29.7秒 / 北緯35.909250度 東経139.624917度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | さいたま市 |
区 | 大宮区 |
人口 | |
• 合計 | 2,790人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
330-0802[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 大宮 |
※座標はさいたま市立大宮北小学校の位置 |
宮町(みやちょう)は、埼玉県さいたま市大宮区の町名。現行行政地名は宮町一丁目から宮町五丁目。住居表示未実施地区[4]。郵便番号は330-0802[2]。
地理
[編集]さいたま市大宮区の中央部に位置する。地区の中央を埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(旧中山道)が南北に埼玉県道2号さいたま春日部線(旧国道16号)が東西に通り、西端には東武野田線などの線路が通る。埼玉県下最大の風俗街である大宮北銀座が四丁目に所在し特殊浴場が多くある[5][6]。一丁目や二丁目は大宮銀座通りや大宮一番街などの商店街を擁する駅前商業地、三丁目や五丁目は主に住宅地である[5]。かつては大宮宿宮町であった。地名は字名に因むもので[7]、氷川神社の門前であることが地名の由来となった。
隣接する大字・町
[編集]歴史
[編集]→「大宮銀座通り § 歴史」も参照
- 1947年(昭和22年)9月1日 - 町域に当たる場所に北公民館(現、大宮北公民館)が開設される[8]。
- 1956年(昭和31年)7月10日 - 区画整理事業の実施により大宮市大字大宮、高鼻、土手宿の各一部から宮町一丁目〜五丁目が成立[7][5]。
- 1959年(昭和34年)7月1日 - 大栄橋が竣工する[9]。歩行者と自転車のみ開放。
- 1961年(昭和36年)8月30日 - 大栄橋全面開通[10]。
- 1969年(昭和44年)11月14日 - 地内に大宮西武(西武百貨店大宮店の前身、後の大宮ロフト、現大宮ラクーン)が開店する。
- 1991年(平成3年) - 地内に大原簿記情報ビジネス専門学校大宮校が開校する。
- 2001年(平成13年)5月1日 - 大宮市が浦和市、与野市と合併し、さいたま市が発足。さいたま市の町名となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行し、さいたま市大宮区の町名となる。
- 2017年(平成29年)12月17日 - 大宮風俗ビル火災が発生。死者5人[11]。
- 2018年(平成30年)4月 - 宮町1丁目、2丁目、4丁目が暴力団排除特別強化地域に設定される。暴力団員との間で みかじめ料のやり取りが禁止された[12]。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
宮町一丁目 | 118世帯 | 178人 |
宮町二丁目 | 208世帯 | 356人 |
宮町三丁目 | 422世帯 | 757人 |
宮町四丁目 | 639世帯 | 926人 |
宮町五丁目 | 433世帯 | 573人 |
計 | 1,820世帯 | 2,790人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
宮町一丁目 | 全域 | さいたま市立大宮小学校 | さいたま市立大宮東中学校 |
宮町二丁目 | 全域 | さいたま市立大宮北小学校 | さいたま市立大宮北中学校 |
宮町三丁目 | 全域 | ||
宮町四丁目 | 全域 | ||
宮町五丁目 | 全域 |
交通
[編集]鉄道
[編集]町内には鉄道は敷設されていないが、大宮駅が至近にあり最寄駅である。
道路
[編集]- 埼玉県道90号大宮停車場線・埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(旧中山道)
- 埼玉県道2号さいたま春日部線
- 銀座通り[14]
- 北銀通り
- 平和通り
- カモメ通り - 「ときわ通り」とも
- 一の宮通り(オレンジロード)
寺社
[編集]施設
[編集]町域が大宮駅前に位置するため数多くの商業施設や民間施設が立地する。かつては地内に西武百貨店大宮店(後に大宮ロフトに転換)のほか、十字屋大宮店や長崎屋大宮店などの商業施設がそれに隣接して所在していた[15][14]。
- さいたま市立大宮北小学校
- 大原簿記情報ビジネス専門学校大宮校
- 大宮宮町郵便局
- 大宮北公民館
- 宮町四丁目自治会会館
- みずほ銀行大宮支店
- 武蔵野銀行大宮支店
- 福島銀行大宮支店
- 大宮ラクーン - 複合商業施設
- 大宮一番街 - 商店街
出身人物
[編集]- 栗原利郎(地主[16]) - 栗原國起、栗原弘行兄弟の父。菱屋(栗原)の住宅は木造3階建てだった[17]。
- 栗原弘行(実業家、温冷熱医療研究家) - 尖閣諸島地権者で、菱屋会館代表取締役・栗原國起の弟。
脚注
[編集]- ^ a b “さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 962頁。
- ^ 【悲劇】5人死亡の火災が起きた、さいたま市大宮区「大宮北銀座」の様子を見に行った - 東京DEEP案内(2018年1月27日).2019年10月30日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』834頁。
- ^ 『大宮のむかしといま』 資料-30頁。
- ^ 『大宮のむかしといま』 資料-9-11頁。
- ^ 大栄橋(大宮跨線橋)1961-8-30 - 土木学会付属土木図書館、2019年10月17日閲覧。
- ^ “大宮の風俗店火災、死者5人に。これまでにわかったことは?”. huffingtonpost (2017年12月27日). 2022年11月27日閲覧。
- ^ “埼玉県暴力団排除条例”. 埼玉県警察 (2018年6月8日). 2022年8月20日閲覧。
- ^ “さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ a b 『「街の達人」でっか字埼玉便利情報地図2013年2版2刷』昭文社、2013年、1・101頁。ISBN 978-4-398-60135-3。
- ^ 『県別ユニオン 埼玉県 シティング道路地図』国際地学協会、1997年7月、88頁。ISBN 4-7718-2462-2。
- ^ 『日本紳士録 第45版』埼玉クの部8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年3月6日閲覧。
- ^ 『大正生まれの大宮っ子の思い出』7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年3月6日閲覧。
参考文献
[編集]- 交詢社編『日本紳士録 第45版』交詢社、1941年。
- 関口正一『大正生まれの大宮っ子の思い出』関口正一、1980年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日。全国書誌番号:81007009、NCID BN03449939。
関連項目
[編集]- さいたま市の地名
- 大宮地区
- 埼玉県第5区
- 宮町 (さいたま市岩槻区)
- SHOW-UP大宮劇場 - 地内にかつて存在した劇場
外部リンク
[編集]土手町 | ||||
錦町 | 高鼻町 | |||
宮町 | ||||
大門町 |