奥州市立姉体小学校
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奥州市立姉体小学校 | |
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北緯39度06分25.01秒 東経141度09分58.03秒 / 北緯39.1069472度 東経141.1661194度座標: 北緯39度06分25.01秒 東経141度09分58.03秒 / 北緯39.1069472度 東経141.1661194度 | |
過去の名称 |
下姉体小学校 下姉体尋常小学校 姉体村立下姉体尋常高等小学校 姉体国民学校 姉体村立姉体小学校 水沢市立姉体小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
白山村(1874年 - 1889年) 姉体村(1889年 - 1954年) 水沢市(1954年 - 2006年) 奥州市(2006年 - ) |
併合学校 |
姉体村立上姉体尋常小学校 水沢市立姉体小学校上姉体分校 奥州市立黒石小学校 |
設立年月日 | 1875年5月14日 |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 |
上姉体分校(1966年統合) 1918年 - 1966年 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B103221500063 |
校地面積 | 25,200 m2[1] |
校舎面積 | 4,059 m2[2] |
所在地 | 〒023-0831 |
岩手県奥州市水沢姉体町字京原70 | |
外部リンク | 公式サイト(奥州市HP) |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
奥州市立姉体小学校(おうしゅうしりつ あねたいしょうがっこう)は、岩手県奥州市水沢にある公立小学校。
沿革
[編集]上姉体小学校統合前
[編集]下姉体小学校(当校の前身)
[編集]- 1875年(明治8年)5月14日 - 下姉体小学校として、白山村字宿118番地(現:水沢姉体町字宿25番地)の龍徳寺に開校[3][4][1]。
- 1886年(明治19年)- 「下姉体尋常小学校」に改称[3]。
- 1899年(明治32年)4月1日 - 姉体村小庄に移転[1]。
- 1902年(明治35年)5月14日 - 高等科を開設し、「姉体村立下姉体尋常高等小学校[5]」に改称[3]。
上姉体小学校
[編集]- 1874年(明治7年)6月20日 - 上姉体小学校として、秋成村字寺西46番地(現:水沢姉体町字寺ノ西1-1番地)の慈眼寺に開校[4]。
- 1875年(明治8年) - 「養成小学校」に改称[3]。
- 1878年(明治11年) - 上島分教場を開設[3]。
- 1892年(明治25年) - 「姉体村立上姉体尋常小学校[5]」に改称[3]。
- 1906年(明治39年)6月4日 - 上島分教場を統合[3]。
上姉体小学校統合後
[編集]- 1918年(大正7年)3月30日 - 上姉体尋常小学校を統合し、「姉体村立姉体尋常高等小学校」に改称[1]。旧上姉体尋常小学校は上姉体分教場に移行[3]。
- 1935年(昭和10年)4月 - 青年学校令施行に伴い、姉体村立姉体青年学校を併設[6]。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行に伴い、「姉体国民学校」に改称[1]。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学校教育法施行に伴い、「姉体村立姉体小学校」に改称。姉体中学校を併設[7]。
- 1948年(昭和23年)2月1日 - 姉体小・中学校PTAを結成[7]。
- 1949年(昭和24年)9月1日 - 校章を制定[1]。
- 1952年(昭和27年)2月19日 - 校歌(作詞:及川均、作曲:鷹觜洋一)を制定[7]。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 町村合併に伴い、「水沢市立姉体小学校」に改称[7]。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 給食施設を設置し、完全給食を開始[7]。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 上姉体分校を統合[7]。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)9月1日 - プールを落成[7]。
- 1970年(昭和45年)6月1日 - ことばの学級を開設[7]。
- 1986年(昭和61年)4月1日 - ことばの学級を水沢南小学校へ移転[1][7]。校庭を拡張[7]。
- 1995年(平成7年)- 創立120周年記念として、学校園「観察園」と遊具を設置[8]。
- 2003年(平成15年)12月25日 - 現在地に新校舎と新体育館を落成[1]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)2月11日 - 新校舎の落成式・祝賀会を挙行[1]。
- 2006年(平成18年)
- 2008年(平成20年)4月1日 - 特別支援学級(肢体不自由)を開設[1]。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 文部科学省より道徳教育推進指定校に指定(2年間)[1]。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 特別支援学級(情緒障がい)を開設[1]。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震により各所が被災[9]。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 特別支援学級(病弱)を開設[1]。
- 2020年(令和2年)4月1日 - 特別支援学級(知的)を開設[1]。
- 2024年(令和6年)4月1日 - 奥州市立黒石小学校(奥州市水沢黒石町)を統合[10]。
教育目標
[編集]知・徳・体のバランスのとれた、たくましい子どもの育成
- すすんで学ぶ子ども「知」
- 親切で明るい子ども「徳」
- 健康でたくましい子ども「体」
出典:[1]
施設概要
[編集]主な施設を掲載。
- 校舎(4,059 m2[2]) - 鉄筋コンクリート造2階建てで、児童が伸び伸びと成長するように設計されている。内装は木材を多用して温もりを感じられるほか、全館暖房を備えている。外装は田園地帯に馴染むよう淡い色合いとなっている。1階中央部には全校集会が行える広さの多目的ホールを設けており、吹き抜けかつ壁面からの採光面積を広くすることで開放的で明るい空間を実現した。また、環境への配慮として太陽光パネルや風力発電設備を導入した[11]。
- 体育館(1,182 m[2])
- 屋外プール(1,050 m[12]) - ステンレス造[2]。25m6コースのメインプールと、水深が浅い13mのサブプールがある[12]。
- 校庭(13,000 m2[1])
- ビオトープ
児童・学級数
[編集]2000年度以降の児童数と学級数の推移。
年度 | 児童数 | 増減 | 学級数 | 増減 | 出典 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2000(平成12)年度 | 212 | 8 | [13] | |||
2001(平成13)年度 | 232 | 20 | 9 | 1 | [14] | |
2002(平成14)年度 | 239 | 7 | 9 | 0 | [15] | |
2003(平成15)年度 | 248 | 9 | 9 | 0 | [16] | |
2004(平成16)年度 | 253(2) | 5 | 11(1) | 2 | [17] | 特別支援学級設置 |
2005(平成17)年度 | 271(1) | 18 | 12(1) | 1 | [18] | 開校130周年 |
2006(平成18)年度 | 256 | −15 | 11 | -1 | [19] | |
2007(平成19)年度 | 265 | 9 | 11 | 0 | [20] | |
2008(平成20)年度 | 265(1) | 0 | 11(1) | 0 | [21] | 特別支援学級再設置 |
2009(平成21)年度 | 262(1) | −3 | 11(1) | 0 | [22] | |
2010(平成22)年度 | 252(3) | −10 | 11(2) | 0 | [23] | |
2011(平成23)年度 | 242(5) | −10 | 11(2) | 0 | [24] | |
2012(平成24)年度 | 238(4) | −4 | 11(2) | 0 | [25] | |
2013(平成25)年度 | 212(4) | −26 | 9(2) | −2 | ||
2014(平成26)年度 | 207(3) | −5 | 9(2) | 0 | ||
2015(平成27)年度 | 203(3) | −4 | 8(2) | −1 | 開校140周年 | |
2016(平成28)年度 | 206(3) | 3 | 8(2) | 0 | ||
2017(平成29)年度 | 203(3) | −3 | 8(2) | 0 | ||
2018(平成30)年度 | 213(4) | 10 | 10(3) | 2 | ||
2019(令和元)年度 | 216(4) | 3 | 10(3) | 0 | ||
2020(令和2)年度 | 222(7) | 6 | 11(4) | 1 | ||
2021(令和3)年度 | 235(9) | 13 | 13(4) | 2 | ||
2022(令和4)年度 | 246(11) | 11 | 14(4) | 1 | ||
2023(令和5)年度 | 247(13) | 1 | 13(3) | -1 | [1] | |
※児童数・学級数内の括弧は特別支援児童・学級数(内数) |
学区
[編集]- 奥州市水沢姉体町
- 行政区 - 西姉体、上姉体、上島、姉体中央、宿、上野、下姉体、姉体南方、北姉体
- 奥州市水沢黒石町
- 行政区 - 内堀、鶴城、長根、下柳、二渡、正方寺、小黒石、高清水
出典:[26]
進学先の中学校
[編集]- 水沢市立姉体中学校(水沢市姉体町、現:奥州市水沢姉体町)- 1968年度以前[27]
- 奥州市立水沢南中学校(奥州市水沢真城)- 1969年度以降[26][27]
アクセス
[編集]国道343号から外れた田園地帯に位置している。
バス
[編集]- 「マイネアタウン」バス停(奥州市コミュニティバス・南方線)から、徒歩で約21分。
周辺
[編集]- 寿安下堰
- 国道343号
- 多機能型事業所ワークみずさわ
- 認定こども園姉体幼稚園 - 進級前幼稚園のひとつで、旧校舎跡に建設された。
- 奥州市役所水沢区姉体児童センター
出身者
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “奥州市立姉体小学校 令和5年度 学校要覧”. 奥州市 (2023年4月27日). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月9日閲覧。
- ^ a b c d “平成27年度 奥州の教育 - 学校教育”. 奥州市. p. 47 (2015年8月1日). 2016年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 水沢市史編纂委員会 編『水沢市史 4 近代 1』水沢市史刊行会、1985年11月28日、753頁。doi:10.11501/9571529。
- ^ a b 岩手県教育調査研究所 編『岩手県教育史資料 第2巻』岩手県学校用品、1958年12月20日、159頁。doi:10.11501/3039369。
- ^ a b 東京書籍商組合 編『帝国小学校名簿』東京書籍商組合、1910年10月7日、370頁。doi:10.11501/813004 。2023年12月14日閲覧。
- ^ 文部省社会教育局『青年学校名簿 昭和11年4月末日現在』文部省社会教育局、1937年3月30日、142頁。doi:10.11501/1278127 。2023年12月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 水沢市史編纂委員会 編『水沢市史 5 近代 2』水沢市史刊行会、1990年3月31日、785-786頁。doi:10.11501/9572095。
- ^ “がっこう - 沿革の概要”. 奥州市. 2007年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月13日閲覧。
- ^ “岩手県教育委員会東日本大震災津波記録誌”. 岩手県. p. 240 (2014年3月). 2023年4月14日閲覧。
- ^ 「黒石小最後の運動会 統合控え心一つに(水沢)」『胆江日日新聞』2023年5月21日。2023年5月27日閲覧。
- ^ “広報水沢 No.610 - 姉体小学校新校舎が完成”. 水沢市 (2004年2月). 2005年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月14日閲覧。
- ^ a b 「プールの工事安全祈願<水沢・姉体小>」『岩手日報』2004年8月23日。オリジナルの2004年11月9日時点におけるアーカイブ。2023年7月9日閲覧。
- ^ “水沢地域の小・中学校”. 岩手県. 2001年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月4日閲覧。
- ^ “水沢地域の小・中学校”. 岩手県. 2002年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月4日閲覧。
- ^ “水沢地域の小・中学校”. 岩手県. 2003年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月4日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成15年度”. 岩手県. p. 30 (2003年). 2004年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月4日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成16年度”. 岩手県. p. 30 (2004年). 2004年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月4日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成17年度”. 岩手県. p. 32 (2005年). 2007年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月4日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成18年度”. 岩手県. p. 32. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成19年度”. 岩手県. p. 32. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成20年度”. 岩手県. p. 34. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成21年度”. 岩手県. p. 30. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成22年度”. 岩手県. p. 28. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成23年度”. 岩手県. p. 28. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “奥州市立姉体小学校 - 学年別の児童数・学級数”. Gaccom. 2023年4月13日閲覧。
- ^ a b “奥州市立小・中学校学区のお知らせ”. 奥州市ウェブサイト. 奥州市. 2023年12月14日閲覧。
- ^ a b “公立小・中学校の統廃合状況一覧(昭和36年以降)中学校”. 岩手県. p. 5. 2023年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月14日閲覧。
- ^ a b 「大谷翔平は「国民の宝」岩手・奥州市長がエンゼルス表敬訪問「しぶとい」のは奥州市民の気質」『サンケイスポーツ』2022年10月19日。2023年4月14日閲覧。
- ^ 「大谷翔平、10年間7億ドルでドジャース移籍へ 北米プロスポーツ史上最高額」『BBCニュース』2023年12月10日。2023年12月14日閲覧。
- ^ 『「大谷先輩 僕らの希望」母校の姉体小 横断幕掲げ応援』(いわての観光とまちづくりFacebook)(岩手日日新聞・2015年12月26日付記事より引用)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]公式サイト
- 奥州市立姉体小学校 - 奥州市HP
- あねたいしょうがっこう(Wayback Machine・2007年12月26日アーカイブ分)