奈良県立大宇陀高等学校
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奈良県立大宇陀高等学校 | |
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北緯34度28分50.8秒 東経135度55分44.5秒 / 北緯34.480778度 東経135.929028度座標: 北緯34度28分50.8秒 東経135度55分44.5秒 / 北緯34.480778度 東経135.929028度 | |
過去の名称 |
奈良県立宇陀中学校(旧制) 奈良県立宇陀高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 奈良県 |
学区 |
全県一学区 三重県名張市(2次募集のみ) |
校訓 | 剛健・進取・偕和 |
設立年月日 | 1923年(大正12年)4月 |
閉校年月日 | 2023年(令和5年)3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース | ライフクリエイトコース |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D129210000058 |
高校コード | 29117A |
所在地 | 〒633-2166 |
奈良県宇陀市大宇陀迫間63-2 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
奈良県立大宇陀高等学校(ならけんりつ おおうだこうとうがっこう、英語表記 Nara Prefectural Ohuda Senior High School)は、奈良県宇陀市大宇陀迫間に所在した公立の高等学校。
設置学科・コース
歴史
1923年(大正12年)創立の「奈良県立宇陀中学校」(旧制中学校)を前身とする。1948年(昭和23年)4月の学制改革により新制高等学校となった。当初男子校であったが、同年9月の再編で「奈良県立大宇陀高等学校」に改称し、男女共学となった。2013年(平成25年)に創立90周年を迎えた。奈良県教育委員会が策定した県立高等学校適正化実施計画により、2022年度より、奈良県立榛生昇陽高等学校と統合して奈良県立宇陀高等学校が開校。統合後も当校の閉校まで両校の校地が共に使用していた。
年表
- 1923年(大正12年)4月 - 奈良県立宇陀中学校(旧制中学校)が開校。初代校長に立石秀三が就任。
- 入学資格を尋常小学校(6年)を卒業した12歳以上の男子、修業年限を5年(現在の中1から高2まで)とする。
- 1924年(大正13年)3月 - 校舎が完成。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 中等学校令の施行により、この時の入学生から修業年限が4年となる。
- 1944年(昭和19年)- 勤労動員が開始。
- 1945年(昭和20年)
- 3月 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、修業年限4年施行の時期が繰り上げられ、4年生と5年生の合同卒業式を挙行[1]。
- 4月 - 学校での授業が停止される。ただし勤労動員は継続される。
- 8月 - 終戦。
- 9月 - 授業が再開される。
- 1946年(昭和21年)4月 - 修業年限が5年に戻る(4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
- 旧制中学校の募集が停止される。
- 新制中学校が併設され(以下・併設中学校)、旧制中学校1・2年修了者を併設中学校2・3年生として収容。
- 併設中学校は経過措置として暫定的に設置されたため、新たに生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
- 旧制中学校3・4年修了者はそのまま在籍し、4・5年生となった(4年修了時点で卒業することもできた)。
- 1948年(昭和23年)
- 1949年(昭和24年)3月31日 - 併設中学校を廃止。
- 1956年(昭和31年)
- 4月 - 農業課程の募集を停止し、女子課程(家庭課程)を設置。
- 8月 - プールが完成。
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 農業課程を廃止。
- 1960年(昭和35年)4月 - 女子課程(家庭課程)の募集を停止。
- 1962年(昭和37年)
- 3月31日 - 女子課程を廃止。
- 4月1日 - 通常制普通課程を全日制課程普通科に改称。
- 1964年(昭和39年)1月 - 創立40周年を記念して図書館が完成。
- 1969年(昭和44年)4月 - 新校舎が完成。
- 1970年(昭和45年)11月 - 新体育館兼講堂が完成。
- 1971年(昭和46年)10月 - 格技場が完成。
- 1974年(昭和49年)12月 - 作法室が完成。
- 1977年(昭和52年)1月 - 女子更衣室が完成。
- 1990年(平成2年)2月 - 体育場が完成。
- 1993年(平成5年)3月 - 弓道場が完成。
- 1995年(平成7年)9月 - 校舎と格技場の大規模改修を実施。
- 1996年(平成8年)4月 - この時の入学生から制服を改定。
- 1999年(平成11年)3月 - クラブハウス(部室)が完成。
- 2005年(平成17年)9月 -「黒岩重吾の世界」室を開設。
- 2007年(平成19年)3月31日 - 菟田野分校を廃止。
- 2009年(平成21年)4月 - 女子制服を改定。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 普通科に介護に重点を置いたライフクリエイトコースを新設。[2][3]
- 2022年(令和4年)4月1日 - 奈良県立榛生昇陽高等学校と統合し、奈良県立宇陀高等学校開校。
- 2023年(令和5年)
- 3月4日 - 閉校イベント「再会」を開催[4]
- 3月31日 - 閉校。
校訓・校章・校歌
- 校訓
- 「剛健・進取・偕和(かいわ)」
- 校章
- 四方の山を図案化したものに校名「大宇陀(Ouda)」の「O」と「U」の文字を重ね、「高」の文字を置いている。
部活動
- 運動部
- 文化部
著名な出身者
交通
関連項目
脚注
- ^ 本来、中等教育令の施行された1943年(昭和18年)入学生徒が4年生を修了する1947年(昭和22年)3月に修業年限4年が施行されるはずであった。しかし戦況の悪化により、中等教育令施行以前に入学した生徒(1941年(昭和16年)・1942年(昭和17年))にも修業年限4年が適用されることとなった。この時は1940年(昭和15年)に入学した5年生と1941年(昭和16年)に入学した4年生の合同卒業式が行われた。
- ^ “13年度公立高入試概要 県立全日制、8498人 募集人員、過去最少に”. 朝日新聞奈良版. (2012年10月17日)
- ^ “平成25年度奈良県公立高等学校入学者募集人員” (pdf). 奈良県教育委員会 (2012年10月16日). 2013年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月20日閲覧。
- ^ 閉校イベント「再会」 奈良県立大宇陀高等学校 2023年4月1日閲覧
- ^ 旧制「奈良県立宇陀中学校」の校歌 - 作詞は五十嵐力、作曲は中山晋平による。歌詞は2番まであり、両番に校名の「宇陀中学」が登場する。