大塚正
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大塚 正(おおつか ただし、1902年〈明治35年〉12月11日[1][2] - 没年不明[2])は、昭和時代前期の政治家。台湾総督府官僚。陸軍司政官。大阪府堺市長。
経歴
[編集]大阪市に生まれる[1]。1927年(昭和2年)3月、京都帝国大学経済学部を卒業し、1930年(昭和5年)10月、高等試験行政科に合格する[1]。1933年(昭和8年)5月、台湾総督府専売局書記を拝命し、1936年(昭和11年)10月、地方理事官に進み、台北州蘇澳郡守に任じた[1]。その後、総督官房調査課外務企画各部勤務、新竹州花蓮港庁各総務課長などを経て、1942年(昭和17年)8月、陸軍司政長官に任じた[1][3]。
戦後、堺市長を務めた[4]。堺市長退任後の1960年(昭和35年)の第29回衆議院議員総選挙に旧大阪5区から自由民主党公認で立候補したが落選した[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 興南新聞社 1943, 58頁.
- ^ a b 日外アソシエーツ 2022, 285頁.
- ^ 帝国秘密探偵社 1943, 海外6頁.
- ^ “歴代市長と水道主担者”. 堺市上下水道局. 2020年2月27日閲覧。
- ^ 『国政選挙総覧:1947-2016』256頁。
参考文献
[編集]- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。
- 興南新聞社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1943年 。
- 日外アソシエーツ 編集『国政選挙総覧:1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。ISBN 9784816926747。
- 日外アソシエーツ 編集『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。ISBN 4816929304。