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大久保謙

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大久保 謙(おおくぼ けん、1899年4月18日 - 1986年3月26日)は、日本実業家三菱電機代表取締役社長や、日本電機工業会会長、日本兵器工業会会長、日本電子機械工業会会長などを歴任した。正四位勲二等旭日重光章

人物・経歴

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栃木県出身[1]。1921年東京高等工業学校(のちの東京科学大学)機械科卒業[2][3][4]。1924年東北帝国大学工学部電気工学科卒業、三菱電機入社。姫路工場長、営業部長を経て、1954年取締役事業部長に昇格[1][5]

1964年から三菱電機社長を務め、兵器事業の強化にあたった[1][5]。 1965年藍綬褒章受章[6]

1970年三菱電機会長。1971年蔵前工業会理事長。日本電機工業会会長、日本兵器工業会会長、日本電子機械工業会会長も歴任[5][2][1][7]アントニオ猪木仲人も務めた[8]。1977年勲二等旭日重光章受章[9]。1986年特旨を以て位記追賜せられ、正四位に叙された[10]

脚注

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  1. ^ a b c d 大久保 謙(読み)オオクボ ケンコトバンク
  2. ^ a b 蔵前工業会創立100周年記念特集” (PDF). 社団法人蔵前工業会. p. 59 (2006年). 2019年11月23日閲覧。
  3. ^ [1]蔵前工業会
  4. ^ 「 背筋を伸ばせ日本人[著西澤潤一 - 犬耳書店」]
  5. ^ a b c 「18.沿 革」三菱電機
  6. ^ 官報昭和40年本紙第11518号 5頁
  7. ^ 「昭和45年(1970)」三菱電機(株)『三菱電機社史』(1982.03)
  8. ^ 玉袋筋太郎、プロレス伝説継承委員会抱腹絶倒!! プロレス取調室(毎日新聞出版): 〜昭和レスラー夢のオールスター編〜
  9. ^ 官報昭和52年本紙第15246号 7頁
  10. ^ 官報昭和61年本紙第17748号 12頁
先代
関義長
三菱電機会長
1970年 - 1975年
次代
進藤貞和
先代
荒牧寅雄
日本兵器工業会会長
1969年 - 1971年
次代
玉置敬三
先代
土光敏夫
蔵前工業会理事長
1971年 - 1974年
次代
田中勇