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報徳学園中学校・高等学校

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報徳学園中学校・高等学校
地図北緯34度46分10.2秒 東経135度22分18.4秒 / 北緯34.769500度 東経135.371778度 / 34.769500; 135.371778座標: 北緯34度46分10.2秒 東経135度22分18.4秒 / 北緯34.769500度 東経135.371778度 / 34.769500; 135.371778
過去の名称 報徳実業学校
報徳商業学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人報徳学園
校訓 校風三則の項を参照
設立年月日 1911年
創立者 大江市松
共学・別学 男子校
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
学期 2学期制
学校コード C128310000282 ウィキデータを編集(中学校)
D128310000306 ウィキデータを編集(高等学校)
高校コード 28530H
所在地 663-8003
兵庫県西宮市上大市5丁目28-19
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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報徳学園中学校・高等学校(ほうとくがくえん ちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県西宮市上大市五丁目にある私立中学校高等学校

概要

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神戸の実業家大江市松が「以徳報徳」の精神を身につけた青年を育成したいと願い、武庫郡御影町(現在の神戸市東灘区)に3年制の報徳実業学校を創立。校章の八重桜に「実」の文字はこの当時からの名残りである。その後商業学校、工業学校へと変遷し、戦後に西宮市に移転して普通高校に転換。

硬式野球部(甲子園出場優勝2回準優勝2回、優勝1回)、陸上競技部(高校駅伝出場優勝6回)、柔道部(インターハイ団体優勝1回、個人戦優勝1回)水上競技部(インターハイ総合優勝1回)、ラグビー部(センバツ優勝1回、セブンズ優勝1回、花園準優勝1回)、相撲(高校横綱4人)、少林寺拳法部(全国大会4回優勝)などが有名。

2003年にはII進コース(中学-高校)、選抜特進コース(高校)を設立した。

制服は中学からの入学生は銀ボタン5個の紺学ラン。 高校からの入学生は金ボタン5個の紺学ラン。 食堂も設置されている。

校風三則

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  1. 以徳報徳の道風を慕ふ
  2. 至誠勤労の良風を尚ぶ
  3. 分度推譲の美風を養ふ

創立者

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大江市松(1871年生)は、御影の素封家で米穀商・造り洒屋を営む大江清兵衛の三男として生まれ、大江一族が設立した御影貯蓄銀行(1885-1930)や林業などを手掛けた実業家[1][2][3][4]。1908年に「報徳組合共済会」を、1910年に「御蔭(おかげ)報徳会」を設立後、1911年に「報徳実業学校」を開校した[4]。市松の長男・大江清一(1898年生)はのちに本学園理事長となり[5]、次男の大江清三(1905-1992)は日本大学文理学部教授[6]。現・理事長の大江透は市松の孫[7]

沿革

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発祥の地(神戸市東灘区御影中町)
  • 1911年 - 大江市松、御影町に報徳実業学校(3年制)設立。
  • 1919年 - 二宮尊徳の嫡孫二宮尊親校長就任。
  • 1924年 - 私立報徳商業学校に改称。
  • 1932年 - 神戸市青谷に移転。
  • 1944年 - 文部大臣の命により工業学校に転換。
  • 1947年 - 西宮の現在地に移転。報徳中学校認可。
  • 1952年 - 校名を報徳学園高等学校、報徳学園中学校と改称。普通科と商業科が置かれた。
  • 1963年 - 商業科廃止。
  • 1977年 - 高等学校普通科理コースを設置。
  • 1988年 - 高等学校の交換留学とホームステイ研修を開始。
  • 1989年 - 高等学校に国際コース設置。
  • 1995年 - 高等学校の文理・国際コースを改組し、特進コース設置。
  • 1998年 - 普通コースを進学コースに改称。
  • 1999年 - 中学校のイギリス語学研修を開始。
  • 2000年 - 特進コースにSクラスを設置。
  • 2003年 - 中学校にII進コース・I進コース、高等学校に選抜特進コースをそれぞれ設置。
  • 2008年 - 学園長に貝原俊民(元兵庫県知事)が就任。
  • 2011年 - 創立100周年。現校舎が竣工。
  • 2021年 - 創立110周年。

学科

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  • 選抜特進コース(高校)
  • 特進コース(高校)
  • 進学コース(高校)
  • II進コース・I進コース(中高一貫)

主な出身者

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野球

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ラグビー

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サッカー

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陸上競技

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相撲

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スポーツその他

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政治

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文化

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実業

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  • 比屋根祥行(エーデルワイス社長)
  • 李炯植(全国子どもの貧困・教育支援団体協議会副代表理事)

芸能

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関連書籍

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脚注

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  1. ^ 大江市松『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]
  2. ^ 『関西モダニズム再考』竹村民郎, 鈴木貞美、思文閣出版, 2008、p37
  3. ^ 日本醸造沿革誌 (三) : 明治期における文献」『日本釀造協會雜誌』 53巻 7号 1958年 p.508-511, 日本醸造協会, doi:10.6013/jbrewsocjapan1915.53.508
  4. ^ a b 大江市松翁と弓弦羽神社弓弦羽神社
  5. ^ 『二宮尊德と現代』理想社、1976、p167
  6. ^ 大江清三コトバンク
  7. ^ 理事長紹介報徳学園中学校・高等学校

関連項目

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外部リンク

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