堀之内 (所沢市)
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堀之内 | |
---|---|
北緯35度47分21.82秒 東経139度23分35.52秒 / 北緯35.7893944度 東経139.3932000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 所沢市 |
地区 | 三ヶ島地区[1] |
人口 | |
• 合計 | 563人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
359-1165[3] |
市外局番 | 04[4] |
ナンバープレート | 所沢 |
堀之内(ほりのうち)は、埼玉県所沢市の町名。単独町名で丁目の設定は無い。郵便番号は 359-1165[3]。
地理
[編集]所沢市内の西部、三ヶ島地区に所属する[1]。 狭山湖の北西に位置し、周辺の三ヶ島、勝楽寺、糀谷、および入間市宮寺と隣接する。 地区の北側を東西に埼玉県道・東京都道179号所沢青梅線が通っている。 当地の南部は概ね湿地帯で、さいたま緑の森博物館第2期整備予定地になっているほか自然環境保全緑地「トトロの森」5号地・13号地が点在する。 地内の高台「比良の丘」(ひらのおか)は所沢市および狭山丘陵の西端にあたり、標高175.1 m[5])と同市内では最も標高が高く市街も眺望できる[6]。 また荒川水系新河岸川の支流、砂川堀雨水幹線は、当地の「堂入り沼」[7]付近を水源に北東へと流れている。
河川
[編集]歴史
[編集]もとは江戸期より存在し、武蔵国入間郡山口領に属した元和年間より見出せる堀之内村であった[8]。正保年間は三ヶ島村の枝郷の堀之内村と見出せ、元禄年間頃までに分村したと云う[9]。知行は旗本武蔵氏および幕府領。
→「入間郡 § 近代以降の沿革」も参照
- 1868年(慶応4年) - 旗本領が韮山県の管轄となる。
- 時期不明(明治初年頃) - 郡内に江戸期より存在した別の堀之内村(現大字山口[注釈 1]の一部)があり[10][11]、その区別のため三ヶ島堀之内村に改称される[12]。
- 1871年(明治4年)11月14日 - 第1次府県統合により、入間県の管轄となる。
- 1873年(明治6年)6月15日 - 入間県が群馬県(第1期)と合併して熊谷県となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により発足した入間郡に属する。郡役所は川越町に設置。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、三ヶ島村、三ヶ島堀之内村、糀谷村、林村が合併し、三ヶ島村の大字三ヶ島堀之内となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 三ヶ島村が所沢市へ編入され、所沢市の大字となる。
- 1977年(昭和52年)
- 1978年(昭和53年)
地名の由来
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
堀之内 | 211世帯 | 563人 |
小・中学校の学区
[編集]町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
堀之内 | 全域 | 所沢市立三ヶ島小学校(三ヶ島) | 所沢市立三ヶ島中学校(三ヶ島) |
交通
[編集]鉄道
[編集]地内に鉄道は敷設されていない。 最寄駅は、北東に西武池袋線・狭山ヶ丘駅、また南東に西武狭山線/西武山口線・西武球場前駅。
道路
[編集]- バス
- 地内のバス停は、「台」・「堀之内」。
施設
[編集]- 公共
- 三ヶ島第四区自治会集会所
- 三ヶ島第四区自衛消防隊
- 教育
- 早稲田大学所沢キャンパス(西側敷地)
- 寺社
- 山之神神社 - 御神木のヤマザクラは所沢市の巨樹・巨木に認定されている(認定番号No.7)[17]
- 金仙寺 - 真言宗豊山派 - 創建は平安時代[18]。境内に樹齢約140年のシダレザクラがある[18]。
- 聴松軒 - 狭山三十三観音霊場第31番札所。
- その他
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 所沢市公式「防災ガイド Archived 2011年3月15日, at the Wayback Machine.・避難所マップ(三ヶ島地区マップ)」 (PDF) - 所沢市ホームページ. 2013年7月閲覧
- ^ a b “最新の人口について”. 所沢市 (2017年10月17日). 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “所沢市の面積と位置”. 所沢市役所 (2018年4月1日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ a b 比良の丘(ひらのおか) - 所沢市ホームページ. 2013年7月閲覧[リンク切れ]
- ^ 写真で見るところざわの移り変わり 砂川堀水源付近(昭和58年) - 所沢市ホームページ. 2013年7月閲覧[リンク切れ]
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 775-776頁。
- ^ 新編武蔵風土記稿 堀之内村.
- ^ “駆け足で所沢の歴史をたずねる”. 所沢市役所 (2015年1月6日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 875頁。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 805頁。
- ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1087-1090頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 712頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 655頁。
- ^ 住所別通学区域一覧表 - 所沢市ホームページ. 2013年7月閲覧
- ^ 巨樹・巨木一覧(ヤマザクラ) - 所沢市ホームページ. 2013年7月閲覧[リンク切れ]
- ^ a b 所沢市まちづくり観光協会 金仙寺のしだれ桜とカタクリ.
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 「堀之内村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ159入間郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764001/84。
- “50.金仙寺のしだれ桜とカタクリ”. 所沢市まちづくり観光協会. 2022年11月26日閲覧。
外部リンク
[編集]糀谷 | 三ヶ島 | |||
堀之内 | ||||
宮寺 (入間市) | 勝楽寺 |