埼玉県道46号加須北川辺線
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主要地方道 | |
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埼玉県道46号加須北川辺線 | |
路線延長 | - km |
起点 | 加須市三俣 三俣交差点 |
終点 | 加須市柏戸 柏戸(遊水地)交差点 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道125号 国道354号 |
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埼玉県道46号加須北川辺線(さいたまけんどう46ごう かぞきたかわべせん)は、埼玉県加須市にある県道(主要地方道)である。
概要
[編集]利根川を埼玉大橋により跨ぎ、利根川北側にある加須市の旧北川辺町と旧大利根町ほか埼玉県内他市町村とを直接繋ぐ唯一の道路である[1]。旧北川辺町内では加須方から来て北川辺消防署前交点を右折するルートと、直進し渡良瀬遊水地へと至る(バイパス)が並行しており、現在では前者は旧道区間は市道および終点付近が埼玉県道368号飯積向古河線となっており、現道はバイパスの方となっている。
かつては、三国橋を渡った先の茨城県古河市内の区間を含め、『県道古河加須線』とされており、案内標識や距離標識等での『古河』の表示はこれの名残と思われる。
加須市内では埼玉県道149号加須菖蒲線内の加須市本町交点を起点として、当線起点・睦町を経て、利根川手前の同市大越地区までの区間を『大越新道』と呼んでいるが、『大越新道』終点は、地元でも曖昧である。
路線データ
[編集]歴史
[編集]- 1970年(昭和45年)12月24日 - 前身にあたる県道古河加須線(茨城県古河市 - 埼玉県加須市)として指定される(利根川は渡船による連絡)[2]。
- 1972年(昭和47年)3月1日 - 茨城県道の古河加須線に付与されている整理番号が、383から45に改正される[3]。
- 1972年(昭和47年) - 埼玉大橋開通、渡船連絡の終了
- 1989年(平成元年) - 埼玉大橋無料化
- 1993年(平成5年) - 一部区間が国道354号に昇格、茨城県で県道指定廃止、県道加須北川辺線となる。
- 1997年(平成9年) - 道の駅童謡のふる里おおとねが道の駅として登録される。
- 2018年(平成30年)4月27日 - 板倉北川辺バイパスの開通による旧道移管に伴い、終点が柏戸(中)交差点から柏戸(遊水地)交差点へ延長される[4]。
地理
[編集]通過する自治体
[編集]- 埼玉県
- 加須市
交差する主な道路
[編集]交差する道路 | 所在地 | 交差点名 | 最高速度 (km/h) | ||
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国道125号(加須羽生バイパス) | 加須市 | 上三俣 | 三俣 | 40 | |
埼玉県道84号羽生栗橋線 | 下樋遣川 | 樋遣川 | |||
埼玉県道60号羽生外野栗橋線 | 佐破 | 砂原 | 50 | ||
埼玉県道368号飯積向古河線 | 麦倉 | ※接続なし | |||
埼玉県道369号麦倉川俣停車場線 | 北川辺消防署前 | ||||
(板倉北川辺バイパス)国道354号(新三国橋) | 柏戸 | 柏戸中 | |||
埼玉県道9号佐野古河線 | 本線 | 柏戸遊水地 |
交差する高速道路・鉄道・河川
[編集]周辺の主な施設・観光地
[編集]- 埼玉県農林総合研究センター水産研究所
- 加須市立樋遣川小学校
- 加須市立加須北中学校
- 加須大利根工業団地
- 道の駅童謡のふる里おおとね
- 加須市役所北川辺総合支所(旧・北川辺町役場)
- オニバス自生地
ギャラリー
[編集]-
加須市砂原付近
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加須市 埼玉大橋付近
-
加須市麦倉付近
脚注
[編集]- ^ 埼玉大橋は当初有料道路として開通し、これを回避すると国道354号や国道4号により茨城県古河市や埼玉県久喜市の旧栗橋町を経由しなければならなかったため、無料化されるまでは旧北川辺町と埼玉県本土においての地域間交流は乏しく、前者の住民の生活区域はほぼ茨城県に向いていた
- ^ “県道路線の認定(昭和45年12月24日 茨城県告示第1674号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5874号: p. p. 5, (1970年12月24日)
- ^ “昭和45年茨城県告示第1674号及び第1675号の一部改正(昭和47年3月1日 茨城県告示第201号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: pp. p. 10, (1972年3月1日)
- ^ “県道加須北川辺線の区域の変更(平成30年4月27日 埼玉県行田県土整備事務所長告示第4号) (PDF)”, 埼玉県報 (埼玉県) 第2997号, (2018年4月27日)