喜連
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喜連 | |
---|---|
喜連瓜破駅 改札口 | |
北緯34度36分47.17秒 東経135度33分8.3秒 / 北緯34.6131028度 東経135.552306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 大阪市 |
区 | 平野区 |
面積 | |
• 合計 | 0.695820327 km2 |
人口 | |
• 合計 | 12,646人 |
• 密度 | 18,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
547-0027[3] |
市外局番 | 06(大阪MA)[4] |
ナンバープレート | なにわ |
喜連(きれ)は、大阪府大阪市平野区にある地区および町名。現行行政地名は喜連一丁目から喜連七丁目。なお、この項では、町名の喜連について述べる。
地理
[編集]平野区の西部に位置し、東に喜連東、西に喜連西、南に瓜破、北の西側に流町、東側に平野南と接している。
歴史
[編集]沿革
[編集]喜連村として成立したが、1620年に中喜連村・西喜連村・東喜連村に分割。1624年に中喜連村が幕府直轄領、1704年に西喜連村と東喜連村が古河藩領(本多中務家)と定められた。[5] 村には三箇所の池があり、特に南西部にあった大きな池は西池と呼ばれた。現在でも大阪シティバス喜連西池前停留場や交差点名にその名を残すが、池自体は既に埋め立てられて姿を消している。
1934年(昭和9年)9月21日、室戸台風の暴風雨。喜連小学校の木造校舎が倒壊するなどした[6]。
1974年(昭和49年)、大阪市東住吉区喜連町・瓜破西佃町・今林町・瓜破狭川町・瓜破東之町・瓜破東佃町の各一部より、平野区喜連1 - 7丁目成立[7]。
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)9月30日現在(大阪市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
喜連一丁目 | 877世帯 | 1,748人 |
喜連二丁目 | 1,369世帯 | 2,737人 |
喜連三丁目 | 582世帯 | 1,325人 |
喜連四丁目 | 1,180世帯 | 2,263人 |
喜連五丁目 | 1,069世帯 | 2,555人 |
喜連六丁目 | 345世帯 | 759人 |
喜連七丁目 | 575世帯 | 1,259人 |
計 | 5,997世帯 | 12,646人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 12,800人 | [8] | |
2000年(平成12年) | 12,677人 | [9] | |
2005年(平成17年) | 12,702人 | [10] | |
2010年(平成22年) | 12,720人 | [11] | |
2015年(平成27年) | 12,454人 | [12] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 4,724世帯 | [8] | |
2000年(平成12年) | 4,881世帯 | [9] | |
2005年(平成17年) | 5,146世帯 | [10] | |
2010年(平成22年) | 5,344世帯 | [11] | |
2015年(平成27年) | 5,303世帯 | [12] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。なお、小学校・中学校入学時に学校選択制度を導入しており、通学区域以外に通学区域に隣接している小学校・平野区内にある中学校から選択することも可能[14]。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
喜連一丁目 | 全域 | 大阪市立喜連北小学校 | 大阪市立喜連中学校 |
喜連二丁目 | 全域 | 大阪市立喜連小学校 | |
喜連三丁目 | 全域 | 大阪市立喜連北小学校 | |
喜連四丁目 | 1~3番、5番 6番1〜2号 6番13~37号 7~11番 13番、17番 |
大阪市立喜連小学校 | |
4番 6番3~12号 |
大阪市立喜連北小学校 | ||
喜連五丁目 | 全域 | ||
喜連六丁目 | 1番1~7号 1番41~51号 | ||
1番8~40号 2~7番 |
大阪市立喜連小学校 | ||
喜連七丁目 | 全域 |
事業所
[編集]2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
喜連一丁目 | 40事業所 | 424人 |
喜連二丁目 | 92事業所 | 816人 |
喜連三丁目 | 27事業所 | 112人 |
喜連四丁目 | 82事業所 | 343人 |
喜連五丁目 | 51事業所 | 334人 |
喜連六丁目 | 32事業所 | 161人 |
喜連七丁目 | 21事業所 | 122人 |
計 | 345事業所 | 2,312人 |
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]2020年4月現在
道路
[編集]- 阪神高速14号松原線 - 喜連瓜破出入口
- 国道479号(大阪内環状線)
- 大阪府道179号住吉八尾線(長居公園通)
施設
[編集]- 大阪市立喜連小学校
- 大阪市立喜連北小学校
- 大阪教育大学附属特別支援学校
- 平野警察署 喜連交番
- 平野喜連郵便局[17]
- 如願寺
- 式内楯原神社
- 法明寺
- 専念寺
- 喜連北第一公園
- 喜連北公園
- 喜連中公園
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ “大阪府大阪市平野区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2020年3月15日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳人口・外国人人口”. 大阪市 (2019年12月12日). 2020年3月15日閲覧。
- ^ a b “喜連の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ 豆谷浩之『天明₇年における大坂周辺村落の年貢徴収の実態について~摂津国住吉郡中喜連村の実例から~』、2017年3月
- ^ 高潮の阪神沿道で三百人行方不明『大阪毎日新聞』昭和9年9月22日号外(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p229 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, pp. 411–412.
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “通学区域一覧(住所別)” (PDF). 大阪市平野区 (2019年9月11日). 2020年3月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ “平野区 学校選択制の概要” (PDF). 大阪市平野区 (2019年9月11日). 2020年3月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ “平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “大阪シティバス路線図”. Osaka Metro (2020年4月1日). 2020年7月24日閲覧。
- ^ “平野喜連郵便局”. 日本郵便. 2020年3月15日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2019年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年11月4日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 4-04-001270-4。