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吉野泰生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉野 泰生(よしの やすお、 1939年10月5日 - 2013年11月17日)は日本の実業家。元住友生命保険会長。

人物

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福岡県出身。1965年一橋大学商学部卒業、住友生命保険入社。営業畑を歩み、北九州支社長、岐阜支社長、東京開発部長、福岡支社長兼福岡法人営業部長、1988年取締役、1992年常務取締役、1995年専務取締役、1997年副社長等を歴任[1][2]。企画部門を統括し、実力者として知られた[3]

2001年住友生命保険会長就任。同年社長に就任した横山進一とともに、外資系生命保険会社に対抗し、営業職員の評価基準を変え、中高年向け保険や、医療・介護分野の保険の営業を拡大させるなど、同社の経営にあたった[4]

2007年住友生命保険名誉顧問。財団法人大阪癌研究会理事、財団法人大阪大学後援会監事等も務めた。

この間2003年からパナソニック監査役。

2013年11月17日に心筋梗塞で死去[5]。74歳没。

脚注

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  1. ^ 1988/08/25, 日経金融新聞
  2. ^ 1995/04/04, 日経金融新聞
  3. ^ 2001/05/08, 日経金融新聞
  4. ^ 2004/09/23, 日本経済新聞
  5. ^ 住友生命保険前会長、吉野泰生さん死去 毎日新聞 - archive.today(2013年11月25日アーカイブ分)
先代
浦上敏臣
住友生命保険会長
2001年 - 2007年
次代
横山進一