前橋ウィッチーズ
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前橋ウィッチーズ | |
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アニメ | |
原作 | サンライズ |
監督 | 山元隼一 |
シリーズ構成 | 吉田恵里香 |
脚本 | 吉田恵里香 |
キャラクターデザイン | 立花希望 |
音楽 | 羽深由理 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス PROJECT MBW |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2025年4月6日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『前橋ウィッチーズ』(まえばしウィッチーズ)は、サンライズ制作のテレビアニメ。2025年4月よりTOKYO MXほかにて放送予定(後述)。
概要
[編集]バンダイナムコフィルムワークスプロデュース、サンライズ(SUNRISE Studios)制作によるオリジナルアニメ作品[1]。
群馬県前橋市を舞台に、魔女になりたい5人の少女が様々な悩みと向き合いながら成長していくという内容[2]。前橋市を舞台に選んだ理由について、サンライズは「地方都市に生きる若者がとあるきっかけから人の悩みに向き合い、自分たちもその中で悩み、乗り越えて成長していく様子を描く作品の情景に、前橋市がぴったりだった」と朝日新聞の取材に対して答えた。また、前橋市という街も一つの登場人物であるという[2]。作中には群馬県庁や広瀬川、市内の商店街など実在の背景が描かれる[3]。
主人公らの魔法は「歌うこと」を通して発動する。その「歌」によって魔法空間に誘われた者は願いをかなえることができる。劇中歌のほか、オープニングやエンディングの歌唱は主要キャスト5人によるユニット「前橋ウィッチーズ」が担当する[3]。
脚本家の吉田恵里香は本作について「人の願いとは、なりたいものとは何かを探す物語。主人公5人は割と欠点があり、悩みを抱え過去を持つので等身大に感じてもらえるはず」と述べている[4]。また、人が持つ欲望や負の気持ち、欠点などに対し「それって悪いことなの」と問いたいと『ほっとぐんま630』の取材に対して答えたこともある[5]。
沿革
[編集]2024年9月5日、株式会社バンダイナムコフィルムワークスより「来春より放送予定」というプレスリリース[6]。第1弾ティザービジュアル・第1弾PVが公開される[7]。
9月28日、前橋シネマハウス(前橋市千代田町)で先行上映会。主人公5人の声優による挨拶もあった。県内外から100人のファンが集まる。春日さくらは「上毛電鉄とユイナが一緒に走るシーンが好き」と話す[8]。
9月29日、けやきウォーク前橋(前橋市文京町)でお披露目イベント。声優5人がオープニングテーマ「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」などを披露した[9]。
11月28日頃、第2弾ティザービジュアル・第2弾PVが公開される[10]。
2025年2月9日頃、第3弾ティザービジュアル・第3弾PVが公開される。主人公たちの活動舞台となる花屋が「ドリーミードリーミーフラワー」という名称であると判明[11]。
2月21日頃、放送予定の局に関する情報が公開される[12]。
登場キャラクター
[編集](出典:[13])
スタッフ
[編集]- 原作・制作 - サンライズ
- 監督 - 山元隼一
- シリーズ構成・脚本 - 吉田恵里香
- キャラクターデザイン原案 - ユウ イナミ
- キャラクターデザイン - 立花希望
- 衣装デザイン/スタイリスト - 相澤樹
- アイテムデザイン - 板垣徳宏
- コンセプトデザイン - 林絢雯、迫健太郎
- プロップデザイン - 川井康弘
- ウィッチバースデザイン - 今津良樹
- カラースクリプト - 加藤オズワルド
- 美術監督 - 阿久澤奈緒子、真村躍
- 美術デザイン - 真村躍、瀬理実穂、児玉 徹郎
- CGディレクター - 児玉徹郎
- CGモデルディレクター - 高橋将太郎
- 編集 - 長坂智樹
- 色彩設計 - 忽那亜実
- 撮影監督 - 藤田賢治
- 音響効果 - 野崎博樹
- 音響監督 - 長崎行男
- 録音調整 - 森田祐一
- 音楽 - 羽深由理
- 音楽制作 - バンダイナムコミュージックライブ
- 製作 - バンダイナムコフィルムワークス、PROJECT MBW
放送局
[編集]放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [14] | 備考 |
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2025年4月6日 - | 日曜 22:30 - 23:00 | TOKYO MX | 東京都 | |
2025年4月7日 - | 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
2025年4月11日 - | 金曜 23:30 - 土曜 0:00 | 群馬テレビ | 群馬県 | 作品の舞台地 |
ロケーション
[編集]この節では、作中に登場する実在のロケーション(いわゆる聖地)について概観する。
- 日本トーターグリーンドーム前橋
- 中央通り商店街(以上出典:[15])
- JR前橋駅
- 広瀬川 - 比刀根橋から望む広瀬川が登場
- 弁天通り商店街
- オリオン通り商店街 - 七福神あられの株式会社幸煎餅の横。また、番組の企画によりブラビ通りの別名も持つ[16][17](以上出典:[18])
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 臂真里緒「県都舞台 魔女アニメ「前橋ウィッチーズ」来春公開」『上毛新聞』2024年9月6日、24面。
- ^ a b 杉浦 2024, p. 17.
- ^ a b jomo-news.co.jp 2024.
- ^ 「小さな声 変える力に 脚本家 吉田恵里香さん」『上毛新聞』2024年10月31日、11面。
- ^ 渡辺未来, 横田麻莉 (2025年2月3日). “「虎に翼」脚本家が前橋舞台のアニメ “生きづらさ”描く”. nhk.or.jp. 2025年2月20日閲覧。
- ^ a b 株式会社バンダイナムコフィルムワークス 2024.
- ^ 仲瀬コウタロウ (2024年9月5日). “サンライズオリジナルアニメ「前橋ウィッチーズ」25年4月より放送! 群馬・前橋を舞台に5人の歌う魔女見習い描く”. アニメ!アニメ!. 株式会社イード. 2024年9月10日閲覧。
- ^ 小泉浩一「声優陣登場 ファン歓声「ウィッチーズ」前橋で先行上映」『上毛新聞』2024年9月29日、1面。
- ^ “アニメ「前橋ウィッチーズ」 つんく♂さん作詞のOP曲を披露 舞台の群馬・前橋市でお披露目イベント(page=1)”. jomo-news.co.jp (2024年9月29日). 2024年11月24日閲覧。
- ^ “オリジナルアニメ「前橋ウィッチーズ」夕景に染まる新ビジュアル、第2弾PV公開”. natalie.mu (2024年11月28日). 2024年12月14日閲覧。
- ^ “TVアニメ『前橋ウィッチーズ』新ビジュアル&PV公開!AJ2025にて放送直前トークショーの開催も決定!”. at-s.com. 株式会社静岡新聞社, 静岡放送株式会社 (2025年2月9日). 2025年2月20日閲覧。
- ^ a b “放送&配信情報”. オリジナルアニメ「前橋ウィッチーズ」公式サイト. 株式会社バンダイナムコフィルムワークス. 2025年2月24日閲覧。
- ^ a b “スタッフ&キャスト”. オリジナルアニメ「前橋ウィッチーズ」公式サイト. 株式会社バンダイナムコフィルムワークス. 2025年2月24日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ ガイドブック 2024, p. 4.
- ^ 岡正己 (2020年3月21日). “ブラビ像。”. 赤利根. 2024年11月24日閲覧。
- ^ 谷内誠 (2016年3月13日). “アーケードで大暴れ 映画館でにぎわった前橋・オリオン通り 映画「デビルマン」”. sankei.com. 2024年11月24日閲覧。
- ^ ガイドブック 2024, p. 5.
参考文献
[編集]- 杉浦達朗「前橋ウィッチーズ、市の景観随所に ガンダム生んだ会社制作アニメ、来春放送」『朝日新聞』2024年9月19日、群馬全県・朝刊、17面。
- “魔女見習いが群馬で活躍? 前橋市を舞台にしたアニメ「前橋ウィッチーズ」、来年4月に放送開始決定!”. jomo-news.co.jp (2024年9月5日). 2024年10月11日閲覧。
- “バンダイナムコフィルムワークスのサンライズスタジオによる新作オリジナルアニメーション『前橋ウィッチーズ』が2025年4月より放送決定!” (PDF) (2024年9月5日). 2024年9月5日閲覧。
- PROJECT MBW 編『欠点ばかりの私たちが、無敵になれる場所。』PROJECT MBW、2024年。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- 前橋ウィッチーズ (@maebashiwitches) - X(旧Twitter)