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儒城温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地図
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儒城温泉유성온천、ユソンオンチョン)は、大韓民国大田広域市郊外(儒城区)にある温泉。市の中心街から西へ11kmほど離れたところにある。大都市近郊にありホテル、飲食街が建ち並ぶ。大田国際博覧会会場や2002年のワールドカップの会場にもなった競技場も近い。街路には無料の足湯施設もある。

伝承

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儒城温泉には以下のような伝承が存在する。

百済時代の末期、新羅との戦争で大怪我をした息子を持つ母親が、この地に湧き出る温泉で鶴を見た。鶴は温泉に翼を沈めると、なんと怪我が治った。それを見た母親が息子を連れて、その温泉に浸からせたところ同様に怪我が綺麗に治った。

歴史

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  • 東国与地勝覧(1481年編纂)によると、李氏朝鮮の初代国王李成桂や、3代国王の太宗が入浴したことがあるという。
  • 1912年、公州実業家であり富豪金甲淳がこの近辺を買収し開発した[1]ことから本格的な開発が始まった。
  • 1918年に儒城温泉ホテル(現・儒城ホテル)が開業[2]
  • 1922年には大田温泉株式会社として株式上場を果たす。
  • 1923年から南満州鉄道が温泉の一部を買収、経営参加する。1927年頃には娯楽場も設営され賑わった[3]
  • 1958年にはホテルリベラ儒城の前身であるマンニョンチャンホテル(만년장호텔)開業[4]
  • 1986年アジア競技大会1988年ソウルオリンピックの大田選手村として再開発され、各ホテルは新築や改装を実施。1993年大田国際博覧会の会場にも近く、主要宿泊地として賑わった。
  • 1994年、観光特区指定を受ける。

アクセス

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  • 大田駅から地下鉄で20分程度。儒城温泉駅5番出口から徒歩数分。
  • 大田広域市の中心部からバスで30から40分程度。また市外バスターミナルもある。

泉質

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  • 弱アルカリ性
  • 単純ラジウム泉

脚注

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  1. ^ [1]
  2. ^ History of YOUSUNG HOTEL [2]
  3. ^ 『근대사진엽서로 보는 100년전 대전』대전광역시(『近代写真はがきで見る 100年前の大田』大田広域市)2011年
  4. ^ 되돌아본 대전, 100년(振り返る大田100年)[3]

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯36度21分21秒 東経127度20分50秒 / 北緯36.35588度 東経127.34710度 / 36.35588; 127.34710