佐々木大樹 (レーサー)
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佐々木 大樹 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1991年10月15日(33歳) |
出身地 | 埼玉県川口市 |
SUPER GTでの経歴 | |
デビュー | 2012 |
所属 | KONDO Racing |
車番 | 24 |
過去所属 | TEAM IMPUL、NDDP RACING |
出走回数 | 82 |
優勝回数 | 3 |
ポールポジション | 3 |
過去参加シリーズ | |
2009-2010 2011-2012 2014-2016 |
フォーミュラチャレンジ・ジャパン 全日本F3選手権 |
選手権タイトル | |
2012 | 全日本F3選手権(Nクラス) |
佐々木 大樹(ささき だいき、1991年10月15日 - )は、埼玉県出身のレーシングドライバー。お茶の水女子大学附属中学校、慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業[1]。
経歴
[編集]1998年にカートレースデビュー。レーシングカートで多くのタイトルを獲得し、2008年からカートと並行して4輪レースへの参戦も開始する。
その後、ニッサンの若手ドライバー育成プロジェクト「ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム」(NDDP)のドライバーに選ばれる。その支援の元でレース活動を行い、2012年に全日本F3選手権Nクラスでシリーズチャンピオンを獲得。なお、当時は現役の慶應義塾大学の学生だった(2014年に卒業)。
2013年、NDDP RACINGのドライバーとして新たにSUPER GTのGT300クラス(パートナーは星野一樹)にフル参戦(17位)。2014年にKONDO RACINGに移籍しGT500クラスに参戦。2015年第4戦富士、2016年第4戦SUGO、同じく2016年に最終戦併催となった第3戦もてぎと、これまでGT500では3勝を挙げている。
2024年に名取鉄平とトレードする形でGT300クラスに移行。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと共にKONDO RACINGから日産・GT-R NISMO GT3で戦うが、BOPの性能調整に苦しめられた。
2025年はNISMO NDDPからGT500クラスに復帰。三宅淳詞とのコンビで戦う。
SUPER GT参戦と並行して、ブリヂストンのカートタイヤの開発ドライバーも担い、全日本カート選手権の最高峰クラスに供給を終了する2022年まで参戦を続けた。
レース戦績
[編集]- 1998年 - 東日本ジュニアカート選手権(2位)
- 2002年
- 茂原シリーズ JIIIクラス(シリーズチャンピオン)
- 大井松田チャレンジカップ JIIIクラス(シリーズチャンピオン)
- 秋が瀬CAカートレース JIIIクラス(シリーズチャンピオン)
- 東日本ジュニアカート選手権 JIIIクラス(シリーズチャンピオン)
- 東日本ジュニアカート選手権 JIIクラス(シリーズチャンピオン)
- 2003年
- 大井松田チャレンジカップ Sクラス(シリーズチャンピオン)
- 秋が瀬CAカートレース TIAクラス(シリーズチャンピオン)
- 2004年
- 全日本ジュニアカート選手権(シリーズチャンピオン)
- SL全国大会 SSクラス(優勝)
- 東日本ジュニアカート選手権 SJクラス(シリーズチャンピオン)
- 新東京NTCカップ SSクラス(シリーズチャンピオン)
- 2005年
- ROK世界カート選手権(3位)
- 全日本カート選手権 ICAクラス(5位)
- 新東京NTCカップ Sクラス(シリーズチャンピオン)
- 2006年 - 全日本カート選手権 ICAクラス(2位)
- 2007年
- 全日本カート選手権 FAクラス(シリーズチャンピオン)
- ARTAチャレンジ RSOクラス(シリーズチャンピオン)
- 茂木カート選手権 RMCクラス(シリーズチャンピオン)
- 榛名カップ RMCクラス(シリーズチャンピオン)
- 2008年
- 全日本カート選手権 KF1(シリーズチャンピオン)
- フォーミュラチャレンジ・ジャパン(シリーズ15位)
- 2009年 - フォーミュラチャレンジ・ジャパン(シリーズ2位)
- 2010年
- 全日本F3選手権 Nクラス(シリーズ7位)
- 全日本カート選手権 SKF(シリーズ2位)
- 2011年
- Asia Pacific Championship KF1(シリーズチャンピオン)
- 全日本F3選手権 Nクラス(シリーズ4位)
- 2012年
- 全日本F3選手権 Nクラス(シリーズチャンピオン)
- World Karting Championship(シリーズ4位)
- SUPER GT GT300クラス(シリーズ24位)
- 2013年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズ17位)
- 2014年
- 全日本F3選手権(シリーズ5位)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ10位)
- 2015年
- 全日本F3選手権(シリーズ9位)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ11位・1勝)
- 全日本カート選手権・KF部門(シリーズ5位)
- 2016年
- 全日本F3選手権(シリーズ7位)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ7位・2勝)
- 全日本カート選手権・KF部門(シリーズ9位)
- 2017年
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ16位)
- 全日本カート選手権・OKクラス(シリーズ11位)
- 2018年
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ12位)
- 全日本カート選手権・OKクラス(シリーズ2位)
- 2019年
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ13位)
- 全日本カート選手権・OKクラス(シリーズチャンピオン)
- 2020年
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ15位)
- 全日本カート選手権・OKクラス(シリーズ2位)
- 2021年
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ15位)
- 全日本カート選手権・OKクラス(シリーズチャンピオン)
- 2022年
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ9位)
- 全日本カート選手権・OKクラス(シリーズ9位)
- 全日本カート選手権・EVクラス(シリーズ4位)
- 2023年 - SUPER GT GT500クラス(シリーズ16位)
- 2024年 - SUPER GT GT300クラス(シリーズ7位)
全日本フォーミュラ3選手権
[編集]年 | チーム | エンジン | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 順位 | ポイント |
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2011年 | NDDP RACING | トヨタ | N | SUZ1 3 |
SUZ2 3 |
FSW1 5 |
FSW2 6 |
FSW3 5 |
FSW1 6 |
FSW2 2 |
TRM1 4 |
TRM2 5 |
OKA1 4 |
OKA2 2 |
SUZ1 C |
SUZ2 C |
SUG1 5 |
SUG2 1 |
SUG3 2 |
4位 | 58 | |
2012年 | N | SUZ1 1 |
SUZ2 1 |
TRM1 2 |
TRM1 2 |
FSW1 2 |
FSW2 5 |
TRM1 2 |
TRM2 1 |
OKA1 1 |
OKA2 1 |
SUG1 1 |
SUG2 1 |
SUG3 5 |
FSW1 1 |
FSW2 1 |
1位 | 146 | ||||
2014年 | B-MAX Racing Team with NDDP | SUZ1 7 |
SUZ2 6 |
TRM1 6 |
TRM2 5 |
TRM3 5 |
OKA1 1 |
OKA2 2 |
FSW1 3 |
FSW2 3 |
TRM1 6 |
TRM2 4 |
SUG1 5 |
SUG2 5 |
FSW1 2 |
FSW2 1 |
5位 | 63 | ||||
2015年 | SUZ1 | SUZ2 | TRM1 | TRM2 | TRM3 | OKA1 | OKA2 | FSW1 4 |
FSW2 5 |
OKA1 | OKA2 | FSW1 | FSW2 | TRM1 | TRM2 | SUG1 | SUG2 | 9位 | 5 | |||
2016年 | VW | SUZ1 5 |
SUZ2 4 |
FSW1 1 |
FSW2 1 |
OKA1 | OKA2 | SUZ1 | SUZ2 | FSW1 | FSW2 | TRM1 | TRM2 | OKA1 | OKA2 | SUG1 | SUG2 | SUG3 | 7位 | 29 |
SUPER GT
[編集]脚注
[編集]- ^ Nast, Condé (2019年9月11日). “現代レーサー物語 Vol.3佐々木大樹(前編)──今を駆け抜ける現役ドライバーが激動の半生を語る!”. GQ JAPAN. 2021年10月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 佐々木大樹 Offical Website
- 佐々木大樹 (@daikiwolf23) - X(旧Twitter)