伊香牛駅
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伊香牛駅 | |
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駅舎(2018年4月) | |
いかうし Ikaushi | |
◄A35 当麻 (5.6 km) (6.4 km) 愛別 A38► | |
所在地 | 北海道上川郡当麻町伊香牛 |
駅番号 | ○A37 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 19.5 km(新旭川起点) |
電報略号 | イカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
12人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)11月4日[1] |
備考 | 無人駅 |
伊香牛駅(いかうしえき)は、北海道上川郡当麻町伊香牛にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。事務管理コードは▲122504[2]。電報略号はイカ。駅番号はA37。
歴史
[編集]- 1922年(大正11年)11月4日:鉄道省石北線新旭川駅 - 愛別駅間開業にともない開業(一般駅)[3]。
- 1927年(昭和2年)10月10日:所属路線名が石北西線に改称[4]。
- 1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅間を石北線と線名改称[4]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[4]。
- 1962年(昭和37年)11月1日:貨物扱い廃止[1]。
- 1983年(昭和58年)1月10日:荷物扱い廃止[1]。CTC導入にともない駅員無配置駅となり[5]、簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[1][4]。
- 1988年(昭和63年)
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
[編集]所在地名より。アイヌ語の「イイカウシイ(i-ika-us-i)」〔それ・を越え・つけている・所(=越す所)〕に由来する[8]。知里真志保の解釈では石狩川の渡河点の意であったとしている[8]。また1973年に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』等では「いつもあふれる所[9]」の意[9][6]、とする解釈がなされている。
駅構造
[編集]2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。駅舎反対側2番線が一線スルーとなっている。跨線橋で双方のホームは連絡する。駅舎は1988年(昭和63年)に森林組合が特産としている木を用いたログハウスに改築されている[6]。旭川駅管理の無人駅。夕方時間帯に旭川駅から当駅で折り返す列車が設定されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■石北本線 | 上り | 旭川方面 |
下り | 上川方面 | ||
2 | (待避・通過ホーム) |
-
ホーム側から見た駅舎(2013年8月)
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待合室(2018年4月)
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ホーム(2018年4月)
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跨線橋(2018年4月)
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駅名標(2018年4月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 233 | [10] | |||
2016年(平成28年) | 11.4 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 10.2 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 9.8 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 9.2 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)9.2 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)9.0 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)7.8 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)7.6 | [JR北 8] |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、917頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236 。2023年3月21日閲覧。
- ^ 「鉄道省告示第150号」『官報』第3077号、内閣印刷局、1922年11月2日、doi:10.11501/2955195、2023年1月7日閲覧。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日)
- ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 110. ISBN 4-89391-549-5
- ^ 『JR特急10年の歩み』弘済出版社、1997年5月15日、39頁。ISBN 4-330-45697-4。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト ア~イチ P1-10”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、209頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、897頁。doi:10.11501/12065814 。
JR北海道
[編集]- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 伊香牛|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company