伊藤亜聖
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人物情報 | |
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生誕 |
1984年 日本・東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 慶應義塾大学 |
学問 | |
研究分野 | 中国経済論 |
研究機関 | 東京大学社会科学研究所 |
学位 | 博士(経済学) |
伊藤 亜聖(いとう あせい、1984年- )は、日本の経済学者、東京大学社会科学研究所准教授。
人物・来歴
[編集]東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院博士課程満期退学。2014年「『世界の工場=中国』時代の産業集積 :2000年代の労働集約的産業に注目して」で経済学博士。2012年東京大学社会科学研究所特任助教、2015年講師、2017年准教授。2015年『現代中国の産業集積』で大平正芳記念賞、日本ベンチャー学会清成忠男賞受賞[1]。2021年『デジタル化する新興国』で第22回読売・吉野作造賞受賞[2]。
本人曰く、1985年に刊行された渡辺利夫の著書『成長のアジア 停滞のアジア』の文庫版を学生時代に読み、アジアの多面性を教わった[2]。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『社会人のための現代中国講義 東大塾』高原明生、丸川知雄共編、東京大学出版会、2014.11
- 『現代アジア経済論「アジアの世紀」を学ぶ』有斐閣ブックス 遠藤環、大泉啓一郎、後藤健太共編、2018.3
- 『中国S級B級論 発展途上と最先端が混在する国』高口康太編著、水彩画、山谷剛史、田中信彦共著、さくら舎、2019.5
- 『飛躍するアフリカ! イノベーションとスタートアップの最新動向』高崎早和香共編著、日本貿易振興機構、2020.4
- 『プロトタイプシティ 深圳と世界的イノベーション』高須正和、高口康太、澤田翔、藤岡淳一、山形浩生共著、KADOKAWA、2020.7
翻訳
[編集]- 蔡昉『現代中国経済入門 人口ボーナスから改革ボーナスへ』丸川知雄監訳・解説、藤井大輔、三竝康平共訳、東京大学出版会、2019.12
- 張孝栄、孫怡、陳曄『中国ユニコーン列伝 シェアリングエコノミーの盛衰』高口康太共監訳、古川智子訳、科学出版社東京、2020.10
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ researchmap
- ^ a b “デジタルの樹林を切り開く 伊藤亜聖〈第22回読売・吉野作造賞〉受賞のことば”. 中央公論.jp. (2021年6月10日). オリジナルの2021年6月10日時点におけるアーカイブ。