コンテンツにスキップ

伊勢柏崎駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊勢柏崎駅
駅入口(2010年1月)
いせかしわざき
Ise-kashiwazaki
阿曽 (5.1 km)
(4.7 km) 大内山
地図
所在地 三重県度会郡大紀町崎225
北緯34度17分58.49秒 東経136度23分44.67秒 / 北緯34.2995806度 東経136.3957417度 / 34.2995806; 136.3957417座標: 北緯34度17分58.49秒 東経136度23分44.67秒 / 北緯34.2995806度 東経136.3957417度 / 34.2995806; 136.3957417
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 82.2 km(亀山起点)
電報略号 イカ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
86人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1927年昭和2年)7月3日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

伊勢柏崎駅(いせかしわざきえき)は、三重県度会郡大紀町崎にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

旧・紀勢町にある唯一の鉄道駅で、この駅は同町入口としての役割も有していた。なお駅名は開設当時の当駅があった柏崎村の名に由来しており、それは付近の2つの集落柏野の名を合成したものである。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。開設当初の駅舎は解体され、貨車有蓋車廃車体を流用した簡易駅舎が使用されていたが、2009年に現駅舎が新築された。

紀伊長島駅管理の無人駅

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 紀勢本線 上り 松阪名古屋方面[注釈 1]
2 下り 尾鷲新宮方面[注釈 1]

利用状況

[編集]

「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 72
1999年 80
2000年 90
2001年 90
2002年 93
2003年 88
2004年 75
2005年 84
2006年 82
2007年 93
2008年 102
2009年 94
2010年 89
2011年 84
2012年 85
2013年 91
2014年 81
2015年 85
2016年 82
2017年 93
2018年 94
2019年 86

駅周辺

[編集]

大内山川が山を削って出来た僅かばかりの平地にあり、周囲には人家や郵便局学校役場出張所等がある。当駅は崎集落にあるが、北東にあるもう1つの大きな集落・柏野の入口としての役割もある。

駅南西側で大内山川に合流する三ヶ野川沿いに上流へと向かうとその道は錦峠附近で国道260号線になり、更にその国道260号線を南下すると錦漁港で有名な錦集落に辿り着く。そこには港に面していくつかの旅館等があり、大紀町役場の錦支所や大紀町立錦小学校等もある。

隣の駅

[編集]
東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
阿曽駅 - 伊勢柏崎駅 - 大内山駅

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、372頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
  4. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]