中川純男
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中川 純男(なかがわ すみお、1948年9月18日[1] - 2010年4月9日)は、日本の哲学研究者。
来歴
[編集]広島県生まれ。修道高等学校を経て、1971年京都大学文学部哲学科卒、1976年同大学院文学研究科博士課程満期退学。1993年慶應義塾大学文学部教授。2002年同言語文化研究所所長、『存在と知―アウグスティヌス研究』で慶應義塾賞受賞。2008年『哲学の歴史』(共編)で毎日出版文化賞特別賞受賞。2009年慶大文学部長。
著書
[編集]共編
[編集]- 西洋哲学史 古代・中世編 フィロソフィアの源流と伝統 内山勝利共編著 ミネルヴァ書房 1996.7
- 西洋精神史における言語観の諸相 慶應義塾大学言語文化研究所 2002.3
- 中世哲学を学ぶ人のために 加藤雅人共編 世界思想社 2005.9
- 哲学の歴史 第3巻(中世)神との対話 中央公論新社 2008.1
- 哲学の歴史 第1巻(古代 1)哲学誕生 内山勝利・小林道夫・松永澄夫共編 中央公論新社 2008.2
- 哲学の歴史 別巻 哲学と哲学史 中央公論新社 2008.8
翻訳
[編集]- 初期ストア派断片集 1 京都大学学術出版会 2000.12 (西洋古典叢書)
- 初期ストア派断片集 4・5 クリュシッポス 山口義久共訳 京都大学学術出版会 2005-2006 (西洋古典叢書)
- アウグスティヌス著作集 20/1 詩編注解 5 鎌田伊知郎・泉治典・林明弘共訳 教文館 2011.3
脚注
[編集]参考
[編集]- J-Global